遠隔医療の市場規模が今後急拡大の予測。米国においては、年平均44.4%で成長、拡大

技術、化学薬品、マテリアル、およびエネルギーを含む広範な業界にわたって、調査レポートを発行するGrand View Research, Inc. (グランドビューリサーチ) 社が発表した最新の報告書によると、米国における遠隔医療の市場規模は今後も高い成長率で拡大する事が予想されています。

同社の最新の調査報告書「米国の遠隔医療の市場規模・市場シェア・市場動向の分析 (2022-2028年)」によると、米国における遠隔医療の市場規模は、2021年に235億米ドルで、2022年から2028年にかけては年平均成長率が44.4%で急拡大すると予測されています。

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    出典レポート概要

    米国の遠隔医療の市場規模・市場シェア・市場動向の分析 (2022-2028年)
    U.S. Telehealth Market Size, Share & Trends Analysis Report
    出版日: 2022年01月14日
    発行: Grand View Research, Inc.
    ページ情報: 英文 110 Pages
    価格・ライセンス: USD 5,950 ~
    販売代理店:グローバルインフォメーション株式会社
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    市場の急拡大を加速させる要因

    グランドビューリサーチ社は、今後も急拡大をすると予測される米国における遠隔医療市場は以下の要因が牽引するとレポートでは述べています。

    • 良好な消費者基盤、設備の整ったデジタルヘルスインフラ、および遠隔医療に関する意識の高まり
    • 製品タイプではサービスセグメントが、リモート患者監視サービスの採用の増加により、2021年に市場の大半を占めた
    • 遠隔医療のためのWebベースのプラットフォームの使用の増加と、多数のWebベースの遠隔医療ソリューションの可用性
    • 米国でのプロバイダー数の増加は、米国だけでなく世界中で遠隔医療サービスを提供

    プライマリーケア医師の不足

    米国の遠隔医療の市場規模は、2021年に235億米ドルに達し、2022年から2028年にかけてCAGR44.4%で拡大することが予測されています。米国で、医療専門家やプライマリーケアの医師が不足していることが、市場成長を加速させる大きな要因の一つと考えられます。例えば、AAMC(Association of American Medical Colleges)の推計によると、プライマリーケアと専門家ケアの両方の医師が、2034年までに3万7,800人から12万4,000人不足するとされています。

    政府によるデジタルヘルス、バーチャルケアへの投資

    米国政府によるデジタルヘルスやバーチャルケアへの大規模な投資も、市場の成長を後押しすると予想されています。また、米国では古くから医療サービスの遠隔提供が行われており、1960年にNASAが米国で遠隔医療を確立し、その発展に重要な役割を果たしてきました。現在、米国の約76%の病院が、何らかの形で遠隔医療を利用して患者の治療に貢献しています。

    近年、バーチャルヘルスケアは、人々にタイムリーな治療と臨床評価を提供することで、健康の公平性を向上させる上で重要な役割を果たしています。2021年8月、バイデン政権は、米国保健社会福祉省(HHS)の保健資源サービス局(HRSA)を通じ、米国における遠隔医療サービスと農村部の健康を強化するために、1,900万米ドルを超える投資を行いました。

    パンデミックの影響も後押し

    COVID-19パンデミックでは、バーチャルな医療サービスの重要性が示され、医師不足に対処するため、米国での遠隔医療市場が急拡大しました。COVID-19の感染率の高さ、医療へのアクセスの困難さ、パンデミックにおける国家的緊急事態など、いくつかの条件により、米国では政府機関による投資が増加しています。

    インフラの進歩と遠隔医療サービスへの需要の高まり、受信者数も増加

    デジタルヘルスケアインフラの急速な進歩と相まって、遠隔医療サービスの需要が高まっていることが、今後数年間にわたってサービスセグメントを牽引すると予想されます。2021年は、サービスセグメントが、45.0%以上の収益シェアを獲得し、遠隔医療市場の大半を占めています。さらに、COVID-19感染症の急増、社会的な距離の保持、感染への不安などが、その成長を加速させています。患者の遠隔監視サービスは、患者と医師間のリアルタイムの対話を可能にし、手頃な価格で臨床結果を得ることができます。

    米国では、コンピュータ、タブレット、スマートフォンなどのデバイスへのアクセスが高く、インターネットへのアクセスも高いため、遠隔医療サービスの成長には有利に働きます。例えば、2020年10月に米国疾病対策予防センター(CDC)が発表した報告書によると、需要の増加と高い導入率により、2020年3月の遠隔医療の受診者数は2019年3月に比べて154%増加しています。

    対象企業プロファイル

    Koninklijke Philips N.V
    GE Healthcare
    Cerner Co-operation
    Siemens Healthineers
    Medtronic
    Teladoc Health Inc.
    American Well
    MD Live
    Doctor in Demand
    U. S Med

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