製薬業界のグローバル化はすでに進んでいると考えられ、人材に対するグローバル化もますます進んでいくものと思われます。
海外とのメールやオンライン会議でのコミュニケーションは日々英語で行われ、海外からの取引先の訪問、海外への出張も頻繁です。更には、気がついたら同僚や上司が外国人という事もびっくりすることではなくなってきています。
様々な要素でのグローバル化に対応する人材に自分自身、準備をしなければなりませんが、その中でしっかりとした「英語力」を持っているかどうかは、キャリアアップという面でも今や必須項目に入ってきているのが製薬業界とも言えます。
読む、聴く、話す
製薬業界で求められる英語力は、「読む」「聴く」「話す」すべてのスキルで高いレベルが求められます。海外の顧客や取引先に対して自社の製品のプレゼンを英語でしっかり作成するのみならず、英語で「プレゼン」する事もあたりまえに求められます。
新たな論文、ニュース、治験情報など業務に必要な最新情報は英語で発行され、これらの情報から必要な情報を効率よく得ることも業務の1つです。
このように、どのような場面をとっても、製薬業界では業務上常に英語を活用しなければならない環境であると言えます。
ビジネスにつながる英語力
製薬業界に入る方々は、大学や大学院などで多くの論文を読み、自分でも英語での研究論文を書く機会に恵まれており、高い英語の基礎力があります。
このベースを仮にほとんどの方が持っているとすると、培った英語力をいかにビジネスにつなげていくかが大事になります。そのためには、自分の弱点や課題に対して、適切に対応することが必要です。
英語力が高い人材には様々な機会が与えられます。それは、未知の部門や海外勤務などへの異動ということでもチャンスが与えられることでしょう。
組織と自分に貢献する英語力
英語力とビジネスの力の両輪が生かされることで所属する会社への貢献力は高まります。
もちろん、自分自身にとっても製薬業界での長いキャリアを見た場合に、今の組織を超えて、起業や転職といった決断をするときにも、仕事の経験に加えて英語力は強い武器となります。
製薬業界での英語学習に関して、記事としておすすめの情報を発信、すこしでも製薬業界の方々の参考になればと思います。様々な場面やニーズを想定して情報をまとめておりますので、ご活用ください。