製薬業界の最新ニュースと解説

イーライリリー社、抗がん剤Alimtaのビタミン療法特許を英最高裁が認める判決

イーライリリー社は7日、Teva社Actavis部門が抗悪性腫瘍剤Alimta(pemetrexed)を代替剤形で販売していることについて、イーライリリー社のイギリス、フランス、イタリア、スペインにおけるビタミン療法特許を直接的に侵害していると訴えていた裁判で、英最高裁がイーライリリー社を支持する判決を下したことを明らかにしました。最高裁はこの日また、2015年に英控訴裁判所がイーライリリー社を支持した判決についても再び支持する判決を下しました。

J&J社 サムスン・バイオエピス社の「レミケード」バイオシミラーの販売中止求め米国で訴訟

ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)社がサムスン・バイオエピス社のバイオシミラー版「レミケード」の米国での発売中止を求めて訴訟を起こしたことが明らかになりました。
J&J社の訴えによると、サムスン社の同バイオシミラーが「レミケード」の製造方法に係る特許を侵害しているということです。

サノフィ社 アナフィラキシー補助薬Auvi-Qの販売妨害でマイラン社を提訴

サノフィ社はマイラン社がアナフィラキシー補助薬EpiPenを大幅に値下げし、ライバル製品であるAuvi-Qの販売を妨害したとして、米国内でマイラン社を訴えました。
サノフィ社は保険者が大幅に値引きされたマイラン社EpiPenの保険償還を決めたものの、Auvi-Qは対象外としたために、多額の損害を受けたと主張しています。

米カリフォルニア大学など CRISPR技術特許に関する米特許庁の審決に不服申し立て

米カリフォルニア大学らは、CRISPR技術の発明者をハーバード大学とマサチューセッツ工科大学(MIT)によるブロード研究所であるとした米国特許庁の審決に対して不服申し立てを行いました。
カリフォルニア大学は特許庁の審決は真核細胞におけるCRISPR遺伝子編集技術の真の発明者を特定していないとして、再審理を求めています。

マイラン社 金銭受け取り後発薬の発売を故意に遅延、9,650万ドルの和解金支払いへ

マイラン社はテバ社傘下Cephalon社のナルコレプシー治療薬Provigilのジェネリック版の発売について、金銭受領と引き換えに故意に遅延させていたとして医薬品バイヤーに訴えられていた件で、9,650万ドルの和解金を支払うことで決着しました。
医薬品バイヤーは、Cephalon社はマイラン社の他、テバ社、サン・ファーマ社と結託し、2012年までジェネリック版Provigilの市場投入を遅らせることに合意したと主張していました。

テバ社「コパキソン」の特許4件 米裁判所が無効と判断

テバ社「コパキソン」の特許4件 米裁判所が無効と判断

米地方裁判所はテバ社の週3回投与型の多発性硬化症治療薬「コパキソン」の特許4件について無効を主張するマイラン社などの訴えを支持する判断を下しました。
テバ社はこの判断を不服として控訴する構えです。なおテバ社は昨年「コパキソン」にかかる5つ目の特許申請を行っています。

クエストコア社 副腎皮質刺激ホルモン療法の独占で反トラスト法に違反、1億ドル支払いへ

米メリンクロット社傘下のクエストコア社が、副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)療法Synacthen Depot を2013年にノバルティス社より取得したことは反トラスト法違反にあたるとしていた米連邦取引委員会(FTC)とその他複数の州に対し、1億ドルの和解金支払いに合意したことが明らかになりました。
FTCら原告団によると、クエストコア社はACTH療法であるAcharをすでに販売しており、同適応症のSynacthen Depotを取得することにより ACTH市場を独占したということです。

米司法省 価格操作の疑いでジェネリック薬メーカー元重役2人を訴追

米連邦検察当局が価格操作で共謀した疑いで進めていたジェネリック薬メーカーに対する刑事捜査の結果、司法省が最初の訴追請求を行ったことが明らかになりました。
訴追されたのはHeritage Pharmaceuticals社の元重役2人で、ジェネリック薬の価格操作と顧客割り当てに関与した疑いがもたれているということです。

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