製薬会社での英語学習の完全ガイド|キャリアアップに必要な英語力とは?

こんにちは、情報活用コンサルタントの前田(@seigomaeda)です。
製薬業界のグローバル化は今後も進む中で、英語の活用の場が更に増えます。では、実際のところ製薬会社でキャリアアップをするために、どのくらいの英語が必要で、どのような英語学習があるのでしょうか?

今日は、製薬会社でのキャリアップに求められている英語力とはどのようなもので、英語力を高めることによるメリットは?そしてキャリアアップにつなげるにはどのような英語学習方法があるのかを解説したいと思います。

私は、製薬会社の方々に、海外ベンダーの市場調査やコンサルテイングサービスを20年しております。そのため、製薬会社の方々がが海外ベンダーや取引先との交渉や情報交換に場に常に立ち会ってきました。製薬企業にいらっしゃる多くの方は高い英語力をもっている中で、以下のような課題を抱えていることがわかります。

※ 製薬会社での英語力に関して
■ 製薬会社でのキャリアアップをするにはどのくらいの英語力が必要?
■ 英語力を高めることのメリットとその課題とは?
■ 英語力を高める英語学習方法とは?

高い英語力が必要な製薬会社でのキャリアップ

それでは、製薬会社で「使える」英語力、今後の「キャリアアップ」につなげる英語力とはどのくらいの英語力なのでしょうか?

製薬会社では、英語における「読む」「書く」「話す」「聴く」すべてのスキルにおいて高い英語力が求められます。製薬会社では、あらゆる業務の中で英語を使う機会が多く、その際に英語力がある人材が製薬会社は必要としています。

部門によって使う英語のスキルは若干異なります。新薬を生み出し、承認をめざす研究や開発部門では、全世界の関連する文献や論文、最新情報を常に把握することが重要な業務の一つになりますので、高い英語の読解力に加え、スピードが求められます。

事業開発やライセンス部門では、海外のオフィスの管理を担当したり、海外の製薬企業やバイオテック企業と直接交渉したりしますので、英語でのプレゼン、管理、交渉ができる英語力が必要です。競合他社は日本国内に限らず、全世界の製薬企業、バイオ企業ですので、すでに情報のアンテナを海外向けに張っておくことが大切です。

国内の営業だから英語力は比較的低くても大丈夫という声もありますが、私のクライアントで海外企業との取引に携わり高い英語力をお持ちの方々の多くはMR出身という方が多くいます。MRとして営業活動を経験したからこそ培った能力やスキルを他部門で活用したいと経営層は思っていることと考えられます。

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このように、研究開発部門、事業開発部門、ライセンス部門を例に取っただけでも製薬会社にとって高い英語力は重要であることがわかります。その他の部門でも同様に英語を使う機会は多く、しっかりとした英語力があり、仕事の能力が高い人材を、適材適所で活用することが製薬会社にとって競争力を高めると言っても言い過ぎではありません。

TOEICは?

英語力の評価という点で、TOEICのスコアは英語力がどのくらいあるのか客観的な指標となります。製薬会社でも、海外駐在勤務する人材には目安となるTOEICのスコアを設定している会社もあります。TOEICで高いスコアをとっておくことは、英語を活用できる部門への配属や転職の際に有利であることは確かです。

それでは、英語でキャリアアップをしたい場合TOECのスコアはどのくらい必要なのでしょうか?採用要項などでは、700-730点が目安の様に設定されているようですが、実際に英語力があると認められるためには800点、できれば900点あると良いでしょう。特に開発部門や事業開発部門のように、海外との取引や英語の情報活用が常に求められる部門には800点以上のスコアを持つ人がたくさんいるので800点を超えていてもひときわ目立つということはないと思います。

まずはTOEIC800点で、キャリアで英語を使う機会が増えることは確かです。そのような方向けにもう少しTOEICの学習方法をまとめておりますので、ご参考にしていただけたら嬉しいです。時間がない方で「独習」を好む方には、「参考書」を使った学習方法「おすすめ「参考書」7選」の解説をしています。

 

TOEICスコアが絶対ではない?

TOEICが英語力を証明する絶対的なスコアではないことは、製薬会社の人たちは認識をしています。高い英語力をどのようにビジネスに生かせるかがもっと重要ですが、TOEICの高スコアは製薬会社で働くための「入り口」としては確かです。TOEICでの高いスコアは持っておくことはとても重要ですが、英語力に関してはより実践的なスキルや実力をつけることが大切です。

また、海外との取引先の交渉にあたったり、英語でのオンライン会議などをしたりした場合、英語力の高い人には英語力の実力はすぐにわかりますので、ごまかしは製薬会社内では効きません。ただ、製薬業界にいる人がすべて英語力がすでに高くて問題が無いわけではありません。実はみなさんが英語力を高める努力をしているからこそ高い英語力を維持できています。

私のクライアントの中でも、完全バイリンガルや帰国子女で、英語ネイティブの方は非常に稀です。殆どの方が、英語学習をすることで高い英語力をつけて業務に生かしています。

英語力の基礎があるから伸ばせる

製薬会社やバイオテック企業にいる方々は、みなさん英語に関しては基本的に基礎がある方ばかりです。

基礎がしっかりしていると、適切な英語学習をすることで英語力はかなりのスピードで向上します。仕事の中で英語を活用することで自然と身につく方もいれば、独力やスクールで英語学習をすることで、英語力を高め、ビジネスでの利用機会をつかむ方もいます。

製薬業界では本当に英語が必要なのか?英語力を高めるメリットとは?

製薬業界でのキャリアアップやプロモーションの機会を増やすために英語力は必要なスキルと言えます。現在配属の部門にかかわらず、英語力が強いことで、キャリアにおいて以下のようなメリットがあります。

海外向けの業務が増える

英語の「読み書き」はもちろん、海外の取引先や自社の現地スタッフとのコミュニケーションや交渉などが英語で出来るレベルであれば自然と海外向けの業務が増えます。

製薬会社の部長以上レベルの人で、海外出張の際に英語圏で通訳を使う人はほぼいないことも考えると、海外向けのマネージャーレベルには英語力は必須のスキルとも言え、海外向けのポジションでのプロモーションも期待できるでしょう。

仕事の幅が広がる

もし自身が英語力を英語学習によって身につけた場合には、仕事の幅が広がることが期待されます。とくに、スピーキングとリスニングは多くのビジネスパーソンが苦手にしている分野ですので、これらのスキルで秀でることが出来た場合、海外との取引きが関わるプロジェクトや海外出張など今までは頼まれなかった仕事も依頼される機会が広がります。

転職にも有利

英語力が高まることで、社内での仕事の幅が広がる可能性が出てきますが、英語力のアップで転職にも有利になります。もちろん現在の仕事の内容も大切ですが、転職の際に尋ねられる項目の一つが英語力です。

TOEICでの高スコアも良いですが、現在の職場で実際に英語を生かした仕事で自信がついたら転職の際にはこの英語力を生かした経験をアピールすることで、より良い条件での転職に繋がります。英語力の向上が自分自身のキャリアアップの近道と言えることが出来ます。

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でも、今からでは遅いかも。。。時間がとれない。。。

英語力の強さがキャリアアップにつながるのはわかるけれども、「今からだと遅い」また、仕事があるので英語学習に「まとまった時間は取れない」と思う方も多いと思います。たしかに、改めて英語学習を始めることはすごくエネルギーを使いますし、生活スタイルにも影響を与えます。

その様な場合は、まずは、すこしだけ時間をかけて自分にとってどのような英語学習の方法があるのか考えてみてはどうでしょうか?製薬会社にいる人は皆さん、基礎的な英語力はありますので、最適な英語学習を選ぶことで短時間で英語力を飛躍的に伸ばすことが可能です。

英語力の向上には、費やす時間や教材にかける費用、そして自分自身の学習への意欲が必要です。学習の目標を達成した時には、きっと英語を活用した仕事やキャリアアップにつなげている自分がいることでしょう。今からでも決して英語学習を始めることは遅くないと私は思います。

製薬会社のキャリアアップにつながる学習方法は?

それでは、製薬会社のキャリアップにつなげる英語学習方法はどのようなものがあるでしょうか?英語学習は、これといった絶対的な勉強法はありませんが、いくつかの英語学習方法や学習ポイントをあげます。

語彙力を増やす

基礎的な英語力がある人でも未知の単語や英熟語が出てくることで真っ白になってしまうことがあります。日常やビジネスで使われる頻度の高い英単語や、業界独特の英単語を集中的に学習し、語彙力を増やすことは英語力への自信に繋がります。語彙力が増えると、辞書などを活用する時間も減りますので、業務のスピードも上がります。

語彙力を高めるための教材やアプリは数多くあります。特にビジネスや業務に直結するような英単語を網羅している教材と、飽きずに続けることが出来る工夫や機能がついているアプリなどが効果的です。

良質な教材を活用

英語力を高めるための本や教材は独力で英語力を高めたいという方におすすめです。いくつか製薬業界の方やビジネスパーソンの方に使われている英語教材があります。その中から現在の自分にとって適切な教材を選んで英語学習を始めることが出来ます。教材は、書店やアプリで入手できますので手軽に始められるのも便利です。

時事ネタ、製薬業界ネタを英語で

業界の情報を英語で集めるというのは自分の英語力と同時にビジネスに直結するより実務的な英語学習方法です。自分が扱っている製品やその競合に関する英文報告書や論文、いま世界で話題となっている製薬関連の時事ニュースを英語で読む、英会話スクールや外国人の友人に製薬関連の詳しい人を見つけてビジネストークで英会話力を伸ばすことなど時事ネタや業界ネタに特化して英語学習も一石二鳥の学習方法と言えます。

スキマ時間に英語学習アプリ

忙しい毎日を送っている製薬会社のビジネスパーソンの方が、少ない時間で英語学習をするにはスキマ時間を有効に活用することが肝心です。最近はスキマ時間に英語力を伸ばすことができるスマホアプリも充実してきています。なかには無料の英語アプリもありますので、このような英語力を向上させるためのアプリを活用する方法もあります。また、スマホならではですが、より実践的に発音の向上、スピーキング力のアップなどに特徴をもったアプリもあります。

本気で伸ばしたい人には英語コーチング

自分のキャリアアップも含めて本気で英語力をアップしたい方には「英語コーチング」という比較的新しい英語学習方法もあります。この「英語コーチング」は、英会話スクールに比べるとひと月あたり10万円以上するのでかなり高めですが、文字通り「コーチ」が個別でついて英語力の向上をサポートしてくれます。

英語コーチングスクールの特徴としては、明確な目標を設定してそのための個別の教材と学習法があることやレッスンに加え自習があり英語学習の習慣化が出来ることなどがあります。「本気で英語学習を目指すビジネスパーソンにおすすめの「英語コーチング」スクール5選」では、英語コーチングのメリット、デメリットとおすすめスクールをより詳しく説明して入りますのでご参照ください。

まとめ

製薬会社で求められている英語力、どのくらいの英語力が必要なのか、そのメリットと英語学習の方法についてまとめてみました。ほとんどの部門で英語の活用機会のある製薬会社でのキャリアアップには英語力が非常に重要であることを解説しました。

客観的な英語力を示すTOEICなどでの高スコアはキャリアの機会を得るために役に立つものではあるものの、製薬会社でキャリアアップのためにはまずは入り口であり、TOEICでのスコアのみならず、より実践的な英語力が必要です。

製薬会社で働いている人は、全体的に基礎的な英語力があり、英語を読んだり、書いたりする英語力は全般的に高い中で、スピーキング、リスニングでは、他の業界同様に英語スキルの中では弱い部分でもあり、このようなスキルを伸ばすことで、より効果的に英語力を活用したキャリアアップにつながると言えます。

英語の学習方法に関してもにいくつか解説をしましたが、自分が求める英語力や部門や業務によって必要なスキルは異なることや、良質な教材を継続的に学習をすることが大切です。従来の本や教材に加えて、スマホの学習アプリや英語学習サービスの無料期間や無料コンサルテーションなどを活用し、自分が必要とする適切な学習方法を選ぶことが製薬会社でキャリアアップにつなげることができる英語学習にとって必要です。

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