【MRの転職】アンサーズのデータでみる失敗しない製薬業界の転職「傾向と対策」とは?

MRの求人の傾向を踏まえて、転職活動をしたいものの、実際にMRの求人数の傾向はどうなっているのでしょうか?傾向を踏まえた対策としてどのように転職活動をすればよいのでしょうか?

本記事では、MRの求人数の最新の傾向を踏まえて、転職希望者がどのような対策をして、どのように転職エージェントを活用すればいいのかを解説致します。MR職で転職を希望する方に役に立つ情報を提供します。

MRの転職。求人データの傾向からみる対策とは?

MRの職務内容とその役割とは?

MRとは「Medical Representative」の略称で、医療関係者向けの製薬会社の営業職のことです。医療従事者に対して、製薬会社が製造する医薬品の情報提供や販売促進活動を行います。

医療関係者に対する製薬会社の製品情報提供や営業活動の中で、具体的には、医療機関や薬局、診療所を訪問し、医師や薬剤師に製品の情報提供や説明を行い、医薬品の効能や副作用、用法・用量などを説明します。

医療従事者は、日々多くの患者さんと接しており、医薬品の知識や情報が必要です。MRは、製薬会社から提供された正確かつ最新の情報を医療従事者に提供することで、適切な医療を提供するための支援を行っています。MRの活動は、患者さんの健康増進や治療効果の向上につながります。また、最近はオンラインを通じたMRの活動も増加しています。

毎年12月に医薬情報担当者教育センター(MR教育センター)主催で実施されるMR認定試験があります。合格すると認定証が発行されますが、MRの仕事にはMR認定証がなくても就くことができます。

ただ、多くの製薬企業やCSOは、認定証の取得を義務付けているため、MRでの転職には必要な資格と言えます。合格率は年間8~9割で、受験資格は、製薬企業かCSOに在籍しており、導入教育を受講した後に修了認定を受けている場合や、MR教育センターが認定した教育研修施設で300時間の基礎教育を受けた場合です。

MRの業務は、医療従事者との関係構築、製品の正しい使用法や安全性に関する情報提供を行うことで、信頼を獲得し、製品の販売促進につながります。MRは医療現場と製薬会社の橋渡し役として、医療の質の向上や患者さんの健康増進に貢献しています。

MR転職市場の現状と求人数の傾向

MRの求人に関する傾向の分析に、製薬業界に特化して転職エージェントとして多くの転職をサポートしている「アンサーズ」がMRの人数と求人数に関してデータを提供しています。

出典:MR 削減止まらず…8年で2割減、21年度は1738人減少|アンサーズニュース

現在MRの総人数は継続的に減少が続いています。MR白書によると5万人切れが目前となっています。

MR認定センターが公表した2022年版の「MR白書」によると、21年度(22年3月31日時点)の国内のMR数は5万1848人で、前年度から1738人(3.2%)減りました。減少は8年連続で、ピークの13年度(6万5752人)と比べると1万3904人、率にして21.1%減少しています。 図と解説ともに出典は「アンサーズニュース」

MRの人数の減少は、製薬企業の販売戦略や業界環境の変化、そして製薬業界全体の人数減によるものが大きく関係しています。

一方で、製薬企業が採用する販売戦略も変化しており、オンラインを活用したマーケティングや、データ分析に基づく個別化販売など、MR以外の手法も増えています。

これらの状況から、MRの求人数も減少している傾向がありますが、依然として製薬業界内では多くの従業員を抱える業種、転職に関する需要も未だに高い職種です。また、MRから他の営業職やマーケティング職に転職する人も多く、転職市場でも人気があります。

2023年最新のMR職求人数データ

23年3月 23年2月 23年1月 22年12月 22年11月 22年10月 22年9月
MR -14% 5% -5% -7% -4% -4% 5%
MA・MSL 5% 1% -5% -12% 4% 26% -2%
マーケティング 3% 0 -5% -15% 13% 1% 3%
学術・DI -7% -4% -2% -8% 6% -1% 0%

出典:アンサーズニュース発表情報を収集して編集

上記は「アンサーズ」が発表している求人データをを22年9月から23年3月までのものをまとめたものです。MRおよびMA・MSL、マーケティング、学術もデータを発表しています。同社は、業界特化の求人サイトおよび転職エージェントを提供しているので、実際の動向を分析するには信頼できるデータと言えます。

過去半年のでデータからMRの求人動向を簡単に分析をすると、製薬企業におけるMR(医薬情報担当者)の求人件数は、2022年9月以降減少傾向にあることがわかります。しかしながら、アンサーズの解説ではスペシャリティ領域で未経験者でも応募可能な求人がメーカーから出されていることに注目しています。

実際、MRの求職市場には、製薬会社の早期退職によって市場では転職希望者が増加しており、優秀な人材は競争激化の状況にあります。一方で、CSOの採用意欲は高水準で、フルリモートのプロジェクトでも採用ニーズが高まっています。

22年10月には、スペシャリティ領域に加えて、これまで求人があまり出ていなかった婦人科などの領域でも増員や欠員補充を目的とした募集が行われています。11月には、大規模な採用は収束しつつあり、ピンポイント求人が中心となっています。

MRの求人件数は12月に7%減少しましたが、早期退職で転職を検討する人が多く、予定より早く募集を終える求人が増えているためです。CSOでもスペシャリティ領域のプロジェクト受注が増えており、メーカーの領域経験者などを求める求人が出されています。

MR職の転職で成功するために必要なポイント

自己分析と職務経歴書、面接対策

MR職での転職を成功させるためには、自己分析が欠かせません。自分がどのような仕事をしたいのか、どのような会社で働きたいのかを明確にすることが必要です。また、自己分析に基づいた自己PRも重要です。自分がどのような価値を持ち、どのような業務経験があるのかを整理しましょう。職務経歴書は重要なことはもちろんですが、面接対策もしっかりと準備をしましょう。

自己分析をしっかりすることで、自分の強みや弱みを知り、それをどのように伝えるか、どのような質問が出るかを予想し、準備をしておくことが大切です。

製薬業界の情報収集

MRの転職において、業界の動向を把握するは転職を有利にする上で重要です。MR職は、製薬企業や医療機器メーカーなどの製薬業界の知識や動向を知ることで、自分が転職する際にどのような企業にアプローチすべきか、また、自分のスキルがどのようなニーズに合致するかが明確になります。もちろん、業界内の最新のトレンドや技術なども把握することは重要です。。

業界の情報収集の手段は多岐にわたります。業界紙や専門誌のほか、業界イベントやセミナー、SNSやブログなども有効です。情報収集の手段を多様化することで、より正確な情報を入手し、的確な転職活動を進めることができます。転職サイトには、最新の求人情報の中に、多くの情報が含まれていますので、傾向を知り、転職対策を進めるために有用な情報を提供してくれます。

また、転職サイトでは、MR職に特化した求人情報を探すことができます。また、自分の希望条件に合わせた求人情報の検索や、企業の情報、面接対策などの情報も得られます。

このように、業界や職種に関する情報収集の手段は数多くありますので、転職活動に役立つ情報をしっかりと収集して活用しましょう。

転職エージェントは、MR特化と総合型エージェントの併用がおすすめ

MRの転職を有利にするためには、転職エージェントの活用がおすすめです。特に、MRに特化したエージェントと総合型のエージェントを併用することが効果的です。

転職エージェントは独自のネットワークを持っており、求人情報や企業情報に詳しいため、自分に合った転職先を紹介してくれることが期待できます。また、面接対策や履歴書の添削などのサポートもしてくれます。

転職サイトでは一般に公開されていない非公開求人が多いため、エージェントを利用することで、より魅力的な求人情報を得ることができます。

MRは製薬業界の営業職種であるため、MRの仕事内容や製薬業界に詳しいコンサルタントを利用することが必要です。

特化型の転職エージェントはMR業界に精通しているため、独自のネットワークや情報を持っていることや、業界独特の商習慣や最新のトレンドを把握しているため、転職希望者に合った求人情報を提供してくれる可能性が高くなります。一方、総合型のエージェントは多くの製薬会社が利用しているため、求人数も多い事に加え、面接対策や転職活動のアドバイスなどの総合的なサポートも受けることができます。ただし、総合型の転職エージェントを利用する場合は、製薬業界での実績があるコンサルタントにサポートしてもらうように注意しましょう。

MR転職におすすめの転職エージェント3選

MRの転職においておすすめの転職エージェントを紹介します。MRに特化した転職エージェントとMRの転職で実績のある総合型の転職エージェントを併用することをおすすめします。

【MR転職に特化】の転職エージェント「MRBiZ」

公式サイトはこちら

参考記事:転職を考えているMRは【MR BiZ】に登録すべき?|評判と登録の手順まで徹底解説

MRの転職では、まずはMRに特化した転職エージェント「MR BiZ」への登録をおすすめします。MRに特化した転職エージェントであり、公式サイトには主要製薬メーカーの求人や企業情報が豊富に掲載されています。

希望する企業が求人掲載を行っていなくても、最優先で通知を受け取ることができるサービスもあります。MR専任のキャリアアドバイザーが、応募書類の添削や給与・勤務地などの代理交渉も行ってくれるため、情報やサポートの密度が濃いことが特徴です。

利用者満足度は96.3%と高く、面接対策や模擬面接講座なども無料で利用可能です。MRに特化しているため、他社にはない非公開求人や独占求人も紹介してくれます。

内部事情や将来性を知れるため、転職後のミスマッチが起きにくいのも嬉しいポイントです。転職未経験者でも安心して転職活動を進められるため、時間の割けない方にもおすすめです。

「MR Biz」の公式サイトはこちら

参考記事:転職を考えているMRは【MR BiZ】に登録すべき?|評判と登録の手順まで徹底解説

【総合型】で製薬業界に強い「JACリクルートメント」

公式サイトはこちら

総合型の転職エージェントで製薬業界でも実績のある「JACリクルートメント」がおすすめです。「JACリクルートメント」は、総合型の転職エージェントとして多くの製薬会社からの求人情報があること、転職の相談や履歴書の添削、面接対策など、転職に必要な支援をトータルで行っていることから、高い信頼性を誇っています。

JACリクルートメントは、製薬業界に精通したコンサルタントが求職者の希望やスキルに合わせた最適な転職先を紹介しています。そのため製薬業界でも多数の実績を持ち、その実績は業界内でも高く評価されています。

「JACリクルートメント」サイトはこちら

【総合型】で求人数も多い「パソナキャリア」

公式サイトはこちら

パソナキャリアは、総合型の人材紹介サービスを提供する企業であり、求人数も多く、求職者にとって有利なポイントが多数あります。また製薬会社ごとに求人情報を見られることも業界内での転職を希望する人には便利です。

求人数が豊富であることや、高いコンサルティング力が「総合型」の転職エージェントとしての強みで、MRの転職でもこのような充実したサービスは転職を有利に進める上で重要です。

多彩なサービスを提供していることも活用する理由のひとつです。パソナキャリアは、転職活動に必要な支援サービスを多数提供しています。転職の相談や履歴書の添削、面接対策など、求職者のニーズに合わせた支援を行うことで、求職者の転職活動をサポートし、成功に導きます。

「パソナキャリア」サイトはこちら

MRの転職におすすめの転職エージェントをご紹介しました。適切な転職エージェントを選ぶことはとても重要です。転職エージェントは数多くありますし、コンサルタントとの相性なども結果に影響を与えますので、じっくりと自分にあった転職エージェントの選択、活用で転職活動に生かしましょう。

なお、上記以外にも製薬業界で実績のある転職サイト・エージェントがございますので、一覧としてまとめている「製薬・医薬品業界の転職で実績のある転職エージェント一覧」も併せてご活用ください。

MRの転職を求人数の傾向からみる対策のまとめ

現在のMRの転職市場において、求人数は若干の減少傾向にあるものの、スペシャリティ領域などの増加傾向や未経験者からの求人増加など、新たな傾向が見られます。

製薬業界は、未公開求人が多いことが多くありMRの求人に関しても同様な傾向があります。MRに特化した転職エージェントの利用は、より専門的な求人情報を得ることができます。一方、総合型の転職エージェントを利用することで、幅広い業界や職種の求人情報を得ることと転職に関する総合的なアドバイスが期待できます。

このような状況において、求人数は傾向として減って入るものの、転職対策として、MRに特化ち総合型の転職エージェントを併用することで転職活動を効果的にすすめることが可能です。

今回おすすめの転職エージェントは、製薬業界に強いコンサルタントが多数在籍しており、未公開求人の紹介など、求職者のニーズに合わせたサポートを提供していますのでぜひご活用ください。

MRは製薬業界において重要な役割を担っており、多くの人々の健康や生活に影響を与える素晴らしい仕事です。転職は不安もありますが、新しい環境でのチャレンジです。この機会に、しっかりと自己分析、転職エージェントや求人情報サイトを活用して情報を収集し、自分に合った企業への転職へ挑戦してください。皆さんの挑戦にすこしでもお役に立てられましたら嬉しいです。

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