[ Firstword Pharma 3月29日 ]サノフィは、IGMバイオサイエンシズと、3つのがんターゲットおよび3つの免疫/炎症ターゲットに対するIgM抗体アゴニストを開発するグローバル契約を締結したと、3月29日火曜日に発表。この契約で、サノフィは1億5000万ドルの契約一時金を支払い、IGMは60億ドル以上のマイルストーンを受け取る可能性がある。
両社は、従来のIgG抗体の結合部位が2つであるのに対し、人工IgM抗体は10個の結合部位を持つというマルチバレンシーを有すると発表しています。サノフィの研究開発グローバル責任者であるJohn Reed氏は、IGMの技術基盤について、「細胞表面受容体に効率的に結合し、その活性を刺激できる高活性IgM抗体を開発するための刺激的なアプローチを提供します。あるクラスの受容体の作動薬を求める際に従来のIgG抗体の限界を克服できる可能性を持っています」と述べています。
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