製薬業界の最新ニュースと解説

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RocheがInflazome社を買ってNLRP3インフラマソーム阻害剤の備えを更に増やす

肝臓標的NLRP3インフラマソーム阻害剤のJecure Therapeutics社を2年前に1億ドルで買ったスイスのRoche(ロシュ)がアイルランドのダブリン拠点のInflazome社をまず3億8000万ユーロ払って手に入れ、NLRP3インフラマソーム阻害剤の備えを更に増やします。 4段落, 364文字

ジカウイルス感染小頭症に神経細胞死機構が寄与~カスパーゼ1阻害剤が有望

妊婦のジカウイルス(ZIKV)感染でその子に小頭症が生じる仕組みはあまり分かっていませんでしたが、中国Southern Medical UniversityとSun Yat-Sen Universityのチームの研究でカスパーゼ1やガスダーミンD活性化を介したピロトーシスによる神経前駆細胞(NPC)死滅の寄与が判明し、Vertex社のカスパーゼ1阻害剤VX-765(belnacasan、ベルナカサン)の治療効果がマウス実験で確認されました。 3段落, 303文字

病因遺伝子の出鼻を挫く遺伝子標的薬をRocheがScenic Biotechと組んで開発する

病因遺伝子があるのに軽症か無症状で済むようにするその対抗遺伝子を治療薬に結びつける取り組みをRoche(ロシュ)がScenic Biotech社の技術を頼りに取り組みます。 2段落, 138文字

新型コロナウイルスワクチンAZD1222の第3相試験計画書をAstraZenecaが公表

英国被験者2人が被った深刻な神経疾患の詳細公表を拒んでいて専門家がとりわけ懸念している新型コロナウイルス感染(COVID-19)予防ワクチンAZD1222(ChAdOx1 nCoV-19)第3相試験の計画書(プロトコール)をAstraZeneca(アストラゼネカ)社が公開しました。 2段落, 200文字

進行した大腸癌患者のコーヒー常飲と死亡の減少が関連

切除不能、局所進行、転移性のいずれかの差し迫った大腸癌患者のコーヒー常飲と悪化や死亡の減少が関連しました。 3段落, 123文字

癌の血液検査会社GRAILを80億ドル相当でIlluminaが買い戻す

ここ暫くの噂は正しく、より治療しやすい初期段階での癌発見を目指す血液検査会社GRAIL(グレイル)をIllumina(イルミナ)社が80億ドル相当で取り戻します。 3段落, 284文字

ESMO20 Sanofi/RegeneronのLibtayoがNSCLC初治療Ph3できっちり生存改善達成

抗PD-1/L1薬の未開拓用途・基底細胞癌(BCC)のPh2試験での有望な効果に続き、王者Keytruda(キイトルーダ)やOpdivo(オプジーボ)が君臨する用途・非小細胞肺癌(NSCLC)初治療の第3相試験(EMPOWER-Lung 1)生存改善をSanofi/Regeneron社の新参抗PD-1/L1薬Libtayo (リブタヨ;cemiplimab、セミプリマブ) がゆうゆうと達成しました。 3段落, 409文字

ESMO20 MerckとKeytrudaとBMSのOpdivoの消化器癌治療を刷新しうる試験報告

食道癌をMerck & Coの抗PD-1薬Keytruda(キイトルーダ;pembrolizumab、ペムブロリズマブ)+化学療法で初治療した第3相試験(KEYNOTE-590)の全生存(OS)中央値は化学療法の10か月を2か月ほど上回る12か月、Bristol-Myers Squibb(BMS)のOpdivo(オプジーボ;nivolumab、ニボルマブ)+化学療法で食道癌か胃癌患者を初治療した第3相試験(CheckMate -649)も化学療法の12か月をやはり2か月ほど上回る14か月でした。 2段落, 371文字

ESMO20 PD-L1高発現転移性非小細胞肺癌患者32%がKeytruda初治療で5年生存

転移性非小細胞肺癌(NSCLC)初治療の市場に一番乗りした抗PD-1/L1薬・Merck & CoのKeytruda(キイトルーダ;pembrolizumab、ペムブロリズマブ)がその存在感を見せつける第3相試験(KEYNOTE-024)5年間生存率倍増を報告しました。 2段落, 235文字

J&Jと組んでCAR-Tを開発しているLegend社を中国が捜査~CEOが最長6か月勾留

難治性骨髄腫の完全寛解率100%間近のCAR-T・ciltacabtagene autoleucel (cilta-cel, LCAR-B38M) をJ&Jと組んで開発しているLegend Biotech社やその親会社GenScript Biotechを中国が捜査し、Legend社のCEO・Fangliang Zhang氏が最長6か月の勾留(residential surveillance)の身となったことを受け、同社の財務トップYing Huang氏が暫定CEOに就任しました。 2段落, 283文字

ESMO20 生存改善を示せなかったAstraZenecaのImfinzi膀胱癌初治療Ph3詳細報告

AstraZeneca(アストラゼネカ)のPD-L1抗体Imfinzi(イミフィンジ、Durvalumab、デュルバルマブ )による膀胱癌(尿路上皮癌)初治療の生存改善を示せなかった第3相試験(DANUBE)結果詳細が報告されました。 3段落, 276文字

初期3受容体陰性乳癌患者の術前Tecentriq+化学療法で完全寛解率が58%に改善

初期の3受容体陰性乳癌(TNBC)患者への手術前のRocheのPD-L1抗体Tecentriq(テセントリク;Atezolizumab、アテゾリズマブ)投与で完全寛解(乳房とリンパ節の癌が全滅)がより増えることを示した第3相試験(IMpassion031)結果が論文になりました。 2段落, 182文字

ESMO20 Novartisの乳癌薬Piqrayの第3相試験SOLAR-1は有意な生存改善に至らず

アロマターゼ阻害剤の甲斐なく進展したPIK3CA変異HR+/HER2-乳癌閉経女性へのNovartis(ノバルティス)のPI3Kα阻害剤Piqray(ピクレイ;alpelisib、アルペリシブ)の第3相試験(SOLAR-1)で全生存(OS)の有意な改善は認められませんでした。 3段落, 311文字

心配な新型コロナウイルス感染小児選手は運動再開前に心電図検査が必要

心臓症状や発熱の持続などの相当の症状やその他心配な所見を認めた若い新型コロナウイルス感染(COVID-19)選手は運動日課の再開前に心電図検査が必要との方針を米国小児科学会(AAP)が示しました。 2段落, 131文字

ESMO20 PfizerのALK TKI阻害剤Lorbrena肺癌初治療Ph3で1年間PFS率が2倍改善

主要目標達成が先月速報されたPfizerの第3世代ALKチロシンキナーゼ阻害剤LORBRENA(ローブレナ;Lorlatinib、ロルラチニブ)の肺癌初治療第3相試験(CROWN)の詳細結果が報告されました。 3段落, 296文字

ESMO20 AstraZenecaのLynparzaでHRR変異前立腺癌患者全般の生存は改善せず

第3相試験PROfoundの結果、相同組換え修復(HRR)遺伝子一揃い(BRCA1/2, ATM, CDK12, HRR経路のその他11の遺伝子)に変異がある転移性去勢抵抗性前立腺癌(mCRPC)男性のAstraZeneca/Merck & CoのPARP阻害剤Lynparza(リムパーザ;olaparib、オラパリブ )治療の生存はJ&Jのアンドロゲン合成阻害剤ZYTIGA(ザイティガ;Abiraterone)やPfizer/アステラスのアンドロゲン受容体阻害剤XTANDI(イクスタンジ ;enzalutamide、エンザルタミド)と有意差ありませんでした(17か月 vs 14か月、P=0.0515)。 2段落, 412文字

ESMO20 初期乳癌術後再発率がLillyのCDK4/6阻害剤Verzenioで25%低下

PfizerのCDK4/6阻害剤Ibrance(イブランス;palbociclib)が達成できなかった初期乳癌術後(アジュバント)再発予防効果を証明したEli LillyのCDK4/6阻害剤・Verzenio(ベージニオ;abemaciclib)の第3相試験(monarchE)結果詳細が報告されました。 2段落, 276文字

ESMO20 MerckのKeytrudaとEisaiのLenvimaの併用が卵巣癌や大腸癌に良さそう

子宮内膜癌への使用が承認されているMerck & Coの抗PD-1薬Keytruda(キイトルーダ;pembrolizumab)とEisai(エーザイ)のチロシンキナーゼ阻害剤Lenvima(レンビマ;lenvatinib、レンバチニブ)の併用を幾つかの癌に試している第2相試験(LEAP-005)でMerck & Coの臨床研究リーダーScot Ebbinghaus氏曰く卵巣癌と大腸癌が特に目を引くと言っています。 3段落, 384文字

ESMO20 AmgenのKRAS G12C阻害剤sotorasibのPh1総ざらい報告

KRASG12C変異は非小細胞肺癌(NSCLC)の13%、大腸癌やその他の癌の1-3%に生じます。 5段落, 358文字

ESMO20 J&JのEGFR-MET標的2剤併用がTAGRISSO無効患者3人に1人超に奏効

Johnson & Johnson(J&J)の二手・EGFRとMET標的抗体amivantamab(アミバンタマブ;JNJ-61186372)と第3世代EGFRチロシンキナーゼ阻害剤(EGFR TKI)lazertinib(ラゼルチニブ)併用による初治療がPh1試験(CHRYSALIS)のEGFRエクソン19欠損/L858R変異非小細胞肺癌(NSCLC)患者20人全員に奏効しました(奏効率100%)。 4段落, 585文字

B細胞急性リンパ性白血病による骨破壊をRANKL遮断薬で封じうる

最も多い小児癌の一つB細胞急性リンパ性白血病(B-ALL)が引き起こす骨破壊に白血病細胞表面RANKLと破骨細胞表面受容体RANKの相互作用が寄与しており、その相互作用を阻害するAmgen(アムジェン)のRANKL遮断薬・人工オステオプロテゲリン-Fc融合蛋白質(rOPG-Fc)でその骨破壊を防げる事がマウス実験で示されました。 2段落, 207文字

同種造血幹細胞移植後の白血病再発の2パターンが見つかった

同種造血幹細胞移植(allo-HSCT)後に再発した慢性リンパ性白血病(CLL)患者10人の癌細胞を隈なく調べたところ2つのパターンが判明しました。 3段落, 175文字

コンピューターの指示は願ったりの治療が受けれる患者割合を5.8%しか増やさず

電子カルテ(EHR)データに基づいてコンピューターが出す指示は願ったりの治療が受けれる患者の割合を5.8%しか増やさず依然として期待はずれです。 2段落, 98文字

FSAm-NPS点数が低い劣悪な食品を食べている人は死にやすい

欧州10カ国での調査の結果、FSAm-NPS点数が低いお粗末な食品を食べている人は死にやすいことが示されました。 3段落, 140文字

高齢者の一般診療受診の折の心房細動検診は無益らしい

一般診療に来た65歳以上の患者をついでに心房細動(AF)検診してもその検出は増えませんでした。 2段落, 77文字

ROR2阻害剤は変形性関節症の軟骨修復を促して痛みを和らげうる

ROR2阻害剤が変形性関節症(OA)の軟骨修復を促して痛みを和らげうることがマウス実験で示されました。 2段落, 84文字

2型糖尿病のメトホルミン治療の効果や許容のほどと関連するDNAメチル化を同定

服薬がまだの2型糖尿病患者の血液を調べたところゲノムの特定の位置のDNAメチル化がメトホルミンの効き具合いや許容のほどと関連することが示されました。 2段落, 115文字

IL-2は樹状細胞を増やして抗腫瘍免疫を一層後押ししうる

インターロイキン2(IL-2)はT細胞やナチュラルキラー(NK)細胞の活性化作用に加えて樹状細胞を増やして抗腫瘍免疫を一層後押ししうると分かりました。 2段落, 141文字

ESMO20 膵臓神経内分泌腫瘍へのChi-MedのsurufatinibのPh3無増悪生存約11か月

悪化、切除不能、転移性のいずれかの進展した膵臓神経内分泌腫瘍(pNET)患者へChi-Med(Hutchison China MediTech)社のVEGFR/FGFR1/CSF-1Rチロシンキナーゼ阻害剤surufatinib(スルファチニブ)を投与した第3相試験(SANET-p)の無増悪生存(PFS)中央値はプラセボ群の3.7か月を有意に上回る10.9か月であり、1月の速報通り試験主要目標を達成しました。 3段落, 281文字

ESMO20 初期乳癌術後のPfizerのIbrance治療が主要目標達成ならず/Ph3結果発表

初期乳癌の手術を終えた患者へのPfizerのCDK4/6阻害剤Ibrance(イブランス;palbociclib)投与の第3相試験(PALLAS)の結果が報告され、6月の速報通り主要目標達成はならず、浸潤病変なし生存(iDFS)はIbrance非投与群と変わりませんでした。 2段落, 187文字

ESMO20 Merckの抗TIGIT抗体vibostolimabの肺癌Ph1で有望な結果が得られた

第1相試験(NCT02964013)用量検討/拡張段階の結果、抗PD-1/PD-L1薬の甲斐なく悪化した非小細胞肺癌(NSCLC)患者79人にMerck & Coの抗TIGIT抗体vibostolimab(ビボストリマブ)を単独または抗PD-1薬Keytruda(キイトルーダ;pembrolizumab)と共に投与した奏効率はそれぞれ7%と5%でした。 2段落, 319文字

ESMO20 VHL変異癌患者へのMerckのHIF-2α阻害剤のPh2奏効率が改善している

先立つ治療がまだのフォンヒッペルリンドウ病(VHL)遺伝子不活性化変異癌患者(VHL病)のMerck & CoのHIF-2α阻害剤MK-6482(PT2977)初治療の第2相試験での奏効率は上向いており、被験者全員が有する淡明細胞型腎細胞癌(ccRCC)の3に1つ以上(36%)に奏効しています。 3段落, 339文字

ESMO20 Autolus社のCD19-CD22二重標的CAR-Tの有望なリンパ腫Ph1/2成績発表

再発/治療抵抗性(r/r)びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)患者へのAutolus Therapeutics社の二手・CD19とCD22標的キメラ抗原受容体T細胞(CAR-T)治療AUTO3の第1/2相試験で第2相試験使用用量(150 x 106細胞)投与患者の5人に3人以上(64%)が完全寛解を達成しました。 3段落, 274文字

Seattle Genetics/アステラスのPadcevのPh3試験で尿路上皮癌患者生存が改善

白金化学療法とPD-1/L1阻害剤治療を経た尿路上皮癌患者をSeattle Genetics/アステラス製薬の抗腫瘍成分付き抗体Padcev(パドセブ;Enfortumab vedotin、エンホルツマブ ベドチン)で治療した第3相試験の全生存(OS)が化学療法を有意に上回りました。 4段落, 389文字

ESMO20 頭頸部癌のMerck KGaA/PfizerのBavencio初治療はPFSも全生存も敗北

局所進行(LA)頭頸部扁平上皮癌(SCCHN)患者のMerck KGaA/Pfizerの抗PD-L1薬BAVENCIO(バベンチオ;Avelumab)初治療の第3相試験(JAVELIN Head and Neck 100)の無増悪生存(PFS)と全生存(OS)はどちらもむしろプラセボの方が良好で、今春3月の速報の通り、化学放射線療法(CRT)のみを上回るCRT+同剤の効果は認められませんでした。 2段落, 224文字

ESMO20 BMSのOpdivo+ExelixisのCabometyxの腎癌初治療Ph3で死亡率40%低下

Bristol-Myers Squibb(BMS)の抗PD-1薬Opdivo(オプジーボ;nivolumab、ニボルマブ)とExelixis社のCABOMETYX(カボメティクス;cabozantinib)による腎細胞癌(RCC)初治療の第3相試験(CheckMate -9ER)でSUTENT (スーテント;sunitinib malate、スニチニブ) を上回る生存改善効果が認められました。 2段落, 287文字

ESMO20 肺癌手術患者の89%がAstraZenecaのTagrisso治療で2年間無病生存/Ph3

ステージ1B~3AのEGFR変異非小細胞肺癌(NSCLC)切除後のAstraZenecaのEGFRチロシンキナーゼ阻害剤(EGFR-TKI)TAGRISSO(タグリッソ;osimertinib、オシメルチニブ)治療の2年時点の再発事態か死亡の発生率がプラセボ群に比べて80%低かった第3相試験(ADAURA)結果が論文報告されました。 3段落, 283文字

ESMO20 Gilead取得のTrodelvyで3受容体陰性乳癌患者生存期間が2倍近く改善

化学療法を2回以上経験した再発/治療抵抗性(r/r)転移性3受容体陰性乳癌(TNBC)患者へのImmunomedics社の抗癌剤付きTrop-2結合薬Trodelvy(トロデルビィ;sacituzumab govitecan)の第3相試験(ASCENT)の全生存(OS)期間が化学療法を2倍近く上回りました。 4段落, 374文字

ESMO20 膀胱癌のMerckのKeytruda+化学療法初治療が無効だったPh3詳細報告

Merck & Coの抗PD-1薬Keytruda(キイトルーダ;pembrolizumab、ペムブロリズマブ)による尿路上皮癌初治療の無増悪生存(PFS)改善も全生存(OS)改善も認められなかった第3相試験(KEYNOTE-361)の詳細が報告されました。 2段落, 191文字

ESMO20 病期3黒色腫切除患者のMerckのKeytruda治療で遠隔転移無し生存が改善

ステージ3黒色腫切除患者へのMerck & Coの抗PD-1薬Keytruda(キイトルーダ;pembrolizumab、ペムブロリズマブ)の第3相試験(EORTC1325/KEYNOTE)の中央値3.5年間の追跡の結果、遠隔転移か死亡の発生率がプラセボに比べて40%低下しました。 2段落, 207文字

ESMO20 転移性尿路上皮癌へのGilead取得のTrodelvyの有望なPh2結果発表

白金化学療法(PLT)とチェックポイント阻害剤(CPI)治療の甲斐なく進展している局所進行/転移性尿路上皮癌患者へのImmunomedics社の抗癌剤付きTrop-2結合薬Trodelvy(トロデルビィ;sacituzumab govitecan)の第2相試験(TROPHY-U-01)1枠(Cohort 1)で4人に1人以上の27%(31/113人)に奏効し、6人(5%)は完全寛解を達成しました。 3段落, 290文字

ESMO20 RocheのTecentriq承認用途・3受容体陰性乳癌初治療の生存改善示せず

Roche(ロシュ)のPD-L1抗体Tecentriq(テセントリク;Atezolizumab、アテゾリズマブ)と化学療法剤Abraxane(アブラキサン;nab-paclitaxel)による3受容体陰性乳癌(TNBC)初治療の承認をFDAに了承させた第3相試験(IMpassion130)はすでに示されている通り無増悪生存(PFS)改善は達成しましたが、あろうことか全生存(OS)の有意改善は達成しませんでした。 3段落, 557文字

BoehringerとMiratiの2剤による二手からのKRAS阻害の効果を臨床試験で調べる

KRAS活性化因子SOS1の触媒領域に結合してKRASとの相互作用を封じるBoehringer Ingelheim社のSOS1阻害低分子薬BI 1701963とMirati Therapeutics社のKRAS G12C阻害剤MRTX849をKRAS G12C変異固形癌患者に併用する臨床試験が両社の提携の下で実施されます。 2段落, 191文字

ESMO20 Alkermes社の改造IL-2薬の期待の持てるPh1結果報告~1人が飢えで死亡

免疫抑制細胞を活性化することなく腫瘍破壊免疫細胞のみを増やすAlkermes(アルケルメス)社の改造IL-2薬・ALKS 4230の黒色腫単独治療やKeytruda(キイトルーダ;pembrolizumab)との併用治療の同社いわく期待の持てる効果が第1相試験(ARTISTRY-1)で示されています。 4段落, 319文字

膀胱癌初治療後のPfizer/MerckのBavencio治療で生存が延長した試験結果論文報告

白金化学療法剤による初治療が効いた尿路上皮癌患者を続いてMerck KGaA/Pfizerの抗PD-L1薬BAVENCIO(バベンチオ;Avelumab)で治療して全生存(OS)が7か月延長した第3相試験JAVELIN Bladder 100の結果が論文になりました。 3段落, 198文字

Dogma Therapeutics社の経口PCSK9阻害剤をAstraZenecaが取得

前臨床段階の経口PCSK9阻害剤一揃いをAstraZenecaがDogma Therapeutics社から手に入れます。 3段落, 208文字

アトピー性皮膚炎小児の尿中パラベン濃度は高い

【2019年1月の報告】東京の国立成育医療研究センターの小児患者138人を調べた結果、ほとんどの小児(85%;117/138人)は防腐剤パラベン含有製品を使っており、それら製品の使用とアトピー性皮膚炎が関連し、アトピー性皮膚炎小児の尿中にはパラベンがより多く含まれていました。 2段落, 170文字

IL-2の特徴を生かした癌治療を開発するSynthekine社が8200万ドルを手に船出

腫瘍抗原を認識するT細胞に限って後押しする改造IL-2・STK-012やIL-2リガンドSTK-009でより働くキメラ抗原受容体T細胞(CAR-T)SYNCAR-001による癌治療を開発するSynthekine社が8200万ドル調達と共に船出しました。 2段落, 207文字

γδT細胞を癌治療に従事させる二重特異性抗体のLAVA社が8300万ドル調達

腫瘍を壊すようにγδT細胞を仕向ける二重特異性抗体(γδT細胞先導抗体)による癌治療を開発しているLAVA Therapeutics社がNovoとSanofiの金融部門が率いた投資で8300万ドルを調達しました。 2段落, 144文字

RegenxBio社とペンシルベニア大学が遺伝子治療技術無断使用でSareptaを訴えた

Sarepta社が開発中の筋ジストロフィー遺伝子治療一式が特許を侵害しているとの訴えをRegenxBio社とペンシルベニア大学が起こしました。 3段落, 227文字

筋疾患を治療する抗体付きオリゴヌクレオチド薬のDyne社がIPO調達額引き上げ

先月1億15000万ドルを手にした抗体付きオリゴヌクレオチド薬開発会社Dyne Therapeutics社がIPO調達予定額を2億3300万ドルに引き上げました。 2段落, 210文字

微生物薬のPh2成功を後ろ盾にFinch社が9000万ドル調達

微生物詰め合わせ経口カプセル剤・CP101のクロストリジオイデス ディフィシル(C. difficile)感染再発予防効果を裏付ける第2相試験成績を後ろ盾にしてFinch Therapeutics社が9000万ドルを調達しました。 3段落, 310文字

シアル酸分解剤による抗癌免疫治療を開発するPalleon社が1億ドル調達

免疫細胞と腫瘍細胞のシアル酸を除去して抗腫瘍免疫反応を引き出すシアログリカン分解剤Sialidase-Fcによる癌治療を開発しているPalleon Pharmaceuticals社が1億ドルを調達しました。 2段落, 152文字

Checkpoint社の抗PD-L1抗体の承認申請の扉を開くPh1試験効果が上向いている

Checkpoint Therapeutics社の抗PD-L1抗体cosibelimab(コシベリマブ)の承認申請の扉を開くPh1試験枠・転移性皮膚扁平上皮癌(mCSCC)患者37人の治療効果が上向いており、完全寛解率が前回解析の2倍近い14%(5/37人)に達しています。 3段落, 286文字

新型コロナウイルス感染回復患者の中央値10週間の追跡で半数超に疲労あり

アイルランドのダブリンのSt James's Hospitalでの検査で新型コロナウイルス感染(COVID-19)が判明した患者128人を追跡したところ、感染病態回復後中央値10週時点で半数を超える67人(52.3%)に疲労が認められました。 2段落, 185文字

ESMO20 基底細胞癌へのRegeneron/Sanofiの抗PD1薬LibtayoのPh2が好成績

Roche(ロシュ)のErivedge(エリベッジ;vismodegib、ビスモデギブ)などのヘッジホグ阻害剤(HHI)が無効か許容できない局所進行基底細胞癌(BCC)患者をRegeneron/SanofiのPD-1阻害剤Libtayo (リブタヨ;cemiplimab、セミプリマブ) 単独治療した第2相試験で約3人に1人(26/84人;31%)が奏効に至り、奏効の85%は1年後にも維持されていました。 2段落, 250文字

新型コロナウイルス感染して発症した入院妊婦はICU入室や人工呼吸に陥りやすい

肥満や妊娠糖尿病の妊婦は新型コロナウイルス感染(COVID-19)で入院しやすく、COVID-19症状がある入院妊婦は集中治療室(ICU)入室や人工呼吸に陥りやすいことが米国での2試験で示されました。 3段落, 328文字

シークエンスの巨人Illuminaが癌診断の駆け出し企業Grailを買う交渉が成立間近

遺伝情報解読業界の巨人Illumina(イルミナ)が癌の血液診断会社Grailを買う交渉が大詰めを迎えていて早ければ今週中に合意成立が発表されるとBloombergが報じています。 2段落, 175文字

COVID-19肺炎入院患者の人工呼吸がRocheの抗IL-6薬アクテムラで減少

新型コロナウイルス感染(COVID-19)関連肺炎入院患者をRoche(ロシュ)の抗IL-6薬ACTEMRA(アクテムラ;tocilizumab、トシリズマブ)で治療したPh3試験EMPACTAで人工呼吸か死に至った患者の割合がプラセボに比べて44%低く(12% vs 19%、P=0.0348)、主要目標を達成しました。 3段落, 253文字

世界に500万を数える真菌ゲノムから薬を探すHexagon Bio社が4700万ドル調達

500万種を数える真菌のゲノムを隈なく読み取って発見した低分子化合物による癌や感染症の治療を開発するHexagon Bio社が4700万ドルを調達しました。 3段落, 237文字