アマゾン、米国における薬局実店舗の展開を検討か?大手薬局チェーンは報道を受けて株価下落

5月26日水曜日のBusiness Insiderの報道によると、アマゾンが、米国内に薬局の実店舗設立を検討しているとのことです。この報道によると、現時点では具体的な計画はなく、実際の店舗の立ち上げには1年以上かかる可能性があるとのことです。しかしながら、このニュースを受けて、小売薬局を展開するRite Aid社とWalgreens社の株価が約4%、CVS社の株価が約3%下落しました。

アマゾンがボストンやフェニックスを含む米国のいくつかの都市で薬局店舗を設立することを検討していており、3人の情報筋はアマゾンが保有し全米で350店舗以上展開しているホールフーズの中に薬局を設置する話を計画していると述べています。今後アマゾンは、対面式の薬局の展開に関して、さまざまなテストを実施する可能性が高いと、そのうちの2人は述べています。アマゾンの広報担当者は、このことについてコメントしていません。

アナリストは短期的な影響は少ないと見ている

アマゾンは、2018年のオンライン薬局PillPackの買収に続き、昨年、Amazon Pharmacyを立ち上げ、米国の顧客がAmazonアプリを通じてデスクトップやモバイル端末で薬局を通じてできる取引をすべてできるようにしました。

今回のニュースについて、Evercore社のアナリストであるエリザベス・アンダーソンは、水曜日の市場の反応は、アマゾンが新たな分野に参入する、あるいは参入が噂されるたびに起こる「典型的なプレイブック」であるとして以下のように述べています。

新たな大規模な競合他社は完全に払いのけられるものではありませんが、アマゾンは2018年にPillPackを買収して以来、同社はあまりオンライン薬局市場のシェアを獲得していないことに注目しています。

仮にアマゾンがシェアを獲得できたとしても、ドラッグストアの粗利への影響は【一桁台前半】になり、財務的な影響が薬局に感じられるようになるまでには、数年かかると思われる」

出典

Amazon looking to open brick-and-mortar pharmacies in US By Firstword Pharma