【2022年1月10日】1分でわかる世界の製薬ニュース:今日のまとめ

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オンコロジー

Sutro社の抗FRα ADCの奏効率はImmunoGen社のより見栄えするが安全性が心配

2022年1月8日
殺細胞剤付き葉酸受容体α(FRα)標的抗体(FRα標的ADC)の勝負でSutro Biopharma社のSTRO-002の卵巣癌治療Ph1試験奏効率結果は1か月ほど前に発表されたImmunoGen社のmirvetuximab Soravtansine(ミルベツキシマブ)のPh3試験SORAYA結果より見栄えしますが、承認申請前の大一番試験で検討される用量5.2mg/kgの被験者の実に6割がグレード3以上の好中球減少症に陥り、1人は発熱性好中球減少症で死に、安全性がかなり心配です。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98228

マウスの傷んだ心臓を体内仕立てのキメラ抗原受容体T細胞(CAR-T)で修復

2022年1月10日
活性化した線維芽細胞からの過剰な細胞外基質蛋白質の蓄積で生じる心臓線維化は心不全の引き金の一つであり、心臓をこわばらせて心機能を悪化させます。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98236

黒色腫の抗LAG-3抗体+抗PD-1抗体初治療で無増悪生存が改善したPh2/3論文報告

2022年1月10日
LAG-3とPD-1はT細胞消耗に寄与する抑制性免疫チェックポイントです。LAG-3阻害抗体relatlimab(レラトリマブ)とPD-1阻害抗体Opdivo(オプジーボ;nivolumab、ニボルマブ)の併用による転移性または切除不能の黒色腫初治療の無増悪生存(PFS)がOpdivo単独治療を上回ったPh2/3試験(RELATIVITY-047)の結果が論文報告されました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98239

感染症

Ph1試験で成績を残せなかったAligos社のB型肝炎薬ALG-010133の開発中止

2022年1月9日
第1相試験成績不良によりAligos Therapeutics社がB型肝炎薬ALG-010133の開発を中止しました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98233

パプアニューギニアのイチゴ腫蔓延がアジスロマイシン集団服用3回でより減った

2022年1月10日
パプアニューギニアのイチゴ腫蔓延地域での無作為化試験(RCT)の結果、アジスロマイシン(azithromycin)を皆が半年毎に3回服用(three rounds of mass administration)した方が1回のみ服用してあとは発病者やその家族/接触者を治療する方針に比べてその有病率がより低下しました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98240

希少疾患

GeneTx/Ultragenyxのアンジェルマン症候群治療薬のPh1/2試験が無事進行中

2022年1月7日
GeneTx Biotherapeutics社のアンジェルマン症候群治療アンチセンス薬GTX-102のカナダと英国での第1/2相試験コホート4/5の最初から4人目までの同剤投与患者に同剤投与と関連する深刻な有害事象は無く、昨秋9月に解消したFDA試験差し止めの原因・下肢脱力事態も幸いなことに認められていません。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98224

自己免疫性疾患

SoseiとVerilyが組んで免疫疾患のGタンパク質共役受容体標的薬作りに取り組む

2022年1月9日
SoseiとGoogleの親会社Alphabetの医療事業Verilyが組んで免疫疾患のGタンパク質共役受容体(GPCR)標的薬探しに取り組みます。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98232

乾癬治療としてPh1段階のTYK2阻害剤の開発資金2億ドルをAlumis社が調達

2022年1月7日
Esker Therapeutics社がAlumisに改名し、乾癬治療として第1相試験段階のTYK2阻害剤ESK-001の開発資金2億ドルを調達しました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98221

膝関節置換術後のいつもの鎮痛治療とデキサメタゾンの併用で術後痛がより緩和

2022年1月10日
膝関節形成術後のモルヒネを含むいつもの鎮痛薬一揃いとデキサメタゾン静注の併用でモルヒネ静注必要量が少なくて済み、術後痛がより緩和しました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98243

循環器系疾患

Ph1b試験段階のアミロイド心筋症をAstraZenecaがNeurimmune社から手に入れる

2022年1月7日
Ph1b試験段階のアミロイド心筋症(ATTR-CM)薬NI006を全世界で開発して作って売る権利をAstraZenecaがひとまず3000万ドルをNeurimmune社に払って手に入れます。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98225

商談

SanofiがAI創薬のExscientiaにまずは1億ドル払って最大15の低分子薬に取り組む

2022年1月9日
Sanofiが2016年からの提携会社Exscientia社にひとまず1億ドルを払い、癌や免疫分野の最大で15の低分子化合物の開発に取り組みます。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98231

SanofiがPh1/2試験中の鎌状赤血球症遺伝子治療をSangamo社に返す

2022年1月7日
第1/2相試験中の鎌状赤血球症(SCD)遺伝子治療SAR445136の権利をSanofiがSangamo Therapeuticsに返します。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98218

元MerckのRoger Perlmutter氏が舵を取るEikon社の新たな調達が実に5億ドル超え

2022年1月7日
製薬研究開発の花形Roger Perlmutter氏がMerck & Coを去った後の行き先Eikon Therapeutics社が目を疑うばかりの大金5億1780万ドルを調達しました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98216

脂質ナノ粒子込み注射剤が得意な開発受託製造会社ExeleadをMerck KGaAが買う

2022年1月7日
mRNA薬に欠かせない脂質ナノ粒子(LNP)込みの注射剤などの扱いが得意な開発製造受託会社Exeleadを独Merck KGaAがおよそ7億8000万ドルで買います。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98220

先月2億ドル超を調達したOdyssey社が量子マシンラーニングのRahko社を取得

2022年1月7日
量子マシンラーニングによる創薬技術を擁するRahko社をOdyssey Therapeutics社が手に入れました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98222

米MerckがAbsci社の非定番アミノ酸酵素による製法を開発~創薬提携もありうる

2022年1月9日
蛋白質の治療用途を拡大する人工知能(AI)や合成生物学に長けたAbsci社の非定番(non-standard)アミノ酸技術Bionic Proteinで作った酵素による生物薬製法の開発にMerck & Coが取り組みます。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98229

新型コロナウイルス感染症

Molecular Partners社のCOVID-19薬がPh2試験好成績を上げてNovartisの手に渡る

2022年1月10日
非入院の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染症(COVID-19)患者へのMolecular Partners社のSARS-CoV-2スパイク蛋白質結合薬ensovibep(エンソビベプ;MP0420)1回きり静注の第2相試験(EMPATHY試験パートA)でウイルス減少が期待通り認められ、Novartisが1億5000万スイスフラン(CHF)を払って同剤を手に入れる選択権利行使を決めました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98244

Rocheとの縁が切れたAtea社のCOVID-19薬が併用薬としての用途開発に進む

2022年1月9日
第2相試験失敗を背景にしてRocheとの縁が切れたAtea Pharmaceuticals社の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)RNAポリメラーゼ阻害飲み薬bemnifosbuvir(AT-527)がプロテアーゼ阻害剤との併用での用途を目指す新たな臨床開発に進みます。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98234

オミクロン株感染者にデルタ株は感染し難いらしい

2022年1月8日
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)オミクロン(Omicron)株流行開始後の南アフリカのSARS-CoV-2感染者13人を調べたところオミクロン株阻止(中和)抗体活性の上昇のみならずその前に流行ったデルタ株中和抗体活性の上昇も認められました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98227

オミクロン株阻止中和抗体がPfizerかModernaのmRNAワクチン追加接種で備わる

2022年1月8日
米国で使われている新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)ワクチン接種済みの239人の血液検体を調べたところPfizerかModernaのmRNAワクチンを追加接種した人にはオミクロン(Omicron)株代理ウイルス(pseudovirus)を阻止する中和抗体がだいぶ備わっていました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98226

ワクチン接種済みの人の新型コロナウイルス感染は他の人に移りにくい

2022年1月10日
英国イングランドの新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染者約11万人の接触者約15万人を調べたところ37%(約5万5千人)の感染が確認され、PfizerやAstraZenecaのワクチン(BNT162b2やAZD1222)接種済みでSARS-CoV-2感染した人はワクチン非接種でSARS-CoV-2感染した人に比べて他の人にその感染を移し難いことが示されました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98237

集中治療室のCOVID-19患者にスタチン無効~イランでの無作為化試験

2022年1月10日
集中治療室(ICU)の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者へのアトルバスタチンの効果がイランでの無作為化試験であいにく認められませんでした。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98242

代謝性疾患

Regeneron社が高コレステロール薬Evkeezaの米国外権利をUltragenyx社に付与

2022年1月9日
16万~30万人に1人の割合で生じる稀な親譲りの病気・ホモ接合性家族性高コレステロール血症(HoFH)薬Evkeeza(エブキーザ;evinacumab、エビナクマブ)の米国外での権利をRegeneron Pharmaceuticals社がUltragenyx Pharmaceuticalに付与します。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98230

中枢神経系疾患

喫煙者はより孤立して孤独になっていく

2022年1月7日
英国イングランドを代表する50歳以上の8,780人を12年間追跡したところ喫煙者は齢を重ねるほどに非喫煙者に比べてより社会的に孤立して孤独になっていました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98214

神経へ届ける核酸薬の運搬体をLillyがEntos社のお包み技術を使って開発する

2022年1月7日
mRANやDNAなどの核酸薬を神経に届けるための運搬体をEntos Pharmaceuticals社の蛋白脂質包み(proteolipid vehicle、PLV)技術Fusogenixを使って作る権利をEli Lillyが手に入れました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98217

婦人科系疾患

危険な高血圧症を生じる妊婦を血中の7遺伝子RNAを頼りにかなり確実に同定可能

2022年1月9日
多ければ妊婦の8%が自身の臓器を傷めうる、あるいは身ごもった赤ちゃんを死なせかねない高血圧症状を発現します。妊娠高血圧腎症(preeclampsia)と呼ばれるその病態はたいてい妊娠が終盤に至るまで把握することができません。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98235

その他

Amgenが5つの標的への治療をGenerate Biomedicines社と協力して生み出す

2022年1月7日
Amgenが機械学習や人工知能(AI)解析による創薬を手掛けるGenerate Biomedicines社にひとまず5000万ドルを払って5つの標的への蛋白質治療を生み出す取り組みを進めます。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98215

NovartisがAlnylam社の技術頼りの肝不全治療RNA干渉薬の開発に取り組む

2022年1月7日
NovartisがAlnylam Pharmaceuticals社のsiRNA技術頼りの肝不全治療薬の開発に取り組みます。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98223

ダウン症の神経前駆細胞の不調が抗老化薬ダサチニブとケルセチンで緩和

2022年1月7日
ダウン症の原因である21番染色体三重化(21番染色体トリソミー、T21)の神経前駆細胞(NPC)は老化細胞と一致する転写や核の振る舞いを示し、抗老化薬dasatinib(ダサチニブ)とケルセチンはダウン症と関連するNPCの不調を緩和しました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98219

重度の再生不良性貧血へのエルトロンボパグ投与で奏効率が改善したPh3論文報告

2022年1月10日
重度の再生不良性貧血のいつもの免疫抑制治療(抗胸腺細胞グロブリン+シクロスポリン)とトロンボポエチン受容体活性化剤eltrombopag(エルトロンボパグ)の併用でおよそ7割(68%)の患者の6か月時点のヘモグロビン値、好中球数、血小板数などが改善した第3相試験(RACE)の結果が論文になりました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98238

中絶がより容易になると中絶が増えるという心配はご無用

2022年1月10日
いつもの生理が来なくなって一定期間であれば勿体ぶった決まり事なしでmifepristone(ミフェプリストン)を処方することが4年とちょっと前の2017年11月から可能となり、患者は決心すればいつでもどこでも思うがままに同剤を服用できるようになったカナダのオンタリオ州で中絶率はそれまでと変わらずほぼ一定のままで薬による中絶の割合が上昇していました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98241

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