【2021年12月27日】1分でわかる世界の製薬ニュース:今日のまとめ

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新型コロナウイルス感染症

オミクロン株感染者の入院リスクが低いことが英国政府解析でも示された

2021年12月24日
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)オミクロン株感染者の入院リスクがデルタ株感染者に比べてより低いことが英国政府の保健安全保障庁(UKHSA)の解析でも示されました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98135

AstraZenecaのCOVID-19ワクチンの重病予防が接種後3か月以内から衰え始めた

2021年12月25日
英国スコットランドとブラジルの記録を調べたところAstraZeneca(アストラゼネカ)の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)ワクチンAZD1222(ChAdOx1 nCoV-19)の入院や死亡の予防効果の衰えが接種から3か月以内に始まっていました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98139

CanSino社のスパイク蛋白質発現ワクチンがCOVID-19発症の58%を防いだ

2021年12月25日
CanSino Biologics社の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)スパイク蛋白質発現ワクチンConvidecia(Ad5-nCoV)1回きり投与がパキスタン、メキシコ、ロシア、チリ、アルゼンチンでの無作為化試験で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の58%を防ぎました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98141

MerckのCOVID-19経口薬もFDAが取り急ぎ認可~Pfizerの経口薬の二の次の扱い

2021年12月24日
23日にMerck & Coの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)経口薬molnupiravir(モルヌピラビル)も米国FDAに取り急ぎ認可されました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98134

オンコロジー

アミノ酸バリンの制限でT細胞性急性リンパ性白血病の増殖を阻止しうる

2021年12月26日
トランスファーRNA(tRNA)生成の暴走は癌を促すmRNAの翻訳を促すことが知られていますが、その暴走がどうして生じて癌の発生にどう絡むのかは分かっていませんでした。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98145

特別仕様のIL-2伝達を備えたCAR-Tがマウスの白血病やリンパ腫に有効

2021年12月26日
生まれつきのIL-2伝達にはちょっかいを出すことなく作動するIL-2伝達の仕組みを備えたキメラ抗原受容体T細胞(CAR-T)の白血病やリンパ腫の治療効果がマウスで示されました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98148

乳癌の術前化学療法の目先の効果・完全寛解は先行きを見越すものではない

2021年12月25日
初期乳癌の術前化学療法の目先の効果・完全寛解は長い目で見た効果・無病生存や全生存を見越すものではなく、承認申請の要の無作為化試験(regulatory neoadjuvant randomized clinical trial)でのさしあたりの転帰(surrogate endpoint)として使うべきでないと示唆されました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98143

要注意な非転移前立腺癌にはADTとアビラテロンとプレドニゾロンの併用が第一

2021年12月25日
第3相試験2つをまとめて解析したところ、要注意(high-risk)な非転移前立腺癌男性にアンドロゲン枯渇療法(ADT)とZYTIGA(ザイティガ;Abiraterone、アビラテロン)とプレドニゾロンを併用したときの無再発生存やOSはADTのみに勝り、ZYTIGAとプレドニゾロンに加えてXTANDI(イクスタンジ ;enzalutamide、エンザルタミド)をさらに併用する価値は認められませんでした。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98142

炎症性疾患

J&JがTheravance社の炎症性疾患Ph2試験失敗JAK阻害剤izencitinibとの縁を切る

2021年12月24日
今夏8月に潰瘍性大腸炎(UC)の第2相試験で目当ての効果が示せなかったTheravance Biopharma社の腸選択的JAK阻害剤izencitinib(イゼンシチニブ、TD-1473)とJohnson & Johnson(J&J)が縁を切ります。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98136

感染症

プラジカンテルの標的判明~TRPイオンチャネルを活性化して寄生虫を痺れさせる

2021年12月26日
住血吸虫症やその他の蠕虫寄生の治療に使われる駆虫薬praziquantel(プラジカンテル)がそれら寄生虫のイオンチャネルTRPMPZQの活性化によってその効果を発揮することが示されました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98146

経口抗凝固薬使用患者の急な感染症の後に大出血が生じやすい

2021年12月25日
経口抗凝固薬使用患者1208人を調べたところ未治療(抗生剤処方なし)の呼吸器感染症の後に大出血や見過ごせない非大出血がより生じていました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98144

抗生剤の経口服用で皮膚に抗生剤耐性ブドウ球菌が生じた居着いた

2021年12月26日
抗生剤経口服用に伴う皮膚の微生物の変化を調べたところ抗生剤耐性ブドウ球菌の出現、増加、居座りが認められました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98147代謝性疾患

ココア成分フラバノールは恐らく交感神経を活性化して燃える脂肪組織を増やす

2021年12月25日
プロシアニジンやカテキンを含むココア成分フラバノール(Flavan-3-ol、フラバン-3-オール)は体を身軽にするエネルギー消費組織・褐色脂肪組織(BAT)を活性化したりエネルギーを溜め込む白色脂肪組織(WAT)をBAT化する働きがあり、その働きはどうやら交感神経系(SNS)の活性化を介することがマウス実験で示されました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98140

中枢神経系疾患

DURECT社の肩の手術後の鎮痛薬POSIMIRの米国権利をInnocoll社が取得

2021年12月24日
腕を頭上に上げると痛むようになる病気・インピンジメント症候群を治療する肩峰下除圧術後の鎮痛薬として米国FDAに今年2月に承認されたブピバカイン肩峰下投与薬POSIMIR(bupivacaine solution)の同国での開発/販売権利をDURECT CorporationがInnocoll Biotherapeutics社に付与します。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98137

アルツハイマー病前駆患者の脳脊髄液のタウがADHD薬アトモキセチンで減少

2021年12月24日
脳のノルアドレナリン(ノルエピネフリン)を増やすことを目当てとしてノルアドレナリン輸送体阻害剤atomoxetine(アトモキセチン)がエモリー大学主催の無作為化試験で投与された軽度認知機能障害(MCI)患者の脳脊髄液(CSF)のアルツハイマー病関連分子・タウやリン酸化タウがプラセボ投与に比べて減少しました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98138

サイケデリック薬による精神疾患治療の開発が今年大躍進したものの

2021年12月23日
いわゆる麻薬の類・サイケデリック薬のものの見方を変えさせる作用が精神疾患の治療に役立つのではないかと期待されてきましたが、その効果を示した説得力のある試験はほとんどありませんでした。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98133

オンコロジー

Allarity社が腎癌治療チロシンキナーゼ阻害剤dovitinibを米国FDAに承認申請した

2021年12月23日
Novartisから手に入れた腎細胞癌(RCC)三番手(third-line)治療薬dovitinib(ドビチニブ)をAllarity Therapeutics社が米国FDAに承認申請しました。 https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98124

感染症

GSKのHIV予防注射薬Apretudeを米国FDAが承認

2021年12月22日
GlaxoSmithKline(GSK)が殆どを所有するViiV Healthcareの年に僅か6回の注射で事足りうるHIV予防薬Apretude(アプレチュード;cabotegravir、カボテグラビル)を米国FDAが承認しました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98116

Summit社が米国FDAの了承無しで主要転帰を変えた抗生剤Ph3試験が目標至らず

2021年12月22日
米国FDAなどお構いなしのSummit Therapeutics社のクロストリジオイデス ディフィシル(CDI)感染症薬ridinilazole(リジニラゾール)の第3相試験(Ri-CoDIFy)が主要目標達成を逃しました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98119

Valneva社がチクングニアウイルスワクチンの製造一貫性を確認~来年承認申請

2021年12月22日
性能が同じチクングニアウイルス(CHIKV)ワクチンVLA1553を繰り返し製造しうること(manufacturing consistency)が第3相試験(VLA1553-302)で示され、Valneva社は米国FDAへの同ワクチンの承認申請を来年開始します。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98110

進行中の臨床試験でのGilead社のHIV薬lenacapavir注射の使用をFDAが差し止め

2021年12月22日
Gilead SciencesのHIV薬lenacapavir(レナカパビル)注射を臨床試験で使うことを米国FDAが差し止めました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98112

眼科

Aldeyra社のドライアイ点眼剤第3相試験で目当ての効果なし~二の次の効果あり

2021年12月22日
Aldeyra Therapeutics社のドライアイ薬reproxalap(レプロキサラップ)の第3相試験(TRANQUILITY)で主要転帰・眼の赤み(結膜発赤)への効果が認められませんでした。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98118

希少疾患

NovartisがGyroscope社を買収~Ph2段階の地図状萎縮(GA)遺伝子治療を獲得

2021年12月23日
NovartisがGyroscope Therapeutics社をひとまず8億ドルを払って買って失明疾患・地図状萎縮(GA)の遺伝子治療GT005を手に入れます。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98122

Pfizerの筋ジストロフィー遺伝子治療の第1相試験が死亡例を受けて中断

2021年12月22日
被験者の1人が死亡したことを受けてPfizerのデュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)遺伝子治療PF-06939926の第1相試験が中断されています。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98117

自己免疫性疾患

LillyのIL-13阻害剤がステロイド外用との併用Ph3試験でもアトピー性皮膚炎に有効

2021年12月22日
Eli LillyのIL-13阻害剤lebrikizumab(レブリキズマブ)が今夏8月の単独治療第3相試験(ADvocate 1/2)成功に続いてコルチコステロイド外用との併用第3相試験(ADhere)でも有意なアトピー性皮膚炎治療効果を示しました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98115

代謝性疾患

NovartisのLDLコレステロール低下薬Leqvio (inclisiran) を米国FDAが承認

2021年12月23日
Novartisの年2回皮下注射で事足りるLDLコレステロール(LDL-C)低下RNA干渉薬Leqvio(レクビオ;Inclisiran、インクリシラン)がようやく米国FDA承認されました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98123

食べすぎても走ればアセチル補酵素Aが脂質生合成に渡るのを減らせる

2021年12月23日
走る習慣は肝臓のミトコンドリアのアセチル補酵素Aが食べすぎで増えるのを減らし、脂質生合成、ケトン体生成、TCAサイクルにアセチル補酵素Aが渡り難くすることがマウス実験で示されました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98121

中枢神経系疾患

Intra-Cellular社の非定型抗精神病薬Caplytaの双極性うつ病治療を米国FDAが承認

2021年12月22日
Intra-Cellular Therapies社のセロトニン/ドパミン受容体遮断薬Caplyta(カプリタ;lumateperone、ルマテペロン)を双極性うつ病(双極性障害のうつ症状)の治療に使うことを米国FDAが承認しました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98111

新型コロナウイルスN蛋白質がパーキンソン病の特徴・αシヌクレイン凝集を促す

2021年12月22日

αシヌクレインが凝集して生じるアミロイド線維を特徴とする神経変性疾患・パーキンソン病を新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染患者が若くして発現する場合があることに注目して実施された試験管実験の結果、SARS-CoV-2のヌクレオカプシド蛋白質(N蛋白質)がαシヌクレインの凝集を早めてアミロイド形成を促しうることが示されました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98120

認知症の専門家一団がBiogenのアルツハイマー病薬承認撤回をFDAに要求

2021年12月22日
世界的に名の知れた認知症の専門家一揃いがBiogen/Eisai(エーザイ)のアルツハイマー病薬Aduhelm(アデュヘルム;aducanumab、アデュカヌマブ)の承認撤回を米国FDAに要求しました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98114

その他

腫瘍-T細胞連結薬を開発するAmunix社をSanofiが約10億ドルで買う

2021年12月22日
道中はおとなしくしていて行き着いた目当ての腫瘍病変部で活性化するようにタンパク質を誂えるXTEN技術を有するAmunix Pharmaceuticals社をSanofiがひとまず約10億ドルを払って手に入れます。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98113

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