【研究職の転職】アンサーズのデータでみる失敗しない製薬業界の転職「傾向と対策」とは?

製薬業界の「研究職」で転職を検討している方々から、このようなお話を伺います。

■ 製薬業界の研究職での求人数はどのくらいあるの?
■ 研究職での転職はまずは何をするべき?
■ 研究職の転職で失敗しない方法は?

本記事では、製薬業界における研究職の最新の求人数とその需要度と傾向を見ます。そして、転職希望者がどのような対策をして、失敗しないためにはどのような方法があるのかをを解説致します。

この記事を通じて、製薬会社の「研究職」で転職を希望する方の転職の成功に役に立つ情報を提供します。

「研究職」の転職|需要度と求人データの傾向からみる対策とは?

製薬業界の「研究職」、職務内容とその役割とは?

製薬会社にとって研究職は非常に重要な役割を担っています。研究職の仕事には、主に化学、薬理、安全性、薬物動態、基盤技術の5つの部門があります。

化学部門:薬の種の種とも言える候補化合物を作成
薬理部門:候補化合物がからだに与える影響の研究
安全性部門:候補化合物に有害な作用がないかどうかの研究
薬物動態部門:薬の体内での動きの研究
基盤技術部門:より効率的な候補化合物の評価方法の作成

これらの研究を繰り返し、最終的には、臨床試験に進む候補化合物を絞り込んでいきます。

研究職が開発した医薬品が市場に出た場合、その製薬会社にとっては大きな収益源となります。また、開発した医薬品が患者さんの命を救うことに繋がるため、社会貢献度も高い仕事です。

「研究職」転職市場の現状の求人数とその傾向、需要度は?

製薬業界「研究職」の求人数は、「アンサーズ」が定期的に製薬業界の「研究職」の求人数を公開しています。カテゴリーに関して、「アンサーズ」で、研究職を大きく「創薬研究」「前臨床研究」「細胞培養/テクニシャン」に分けて求人情報を提供しています。

研究職の求人を、製薬業界の職務別で求人数を見た場合、開発職に次いで2番めに求人数が多い職種です。約1200もの求人数(非公開含む)があるものの、非公開情報が非常に多いことも研究職の求人の特徴と言えます。

それでは、2023年6月時点の研究職の求人数(公開求人数と非公開求人数)と2022年後半から23年前半にかけての全体的な傾向からも研究部門の求人の傾向を見てみましょう。

研究職の求人数データ 出典:アンサーズの転職サイト
公開求人数 非公開求人数 総求人数
創薬研究 179 563 742
前臨床研究 69 222 291
細胞培養/テクニシャン 43 142 185
合計 291 927 1218

総求人数は非公開求人を含む。データはアンサーズから 2023年6月

「研究職」求人数月毎の増減%データ 出典:アンサーズ
23年3月 23年2月 23年1月 22年12月 22年11月 22年10月 22年9月 平均
基礎研究 6% -8% 4% -3% -1% -2% 6% -1%
前臨床研究 -1% -4% -3% 6% -5% 3% 7% 0%

出典:アンサーズニュース発表情報を収集して編集

上記は、研究職の求人データをを22年9月から23年3月までまとめたものです。製薬業界全体の従業員数は減少傾向にありますが、研究職の求人動向は、2022年9月から2023年2月にかけて、継続的に堅調に推移してます。全体の減少傾向にも関わらず、求人数が堅調なことは、研究職への高い需要度がベースにあります。

製薬業界の研究職の求人傾向としては、バイオ医薬品、再生医療、核酸医薬などの先端技術分野と基礎研究において、求人数が多かったとアンサーズは解説しています。求人がある分野に関するスキルや知識を持っている人材にとって、転職市場は比較的好調で有利であるということが言えます。

全体的には、再生医療、核酸医薬、タンパク質の構造解析などの先端技術分野での募集が多く、かった。内資メーカー中心にニーズがあると報告された月もあり、バイオインフォマティクスやCMC系の求人も増えています。

研究職の転職で成功するために必要なポイント

1.自己分析と職務経歴書、面接対策

製薬業界の開発職での転職を成功させるためには、自己分析が欠かせません。自分がどのような仕事をしたいのか、どのような会社で働きたいのかを明確にすることが必要です。また、自己分析に基づいた自己PRも重要です。自分がどのような価値を持ち、どのような業務経験があるのかを整理しましょう。職務経歴書は重要なことはもちろんですが、面接対策もしっかりと準備をしましょう。

自己分析をしっかりすることで、自分の強みや弱みを知り、それをどのように伝えるか、どのような質問が出るかを予想し、準備をしておくことが大切です。

別途記事で、はじめての製薬業界での転職に関して「するべき7つの準備」を詳しく解説してますので、併せてご活用下さい。

2.製薬会社、バイオ、最新技術の情報収集

製薬会社の研究職にとって、継続的な情報収集が重要です。製薬会社やバイオ企業、最先端のテクノロジーが常に進化してます。そのため、業界動向を把握し、最新の知識や技術を習得することが求められます。

研究職の転職を考える場合、これらの情報収集が更に重要です。研究職の場合、専門性が求められるため、業界動向や最新の技術・知識を知り、習得することが、転職成功の鍵となります。

業界専門誌や学会発表、社内外の勉強会や研究会、最先端のテクノロジーを紹介するニュースサイトなどから、情報収集を行うことが有効です。また、社内研修や外部研修に積極的に参加し、専門性を高めることも重要です。

3.プロファイルの向上|英語力、コンサル力アップで有利に

製薬業界の研究職は、職務や技術による細分化で必ずしも自分が求めている求人の数は多くない可能性あります。

技術力の進歩や、求められる技術もトレンドがあり、自分の研究分野がその傾向に乗っているかも転職にとっては不確定な要素の一つ。研究職で転職を考慮する場合は、自分の研究分野における最先端の技術やトレンドの取得に加え、自己のプロファイルを向上させることも新たな機会へチャレンジするには大事です。

例えば、英語力やコンサル力を高めるです。これらの能力は、研究の課題が「細かいセグメント」である一方で、より「幅広いビジネス上の需要」に応えることが出来ます。

自分の知識や経験とこれらを組み合わせることで、自分のビジネス上のプロファイルを向上させることが出来ます。

研究職ではあまり重要視されなさそうですが、コンサル力を高めることで、プレゼン力の強化にも繋がり転職にも有利です。

5.製薬業界特化型と総合型の転職エージェントの併用がおすすめ

製薬業界「研究職」の転職を有利にするためには、転職エージェントの活用がおすすめです。「研究職」での転職を希望する際には、製薬・医薬品「業界特化型」と「総合型」の転職エージェントを併用することが効果的です。

研究職では、一般に公開されていない「非公開求人が多い」ため、転職エージェントを利用することで、より魅力的な求人情報を得ることができます。

また、転職エージェントは独自のネットワークを持っており、求人情報や企業情報に詳しいため、自分に合った転職先を紹介してくれることが期待できます。もちろん、面接対策や履歴書の添削などのサポートもしてくれます。

転職エージェントを併用する理由としては、特化型の転職エージェントは製薬・医薬品業界への強いコネクション、総合型の知名度と営業力による幅広い製薬会社とネットワーク両方を使うことが出来るからです。実際に多くの研究職の方が転職する際には、複数のエージェントを活用しています。

転職エージェントを活用する際の注意点としては、どのエージェントでも製薬業界に詳しい「キャリアコンサルタント」を活用することです。製薬業界は専門性が高い中でも研究職は最も高い専門的な知識が必要です。信頼できるコンサルタントと転職活動を進めることが重要です。

製薬業界の転職で転職エージェントを間違いなく選択する事は、転職の成功には重要な要素です。別の記事で、「転職エージェントの選び方」と「複数登録」に関して詳細を解説していますので、併せてご活用下さい。

製薬業界の「研究職」転職におすすめの転職エージェント3選

製薬業界「研究職」の転職においておすすめの転職エージェントを「業界特化型」紹介します。

製薬特化型の「アンサーズ」

「アンサーズ」公式サイトで無料登録

製薬ニュースメディア「アンサーズニュース」も運営する東証一部上場企業の株式会社クイックが提供している製薬特化の転職アージェントサービスへの登録がまずはおすすめです。

アンサーズは製薬業界のすべての職種で求人を網羅、開発職においても多くの求人数をもちます。また、製薬業界では非公開求人も多いので、製薬業界に強い転職エージェントに登録することでこのような非公開求人も含めて転職活動を進めることが可能です。なお、アンサーズは人材サービスを提供し続けて30年以上の歴史があります。

「アンサーズ」公式サイトで無料登録

アンサーズの無料転職サポートを詳しく知りたい方はこちらの記事もご活用ください。アンサーズの転職サポートの評判や口コミ、ならではの強みを詳しく解説しています。

【総合型】製薬業界に強い「JACリクルートメント」

公式サイトはこちら

総合型の転職エージェントで製薬業界でも実績のある「JACリクルートメント」がおすすめです。「JACリクルートメント」は、総合型の転職エージェントとして多くの製薬会社からの求人情報があること、転職の相談や履歴書の添削、面接対策など、転職に必要な支援をトータルで行っていることから、高い信頼性を誇っています。

JACリクルートメントは、製薬業界に精通したコンサルタントが求職者の希望やスキルに合わせた最適な転職先を紹介しています。そのため製薬業界でも多数の実績を持ち、その実績は業界内でも高く評価されています。

「JACリクルートメント」サイトはこちら

「研究職」の転職を求人数の傾向からみる対策のまとめ

研究職は、新しい医薬品の発見を目指し、化合物の合成や分子生物学的な研究、薬理学的な研究などを行います。また、臨床試験の計画や実施、データ解析なども担当します。

現在、製薬業界の全体的な従業員数が減少傾向にありますが、研究職への需要は比較的安定してあります。一方で、研究職の多様性や安定性を欠くケースもあるなど、転職対策として常に情報収集や自分のプロファイルを高めることが転職で成功するためには重要です。

製薬業界で研究職の転職を希望する場合、転職エージェントを活用し、求人情報を収集することも効果的です。研究職は、「創薬研究」「前臨床研究」「細胞培養/テクニシャン」に大別されますが、実際の職務はさらに細分化され多岐にわたります。研究職には高い技術力と専門知識が求められますが、効率的に業務を遂行することで、製薬会社の成功に大きく貢献することが期待されています。

製薬業界に特化した転職エージェントと、総合的な転職エージェントの両方を併用することは効果的です。製薬業界に特化した転職エージェントは、製薬業界に詳しいエージェントが多く在籍しており、業界内での求人情報に精通しているため、適切な求人情報を紹介してもらえる可能性が高いです。一方、総合的な転職エージェントは、製薬業界に限らず、あらゆる業界の求人情報を取り扱っている経験が高いので様々な相談やアドバイスを受けられます。

自分が望む条件に合った求人情報をより多く提供してもらえる可能性が高まりますので、両方のエージェントを併用することをお勧めします。自分にとって最適な求人に挑戦できるきっかけになりましたら幸いです。

製薬・医薬品業界の転職では、適切な転職エージェントを選ぶことはとても重要ですが、転職エージェントは数多くありますし、コンサルタントとの相性なども結果に影響を与えます。そのような方向けに、製薬業界の転職で実績のある転職サイトとエージェントを一覧としてまとめている「製薬・医薬品業界の転職で実績のある転職エージェント一覧」も併せてご活用ください。

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