製薬業界の最新ニュースと解説

CSLベーリング、安全・簡単な溶解器具の提供を開始

CSLベーリングは1月9日、凝固因子製剤の溶解操作を安全かつ簡単に行える溶解器具「スリートック通気孔タイプ」の提供を始めたと発表した。血友病A治療薬「エイフスチラ」や血友病B治療薬「イデルビオン」を患者や家族が在宅で自己注射する際に使用。溶解液と薬剤のバイアルに刺しやすく、薬液を簡単に注射器に移すことができるという。

MeijiSeikaファルマ、慢性GVHD治療薬の開発・商業化で米社と提携

MeijiSeikaファルマは1月7日、米Kadmonコーポレーションと慢性移植片対宿主病(GVHD)治療薬の開発・商業化に関する提携を結んだと発表した。Kadmonが米国で開発しているROCK2阻害薬「KD025」について、日本とアジアでの開発・商業化のために同社が設立した合同会社に出資。合同会社は日本とアジア12カ国で同薬を独占的に開発・販売する権利を持ち、KadmonとMeijiが共同で運営する。

先を見据えるGBTがSyros社の技術を頼りに胎児ヘモグロビン誘導薬に取り組む|BioToday

11月末に鎌状赤血球症(SCD)薬Oxbryta (オキシブリタ;voxelotor、ボクセロトール) の米国FDA承認を得たGlobal Blood Therapeutics(GBT)社は既に先を見据えていてSyros Pharmaceuticals社の技術を頼りにヘモグロビン病・SCDやβサラセミアの治療薬の開発を目指します。

抗体医薬のフロントランナー 中外製薬が開発する抗体改変技術のいま┃AnswersNews

抗体医薬のフロントランナー 中外製薬が開発する抗体改変技術のいま┃AnswersNews

血友病A治療薬の二重特異性抗体「ヘムライブラ」を世に送り出すなど、フロントランナーとして抗体医薬の開発をリードする中外製薬。12月9日、7年ぶりに開いた抗体改変技術に関する説明会で、スイッチ抗体技術や次世代バイスペシフィック抗体技術を披露しました。

Sanofiの補体阻害剤の自己免疫性貧血・寒冷凝集素症Ph3試験成功~承認申請へ|BioToday

Sanofi(サノフィ)が2017年にBioverativ社を買って手に入れた補体成分C1s阻害剤sutimlimab(スチムリマブ;BIVV009、TNT009)の第3相試験(CARDINAL)で溶血性貧血・寒冷凝集素症(CAD)患者の有意なヘモグロビン底上げや輸血抑制効果が認められ、近い将来に米国FDAに承認申請される運びとなりました。

Sangamo/Pfizerの血友病A遺伝子治療高用量群の1人のFVIIIに他にはない変動あり|BioToday

重度血友病A患者へのSangamo Therapeutics/Pfizer(ファイザー)の遺伝子治療SB-525の第1/2相試験の高用量(3e13 vg/kg)投与群5人の第VIII因子(FVIII)は何れも自然出血を防ぐのに必要な水準を保っていますが、9番目の患者のFVIIIは13週目から正常範囲以下に急に落ち込み、18週目から上昇に転じるという他の4人には見られない変動を示しています。

Sangamo/Sanofiのβサラセミア遺伝子治療のPh1/2試験で造血の再構築を確認|BioToday

Sangamo Therapeutics社がSanofi(サノフィ)と組んで開発している患者毎に作る胎児ヘモグロビン(HbF)生成造血幹細胞(HSC)製品ST-400が投与された第1/2相試験(THALES)βサラセミア患者3人の好中球や血小板が増えていてST-400が造血を再構築していることが確認されています。