こんにちは、市場調査コンサルタントの前田(@seigomaeda)です。製薬会社の方向けに定期的におすすめの市場調査レポートをご案内している「おすすめの市場調査レポート」シリーズですが、本日は、製薬業界成長の源泉ととも言える「創薬市場」に関するおすすめの市場調査レポートを3本、ご紹介いたします。
最新の市場調査レポートによると「創薬市場」の規模は、2022年には851億5000万ドルであったものの、今後も年平均12.44%で成長を続け、2026年には1,361億ドルに達すると予想されています。
創薬市場から生み出される創薬シードは、最終的に医薬品として新しい治療薬として、新しい病気や現在は治療法の無い病気に対して用いられ、私達の健康に貢献をします。そのため、日本でも創薬力を強めるために大学をはじめとするアカデミアやベンチャーを支援する「創薬ベンチャーエコシステム強化事業」など力を入れています。
一方で、成長が見込まれる創薬市場ですが、様々な技術やプロセス、そして最近では、モダリティの多様化もすすんでおり、どの分野が特に成長が見込まれているのかが、わかりにくい一面もあります。
その様な背景の中で、世界の市場調査会社では、「創薬市場」に関する市場調査レポートを発行しておりますので、今日はその中から、最近発行となったレポートを紹介したいと思います。
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「創薬市場」の市場調査レポートおすすめ3選
創薬の世界市場レポート2022年
このレポートでは、力強い成長を遂げている創薬市場に焦点を当てています。このレポートは、世界的なパンデミックの課題に対する市場の反応を含め、今後 10 年以上にわたって私たちの生活を形成し、変化させる創薬市場へのガイドを提供します。
創薬の最大かつ最も急速に成長している市場はどこでしょうか?創薬市場は全体的な経済、人口動態、およびその他の同様の市場とどのように関連しているでしょうか?今後の市場を形成する要因は? 本レポートは、これらすべての質問とその他多くの質問に答えています。創薬市場の特徴、規模と成長、セグメンテーション、地域と国の内訳、競争環境、市場シェア、トレンド、およびこの市場の戦略をカバーしています。
タイトル | 創薬の世界市場レポート2022年 |
Title | Drug Discovery Global Market Report 2022 |
発行日 | 受注後更新の上発行 |
会社 | The Business Research Company |
ページ | 英文 175 Pages |
納期 | 2~10営業日 |
目次 | 目次はこちらをご参照ください |
価格 |
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代理店 | 株式会社グローバルインフォメーション(GII) |
AIによる創薬ターゲットの探索と検証:成長機会
フロストアンドサリバン社が22年6月に発行したAI創薬を検証しているレポートです。
AIやMLアルゴリズムの助けを借りて、新しい創薬ターゲットを特定することが可能です。さらに新しい治療法の開発により、治療不可能なターゲットのターゲティングが可能になり、創薬の成功率が向上しています。
当レポートでは、AIによる創薬ターゲットの探索と検証について調査分析し、戦略的必須要件、成長環境分析、テクノロジー分析、アプリケーション情勢、資金調達と商業情勢、成長機会等に関する情報を提供しています。
タイトル | AIによる創薬ターゲットの探索と検証:成長機会 |
Title | Growth Opportunities in AI for Drug Target Discovery and Validation |
発行日 | 2022年06月22日 |
発行会社 | Frost & Sullivan |
ページ情報 | 英文 55 Pages |
納期 | 即日から翌営業日 |
価格(消費税別) | USD 4,950 ~ (お支払いは国内の販売代理店へ日本円でのお支払いとなります) |
販売代理店 | 株式会社グローバルインフォメーション |
世界の創薬市場:考察と予測 (2028年まで)
タイトル | 世界の創薬市場:考察と予測 (2028年まで) |
Title | Global Drug Discovery Market Insights, Forecast to 2028 |
発行日 | 2022年08月26日 |
発行会社 | QYResearch |
ページ情報 | 英文 116 Pages |
納期 | 2~3営業日 |
価格(消費税別) | 4900米ドル~ (お支払いは国内の販売代理店へ日本円でのお支払いとなります) |
販売代理店 | 株式会社グローバルインフォメーション |
おすすめの「創薬市場」調査レポートと書籍
今後も年平均で10%以上で成長が見込まれる「創薬市場」に関する最新のレポートをご紹介いたしましたがいかがでしたでしょうか?創薬は、製薬業界成長のための源泉とも言われ、日本をはじめ多くの国が政策として力を入れています。
また、特に欧米では、創薬からうまれたシードをもとに、大学やアカデミアからのベンチャー企業もそだっているなど、今後の創薬市場の成長ももちろん、将来的な新薬の開発に繋がる動きも多く見られます。
mRNAワクチンの事例でも見られるように、新しいモダリティによる画期的な新薬へ繋がる創薬への期待も大きく、今後も注目される市場であることに間違いないと思われます。今回ご紹介のレポートは、Insights4が資料のお取り寄せもいたしますので、ご興味のある方はぜひご相談下さい。無料で「レポート検索サポート」のご相談受けたわまります。
別記事ですが、改めて「創薬」を学ぶことができるおすすめ書籍を7冊ご紹介しています。あわせて御覧ください。
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