アストラゼネカ社は11月28日、英C4X Discovery社のNRF2活性化プログラムに関する独占的グローバルライセンス契約締結を発表、また、初めに慢性閉塞性肺疾患(COPD)の経口治療薬の開発に重点を置くことを明らかにしました。潜在的に4億ドル以上の価値をもたらす可能性のある同ディール締結のニュースを受け、C4X Discovery社の株価は約40%上昇しました。
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C4X Discovery社は、NRF2経路を標的とした炎症性障害の軽減には、COPDなどの様々な炎症性疾患の治療に新たなアプローチをもたらす可能性があり、NRF2の活性化は、酸化ストレスによる疾患の進行という悪影響を軽減するのに役立つとしています。同社によると、経口NRF2活性化プログラムのリード分子は、投与後にNRF2を「著しく活性化」し、抗炎症および抗酸化活性をもたらすことが確認されているとのことです。
今回の契約締結によりC4X Discovery社は、第一回目の臨床試験の前に、200万ドルの契約一時金を含む、最大1600万ドル相当の前臨床段階のマイルストーンを受け取ることになります。さらに、臨床開発および商業ベースのマイルストーンとして最大3億8580万ドル、また段階的な一桁台半ばのロイヤルティを受け取ることができます。
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Insights4 Pharma編集責任者&情報コンシェルジュ 前田静吾
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