【2021年12月20日】1分でわかる世界の製薬ニュース:今日のまとめ

世界の製薬業界の方々が注目しているニュースを日本語でお届けいたします。これを読めば世界の業界人が今何に注目をしているかが「1分」でわかります。「1分で分る世界の製薬ニュース」は製薬・バイオ業界の世界の「今」が読めるBioTodayとの協賛でお届けいたします。なお、BioTodayの全文購読には法人もしくは個人での別途ご契約が必要です。

「一分でわかる世界の製薬ニュース」をメルマガで

banner

世界の製薬ニュースを「日本語」でお届けします!
● 世界で最も注目されている製薬ニュースを
● メルマガ会員登録は無料、毎日配信
● 海外のニュースも日本語でしっかり読めます

メルマガ会員登録はこちらから

新型コロナウイルス感染症

Merckの経口COVID-19薬で外来患者の入院や死亡が30%減ったPh3試験論文報告

2021年12月19日
Merck & Coの経口薬モルヌピラビル(molnupiravir)がワクチン非接種の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染(COVID-19)外来患者の入院や死亡を30%減らしたプラセボ対照第3相試験(MOVe-OUT)結果が論文報告されました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98089

Novavaxの蛋白質ワクチンがCOVID-19の90%を防いだ米国/メキシコPh3論文報告

2021年12月19日
サポニンアジュバントMatrix-M込みのNovavax社の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)スパイク蛋白質ワクチンNVX-CoV2373が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を90%防いだ米国とメキシコでの第3相試験(PREVENT-19)結果が論文報告されました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98090

Valneva社のCOVID-19不活化ワクチン接種済みの人への追加接種で抗体反応上昇

2021年12月17日
フランスのValneva社の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)不活化ワクチンVLA2001接種を一通り(2回)済ませたPh1/2試験被験者への同ワクチン追加接種が期待に応えて抗体反応42-106倍上昇をもたらしました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98066

オミクロン株がより広まりやすいのは気管でより増えれるからかもしれない

2021年12月18日
治療で除去されたヒト組織を使った研究の結果、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)オミクロン(Omicron)株の気管支での増殖は去年2020年のSARS-CoV-2元祖やデルタ株に比べておよそ70倍も早く、オミクロン株が人から人により広まりやすいゆえんかもしれません。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98082

オミクロン株スパイク蛋白質のACE2受容体への結合はデルタ株や元祖株に勝る

2021年12月19日
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)代理ウイルス(pseudovirus)を使った実験の結果、オミクロン(Omicron)株のやたら変異したスパイク蛋白質のACE2受容体への結合はデルタ株やSARS-CoV-2元祖のどちらにも勝りました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98088

オミクロン株流行で英国イングランドの今冬の待機手術が約10万件減りうる

2021年12月20日
オミクロン(Omicron)株流行で入院が増えることで英国イングランドのこの冬(今年12月~来年4月)の待機手術がおよそ10万件減りうると推定されました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98091

オミクロン出現前の新型コロナウイルス変異株どれにもModernaワクチン有効

2021年12月18日
オミクロン変異株出現前の南カリフォルニアのデータを調べたところModernaの新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)ワクチンはどの変異株にも有効でしたが、デルタ変異株感染予防効果は接種後日増しに若干弱まっており、接種後14-60日では94%だったのが約半年後(151-180日)には80%に低下していました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98085

モデルナCOVID-19ワクチンの若い男性の心臓炎症の発生率はPfizerのより5倍高い

2021年12月19日
デンマークの12歳以上の住人およそ500万人のうち約400万人がPfizer/BioNTechかModernaの新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)ワクチンBNT162b2かmRNA-1273を接種し、どちらのワクチンも女性が心筋炎や心膜炎をより生じ易くなることと関連し、ModernaのワクチンmRNA-1273は女性に加えて男性がそれらをより生じ易くなることとも関連しました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98086

英国のオミクロン株感染の入院はデルタ株より少なくて済んではいない

2021年12月20日
南アフリカからの一連の報告では新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)オミクロン(Omicron)株感染入院率がデルタ株に比べて低いことが一貫して示唆されています。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98092

中枢神経系疾患

欧州がBiogenのアルツハイマー病薬aducanumabを承認すべきでないと判断

2021年12月18日
米国は取り急ぎ承認したBiogen/Eisai(エーザイ)のアルツハイマー病薬aducanumab(アデュカヌマブ)を欧州医薬品庁(EMA)諮問委員会CHMPは承認すべきでないと判断しました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98078

猶予9年の約半分の期間でBiogenがアルツハイマー病薬Aduhelmの決着をつける

2021年12月17日
Biogen/Eisai(エーザイ)のアルツハイマー病薬Aduhelm(アデュヘルム;aducanumab、アデュカヌマブ)の米国FDA承認を不動にするための第4相市販後試験の計画が来年2022年3月にFDAに提出され、被験者選別がその2か月後の5月に始まり、結果は試験開始からおよそ4年後に判明する見込みです。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98063

オンコロジー

3受容体陰性乳癌へのNO合成酵素阻害薬・L-NMMAのPh1/2試験で有望な効果あり

2021年12月17日
厄介な3受容体陰性乳癌(TNBC)にNO合成酵素阻害薬L-NMMAが有望そうなことが第1/2相試験で示唆されています。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98067

IN8bio社の同種γδT細胞の第1相試験初っ端白血病患者3人の寛解が持続している

2021年12月17日
IN8bio社の同種γδT細胞INB-100が第1相試験で投与された造血幹細胞移植(HSCT)白血病患者3人全員が有望なことに寛解を保っています。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98073

リンパ腫へのより早期のGileadのYescarta使用はやがて年間15億ドルを稼ぐ

2021年12月17日
目標を達成した第3相試験ZUMA-7でのGilead SciencesのCAR-T・Yescarta(axicabtagene ciloleucel)の用途・初治療に失敗した大細胞型B細胞リンパ腫(LBCL)患者への使用はやがて年間売り上げ15億ドルをもたらすとRBC Capital Marketsのアナリストは予想しています。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98071

脂肪肝や肝癌の治療や予防に肝臓のSPTBN1阻止が有望

2021年12月18日
CASPASE-3の基質SPTBN1はCASPASE-3の別の基質SREBP1と相互作用して脂肪生成に寄与し、人の非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)組織ではSPTBN1とCASPASE-3の発現が盛んであり、マウスの肝臓のSPTBN1除去はNASHや肝癌を防ぎました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98079

状況を読み取る遺伝子治療がマウス肝癌に有効

2021年12月17日
肝癌細胞で発現する転写因子一揃いと逆に肝癌細胞であまり発現しないマイクロRNA・let-7cを頼りに肝癌細胞でのみ殺細胞遺伝子を発現するアデノ随伴ウイルス(AAV)ベクターが開発され、マウスへの静注で腫瘍を減らす効果が確認されました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98075

通院患者の化学療法の害を電話連絡で扱っても救急科受診や入院は減らず

2021年12月18日
乳癌患者の通院での術前や術後の化学療法の害を電話連絡を頼りに扱っても救急科(ED)受診や入院は減りませんでした。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98083

肺癌治療ADCの最初の臨床試験を済ませるまでの資金1億ドル超をMythic社が調達

2021年12月17日
目当ての組織により取り込まれる装填抗体(antibody-drug conjugate、ADC)を開発するMythic Therapeutics社が1億0300万ドルを調達しました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98072

感染症

薬なしで平気なHIV感染者ゲノムのHIV配列にエスケープ変異は少ない

2021年12月18日
薬なしで平気なHIV感染者(elite controller)のゲノムに混じり込んだHIV配列のT細胞認識抗原決定基や抗体接触領域のエスケープ変異は少ないことが示されました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98080

眼科

調節性B細胞の欠乏と機能不全が視神経脊髄炎関連疾患に寄与しているらしい

2021年12月18日
調節性B細胞(Breg)が少ないことと働きが悪いことの両方が中枢神経系(CNS)の自己免疫疾患・視神経脊髄炎関連疾患(NMOSD)にどうやら寄与しており、B細胞枯渇治療(BCDT)はBregを充足させて機能の回復をもたらしました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98076

血液疾患

BMSのT細胞活性化阻害剤OrenciaのGvHD予防用途を米国FDAが承認

2021年12月17日
造血幹細胞移植(HSCT)患者の急な移植片対宿主病(GvHD)の予防にBristol Myers Squibb(BMS)のT細胞活性化阻害剤Orencia(オレンシア;abatacept、アバタセプト)を使うことが米国FDAに承認されました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98070

GBT社の鎌状赤血球症薬Oxbrytaの後継薬がPh1試験で有望な成績を上げた

2021年12月17日
血管閉塞性発作(VOC)を減らすことがまだ示せていない鎌状赤血球症(SCD)経口薬Oxbryta (オキシブリタ;voxelotor、ボクセロトール) を売るGlobal Blood Therapeutics(GBT)社のその後継薬GBT021601 (GBT601) の第1相試験で有望なヘモグロビン濃度上昇が認められています。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98064

自己免疫性疾患

Amgen/AstraZenecaの喘息治療抗体Tezspireを米国FDAが承認

2021年12月18日
Amgen(アムジェン)とAstraZeneca(アストラゼネカ)が北米で協力して売る喘息治療薬Tezspire(テズスパイア;tezepelumab、テゼペルマブ)が米国FDAに承認されました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98077

消化器系疾患

Calliditas社のIgA腎症治療薬Tarpeyoを米国FDAが取り急ぎ承認

2021年12月17日
IgA抗体を作る回腸のリンパ組織濾胞・パイエル板にコルチコステロイド・ブデゾニドを届けるCalliditas Therapeutics社のIgA腎症治療薬Tarpeyo (タルペヨ;budesonide) を米国FDAが取り急ぎ承認しました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98065

Genfit社の第3相試験段階の原発性胆汁性胆管炎薬をIpsenが手に入れる

2021年12月18日
フランスの製薬会社Ipsenがひとまず1億4800万ユーロをGenfit社に払い、原発性胆汁性胆管炎(PBC)の治療として第3相試験段階のPPARα/δ活性化剤elafibranor(エラフィブラノル)を世界で開発して作って売る権利を手に入れます。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98081

代謝性疾患

ALOX12-ACC1相互作用阻害剤がマウスやサルの脂肪肝を高脂血症誘発なしで阻止

2021年12月17日
リポキシゲナーゼALOX12はACC1がリソソームで分解されるのを妨げ、ALOX12とACC1の相互作用の阻害剤IMA-1はマウスやサルの非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)進展を高脂血症を誘発することなく食い止めました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98074

インスリンを作るβ細胞をだめにするホルモン・fabkin(ファブキン)を発見

2021年12月19日
脂肪細胞での脂肪分解の際に放出されたホルモンFABP4が血中でアデノシンキナーゼ(ADK)とヌクレオシド二リン酸キナーゼ(NDPK)と一緒になって生じる複合体が見つかり、fabkin(ファブキン)と名付けられたその複合体を阻止する抗体がβ細胞の機能や保守を改善して糖尿病を予防することがマウス実験で示されました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98087

婦人科系疾患

閉経女性が子宮と共に卵巣や卵管も取ってしまっても恐らく生存は損なわれない

2021年12月18日
50歳未満の女性が理由が癌以外の子宮摘出のついでに卵巣や卵管も取ってしまうことと死に易くなることが関連しました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98084

その他

Alpine Immune Sciences社の前臨床開発品をHorizon社が4000万ドル払って取得

2021年12月17日
Alpine Immune Sciences社の創薬技術を頼りに生み出された前臨床段階開発品1つをHorizon Therapeutics社がひとまず4000万ドルを払って手に入れます。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98069

ALS治療探しでEli Lillyと提携しているVerge Genomics社が9800万ドル調達

2021年12月17日
筋萎縮性側索硬化症(ALS)治療を見つけるEli Lillyとの提携を今夏7月にものにしたAI創薬のVerge Genomics社がそのEli Lillyも加わった投資で9800万ドルを調達しました。
https://www.biotoday.com/view.cfm?n=98068

同カテゴリーの世界の製薬ニュース

関連記事

  1. NK細胞をPD-L1が出しゃばらないように活性化することでワクチン効果を促せる

  2. blood cancer

    ASCO2022「DLBCL」で注目演題は、ロシュのグロフィタマブとシーゲン/武田のアドセトリス

  3. breast cancer

    サノフィ、AMEERA-4試験中止も、大規模試験開始で目指す最初の術前乳がん治療SERD【ASCO2022】

  4. オプジーボとヤーボイの併用療法、頭頸部扁平上皮癌対象で主要評価項目を達成出来ず

  5. cancer

    肺がんネオアジュバント対象でオプジーボ併用療法がEFSの目標を達成

  6. オプジーボ併用、化学療法後の特定の転移性大腸がんを対象として欧州において承認

 

☎ 080-9159-1217

海外情報・調査ご相談ください

平日 9:00-18:00

1分でわかる世界の製薬ニュースをメルマガで!

無料メルマガでは、世界の製薬ニュースを配信しています。
 

  1. colorectal cancer

    マイクロサテライト安定性BRAF V600E変異大腸癌でビラフトビ併用に…

    2022.06.25

  2. approved

    ノバルティス、欧州でタブレクタがMETエクソン14読み飛ばし異変の非…

    2022.06.22

  3. 肺炎

    米メルク、21価の肺炎球菌ワクチン「V116」良好な第1/2相結果。7月…

    2022.06.22

  4. ADC

    HER3乳がん対象のパトリツマブ・デルクステカンの良好なデータを第…

    2022.06.21

  5. breast cancer

    サノフィ、AMEERA-4試験中止も、大規模試験開始で目指す最初の術前…

    2022.06.21

  6. SLE

    デュクラバシチニブ、全身性エリテマトーデス(SLE)への第II相試験…

    2022.06.20

  7. partners

    バイオジェン、Alectos社のパーキンソン病治療薬候補GBA2阻害剤のラ…

    2022.06.20

  8. lung cancer

    抗TIGITへ暗雲。ロシュ、チラゴルマブ小細胞肺がん対象で全生存期間…

    2022.06.15

  9. lung cancer

    第一三共のパトリツマブ デルクステカン、乳癌に続きHER3肺癌でもAS…

    2022.06.15

  10. blood

    CAR-T療法「​​Carvykti」が多発性骨髄腫において「2年後」も奏効率…

    2022.06.10

  1. crohns diseasae

    アッヴィのリンヴォックが、クローン病で1年治療効果維持の評価項目…

    2022.05.12

  2. 【コラム】JMDC COOに聞く!患者啓発に使えるリアルワールドデータ 

    2022.03.23

  3. 2022年4月13日(水)Vaczine Analytics社ご紹介セミナー【オンライ…

    2022.03.01

  4. insights4webinar

    2022年3月16日(水)開催定例ウエビナー:ケーススタディで学ぶ「エ…

    2022.02.15

  5. アムジェン、第4四半期業績発表。全体として増収もエンブレルは減収

    2022.02.10

  6. 塩野義、新型コロナ経口薬、日本で早期承認取得検討。ファイザー治…

    2022.02.09

  7. ファイザー、新型コロナ経口薬パクスロビド売上220億ドル(約2.5兆…

    2022.02.09

  8. ワクチン未接種の死亡率、ブースター接種と比べて97倍にもなると米C…

    2022.02.07

  9. Libtayo

    サノフィとリジェネロン、子宮頸がん対象のLibtayoのFDA申請を取り…

    2022.01.31

  10. blood

    ギリアドのマグロリマブ併用投与の血液腫瘍対象の試験をFDAが一部保…

    2022.01.27

  1. 【ケーススタディ】10年後上市をめざす化合物の評価と価値最大化の…

    2022.02.21

  2. medinew

    2022年3月2日(水)オンライン開催:医薬品デジタルマーケティング…

    2022.02.16

  3. insights4webinar

    2022年3月16日(水)開催定例ウエビナー:ケーススタディで学ぶ「エ…

    2022.02.15

  4. 2022年2月24日(木)オンライン開催:1ヶ月かかっていた医師のリサ…

    2022.02.06

  5. 2022年2月16日(水)開催 無料オンラインセミナー:データを活用し…

    2022.02.03

  6. 米国市場進出への新しいオプション。コストを抑え、最速で新薬の上…

    2022.02.01