世界の製薬業界の最新ニュースと解説
武田 巨額買収で世界トップ10に…薬価制度改革 業界再編に号砲|製薬業界 回顧2018[1]|AnswersNews

武田 巨額買収で世界トップ10に…薬価制度改革 業界再編に号砲|製薬業界 回顧2018[1]|AnswersNews

2018年、製薬業界で最大のニュースといえば、やはり武田薬品工業の巨額買収でしょう。5月、アイルランドの製薬大手シャイアーと買収に合意すると、12月に両社の臨時株主総会で買収が承認されました。買収額は約460億ポンド(約6.7兆円)で、日本企業としては過去最大規模。買収は来年1月8日に完了する予定で、武田は世界トップ10入りを果たします。

「バイオと低分子 両方に強みを持つからこそ」中外製薬が中分子に取り組む理由|AnswersNews

「バイオと低分子 両方に強みを持つからこそ」中外製薬が中分子に取り組む理由|AnswersNews

次期中期経営計画(2019~21年)期間中の臨床試験開始を目指し、中分子薬の研究を進める中外製薬。バイオの雄として確固たる地位を築いた中外が、なぜ今、中分子に取り組むのか。研究本部創薬化学研究部長の飯倉仁さんに話を聞きました。

武田 メガファーマ入り実現も…シャイアー買収後に待ち構える険しい道のり|AnswersNews

武田 メガファーマ入り実現も…シャイアー買収後に待ち構える険しい道のり|AnswersNews

武田薬品工業によるアイルランド・シャイアーの買収が、12月5日の臨時株主総会で承認されました。来年1月には、日本発のメガファーマの誕生が現実のものとなります。日本企業として過去最大規模の6.6兆円を投じる買収劇は最大の山場を越えましたが、武田には買収後も険しい道のりが待ち構えています。

トランプ氏の薬価改革 米国はどの国を基準にメディケアからの支払い額を決めるのか|DRG海外レポート

トランプ氏の薬価改革 米国はどの国を基準にメディケアからの支払い額を決めるのか|DRG海外レポート

メディケア・パートBにより支払いを国際薬価指標(IPI)に基づいて行うというトランプ大統領の提案により、米国で国際参照価格決定方式(IRP)が実効性を持つ可能性がある。世界の多くの国々が採用しているこのシステムは、薬価は基本的に他国の価格に(すなわち、どの国が「参照されているか」に)よって決まる、というものだ。

PARP阻害薬にCDK4/6阻害薬…乳がんに新薬ラッシュ 免疫チェックポイント阻害薬も申請間近|AnswersNews

PARP阻害薬にCDK4/6阻害薬…乳がんに新薬ラッシュ 免疫チェックポイント阻害薬も申請間近|AnswersNews

乳がんで新薬の登場が相次いでいます。今年はPARP阻害薬「リムパーザ」が遺伝性乳がんに適応を広げ、CDK4/6阻害薬では2剤目となる「ベージニオ」が承認。免疫チェックポイント阻害薬のほか、新たな分子標的薬の開発も進んでおり、向こう数年で選択肢はさらに広がりそうです。

【ESMO2018】乳がん治療の地平を開く2つの臨床試験データ|DRG海外レポート

【ESMO2018】乳がん治療の地平を開く2つの臨床試験データ|DRG海外レポート

乳がんの治療を一変させ得る2つの臨床第3相(P3)試験にフォーカスし、ESMO2018で初めて発表されたデータをもとに報告する。取り上げるのは、ロシュの免疫チェックポイント阻害薬「テセントリク」の「IMpassion130」試験と、ノバルティスのPI3Kα阻害薬アルペリシブの「SOLAR-1」試験だ

トランプ米大統領が薬価引き下げ策を発表 製薬業界の反応は|DRG海外レポート

トランプ米大統領が薬価引き下げ策を発表 製薬業界の反応は|DRG海外レポート

トランプ大統領の提案は、大統領が「世界的なたかり行為」と呼ぶ状況をターゲットにしている。具体的には、メディケアの「パートB」(医療機関で投与される医薬品が対象)で、特定の医薬品に対する支払いを他国の水準に基づいて行うというものだ。

国内医療用医薬品市場 18年7~9月は3.5%減―薬価改定が影響|AnswersNews

国内医療用医薬品市場 18年7~9月は3.5%減―薬価改定が影響|AnswersNews

IQVIAは11月7日、2018年7~9月の国内医療用医薬品市場は2兆4520億3400万円で、前年同期比3.5%減となったと発表した。4月の薬価改定が影響した。製品別の売上高では、アッヴィのC型肝炎治療薬「マヴィレット」がトップ。MSDの免疫チェックポイント阻害薬「キイトルーダ」は前年同期から売り上げが倍増した。

産業革新投資機構 米国に新ファンド―創薬ベンチャー投資で存在感を示せるか|AnswersNews

産業革新投資機構 米国に新ファンド―創薬ベンチャー投資で存在感を示せるか|AnswersNews

国内最大の官民ファンド「産業革新投資機構」が、傘下に新たなファンドを設立し、米国のバイオ・創薬関連ベンチャーへの投資に乗り出します。最大で20億ドル(約2200億円)を投じる計画ですが、中国などアジア系ファンドを中心に米国のバイオ・創薬ベンチャーへの投資が過熱する中、存在感を示すことができるのでしょうか。

高額化するHIV治療薬―後発品の登場で手の届く治療は実現するか|DRG海外レポート

高額化するHIV治療薬―後発品の登場で手の届く治療は実現するか|DRG海外レポート

HIVの治療コストは患者数の増加に伴って年々上昇している。医療制度にとってかなりの負担となっており、最新の抗ウイルス薬では患者のアクセスが制限されるという状況も生まれているようだ。

UNAIDS(国連合同エイズ計画)は「90/90/90」(HIV患者の90%が診断を受け、その90%が薬物治療を行い、その90%でウイルス量が抑制される)を目標としているが、米国は主要国の中でもこれに大きく後れをとっている。

アマリン社の高純度EPA製剤VASCEPA、心血管系リスクを「大幅に低下させる」データを示したREDUCE-IT試験結果の影響は?|DRG社

アマリン社の高純度EPA製剤VASCEPA、心血管系リスクを「大幅に低下させる」データを示したREDUCE-IT試験結果の影響は?|DRG社

アマリン社の高純度EPA製剤Vascepaの第三相「REDUCE-IT」試験の心血管系アウトカムリザルトが発表された。この試験結果で発表された心血管系リスク低下のデータに対して驚き認めざるを得ない。

この試験で、Vascepaは主要な心疾患系の有害事象のリスクにおいて25%の低下と驚異的な臨床結果を導き出した。

【企業戦略】第一三共「がん」に傾注 鮮明に…R&D投資枠を拡大「25年度に5000億円事業」の青写真|AnswersNews

【企業戦略】第一三共「がん」に傾注 鮮明に…R&D投資枠を拡大「25年度に5000億円事業」の青写真|AnswersNews

第一三共が、がん領域への投資を急速に拡大させています。向こう5年間で研究開発投資を2000億円増やし、上積み分はがん領域に集中させる計画。独自技術に自信を持つ抗体薬物複合体(ADC)を軸に、2025年度にはがん領域の売り上げを5000億円まで引き上げたい考えです。

【脊髄性筋萎縮症】相次ぐ画期的新薬―遺伝子治療が来年登場、低分子薬でもスプライシング修飾|AnswersNews

【脊髄性筋萎縮症】相次ぐ画期的新薬―遺伝子治療が来年登場、低分子薬でもスプライシング修飾|AnswersNews

神経難病の脊髄性筋萎縮症(SMA)で、画期的な新薬が相次いで開発されています。日本では昨年、バイオジェンのアンチセンス核酸医薬「スピンラザ」が承認。来年にはノバルティスの遺伝子治療薬が登場する見通しで、中外製薬はスプライシングを修飾する低分子薬の開発を進めています。

【企業戦略】異色のコラボ!アステラス バンナムとアプリ開発―「薬の枠」超える製薬企業|AnswersNews

【企業戦略】異色のコラボ!アステラス バンナムとアプリ開発―「薬の枠」超える製薬企業|AnswersNews

アステラス製薬は10月23日、バンダイナムコエンターテインメントと健康支援アプリの共同開発契約を結んだと発表しました。

両社が共同開発するのは、生活習慣病の予防や治療で運動が必要な人を支援するアプリ。厚生労働省の2016年国民健康・栄養調査によると、メタボリックシンドロームが強く疑われるのは成人の約17%、糖尿病が強く疑われる人は約1000万人に上ると推計されています。

台湾が目指す抗がん剤のバリューベース評価 今後の見通しは?|DRG海外レポート

台湾が目指す抗がん剤のバリューベース評価 今後の見通しは?|DRG海外レポート

台湾の医薬品市場。抗がん剤の保険償還にバリューベースの評価を取り入れようとしています。バリューベース・ヘルスケアには、コストをベースとしたものとアウトカムをベースとしたものの2種類があるが、より注目されているのは後者。先進国市場では、がん領域を中心にこうした考え方が広がりつつあるが、そのペースは緩やかだ。一方、アジア市場でこうした路線を取る国はほとんどない。

【規制当局】消費増税に伴う19年度の薬価改定 実施は「4月」か「10月」か|AnswersNews

【規制当局】消費増税に伴う19年度の薬価改定 実施は「4月」か「10月」か|AnswersNews

安倍首相が来年10月に消費税を10%に引き上げる方針を表明したことを受け、増税に伴う臨時薬価改定の議論が本格化しています。市場実勢価格に基づく引き下げを行った上で増税分を上乗せする方向ですが、改定の時期や方法をめぐって製薬業界と政府が対立しています。

酒は百薬の長ならず!?論文でも意見が実は分かれる健康、長生きと「お酒!」|共二兼好

酒は百薬の長ならず!?論文でも意見が実は分かれる健康、長生きと「お酒!」|共二兼好

「共二兼好(ともにけんこう)」です。仕事がら海外の論文を常にみております。9月にまた驚きの論文が出ましたね。「酒は百薬の長」と言って、みなさんお酒を少量飲めば長生きできると信じてずっと飲んでこられたと思いますが、その常識?がひっくり返されました。

押さえておきたいマイクロバイオーム治療の基本|DRG海外レポート

押さえておきたいマイクロバイオーム治療の基本|DRG海外レポート

最近まで、マイクロバイオームと関連する疾患は、主にクロストリジウム・ディフィシル感染症という認識だった。しかし現在、糖尿病や肥満、神経変性疾患など、さまざまな疾患にマイクロバイオームが大きく関与し得るとの研究結果も出ている。マイクロバイオームは疾患そのものへの関与だけでなく、免疫チェックポイント阻害薬に対する宿主反応の調整や薬物代謝など、治療のアウトカムにも影響する。

読書は秋だけにすべからず。長生きには読書!読書をする人はしない人より23ヵ月も長生き!?|共二兼好

読書は秋だけにすべからず。長生きには読書!読書をする人はしない人より23ヵ月も長生き!?|共二兼好

「共二兼好(ともにけんこう)」です。仕事がら海外の論文を常にみております。先日もテレビを見ていて驚いたことがありました。それは「軽度の認知症(MCI)になっている人がキツめの筋力トレーニングをすると元に戻る」というものでした。驚いた話ですが、メカニズムを聞いて納得しました。
こういう報告を見ると、薬の開発が全てではなく、ホリスティック医療も大事なのだろう、という感じになります

【CAR-T細胞療法】承認間近のCAR-T細胞療法「キムリア」公的医療保険でどう使う?|AnswersNews

【CAR-T細胞療法】承認間近のCAR-T細胞療法「キムリア」公的医療保険でどう使う?|AnswersNews

高い有効性とともに高額な費用で注目を集めるCAR-T細胞療法。米国では1回の投与に5000万円を超える価格がついたノバルティスの「キムリア」の承認が間近に迫る中、公的医療保険でCAR-T細胞療法をどう使っていくのか、議論が本格化しています。