製薬業界の最新ニュースと解説

米議会予算局 上院共和党のオバマケア代替法案で無保険者は2026年に2,200万人増加すると試算

米議会予算局(CBO)は上院共和党の医療保険制度改革(オバマケア)代替法案が実際に施行された場合、2026年の無保険者数は現在より2,200万人増加するとの試算を明らかにしました。
CBOは今年5月に下院でオバマケア代替案が可決された際、2026年の無保険者数は現在より2,300万人増加するとの試算を発表していました。

米国議会予算局 共和党によるオバマケア代替案で2,300万人が保険失う

米国議会予算局(CBO)が発表した共和党によるオバマケア代替案「米医療保険法案(AHCA)」の評価報告書によると、2026年までに2,300万人が保険を失う恐れがあるということです。
CBOによると、今月初旬に議会下院を通過した同法案は連邦財政赤字を1,190億ドル削減するとしていますが、前回提出された法案では削減額はより大きい1,500億ドルとされていました。

英 NICEの新医療技術評価制度が来月施行、低価格品の承認迅速化に製薬企業は反発

イギリス国立医療技術評価機構(NICE)の新しい医療技術評価制度が4月1日より施行されます。新しい制度には、発売から3年間で国民保健サービス(NHS)の支払額が2,000万ポンドを超えると予想される新薬は、迅速承認の対象にならないことが盛り込まれており、これに対し製薬業界や慈善団体からは反発の声が上がっています。

トランプ米次期大統領 薬価の入札制度導入主張、製薬関連株が大幅下落

トランプ米次期大統領は11日に開いた記者会見で、政府系医療機関の薬の調達に関して入札制度を導入すると主張しました。これを受け製薬関連株は大きく値下がりしました。
トランプ氏はまた、海外に拠点を移し低い法人税の恩恵を受けている製薬会社をアメリカへ戻すことを約束するとも述べています。

ギリシャ検察当局 ノバルティス社を贈賄の疑いで強制捜査

ギリシャ検察当局はノバルティス社の贈賄の疑いに対する捜査の一環として、同社アテネ事務所の強制捜査に踏み切りました。
捜査関係者によると、ノバルティス社の医師や役人に対する贈賄の疑いをマスコミが報道したことがきっかけで検察当局が動いたということです。

2016年にFDAが承認した新薬は22品目、2015年の約半分

2016年にFDAが承認した新薬は、2015年に承認された45品目の約半分となる22品目で、2010年以降では最少となったことが明らかになりました。
FDAは2016年の承認申請の件数が少なかったこと、またFDAによる非承認や審査の延期が多かったことをこの理由としています。一方同年欧州医薬品庁(EMA)が承認した新薬は81品目(ジェネリック薬も含む)でした。

米連邦議会上院 「21世紀の治療法」案を賛成多数で可決

米連邦議会上院がFDAによる新薬承認審査の迅速化などを盛り込んだ「21世紀の治療法」案を94対5で可決しました。
同法案にはこのほか、個別化医療の促進やがん治療研究に対する助成などを主な目的とした予算48億ドルの国立衛生研究所(NIH)への拠出も含まれています。