製薬業界の最新ニュースと解説

脊髄性筋萎縮症(SMA)1型乳児へのRocheの経口薬risdiplamのPh2/3試験目標達成

【BioToday 2020年1月23日】脊髄性筋萎縮症(SMA)の中で最も重度の1型SMA乳児(生後1か月~7か月)へのRoche(ロシュ)の経口薬risdiplam(リスジプラム)投与Ph2/3試験(FIREFISH)が主要転帰・治療12か月時点での支えなしお座り5分間維持の目標を達成しました。

進行腎細胞がん – 市場洞察、疫学、予測 2028年

当レポートでは、主要8カ国(米国、英国、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、日本、中国)の進行腎細胞がん市場について調査し、疾病の概要や現行の治療法、上市済み治療薬および新薬のプロファイル、主要8カ国の市場動向、疫学的予測、セグメント別の罹患数の推移と予測、アンメットニーズ、市場の成長要因および障壁などを包括的にまとめています。

アステラス、遺伝子治療薬の米オーデンテス買収完了

アステラス製薬は1月16日、遺伝子治療薬の開発を手掛ける米オーデンテス・セラピューティクスへの株式公開買い付け(TOB)が14日に完了し、15日付で子会社化したと発表した。買収額は29億7300万ドル(約3270億円)。同社はアデノ随伴ウイルス(AAV)を使った遺伝子治療薬を開発しており、リードプログラムの「AT132」はX染色体連鎖性ミオチュブラー・ミオパチーを対象に年内の米国申請を目指す。

【2020年に発売が見込まれる新薬2】GLP-1受容体作動薬に経口薬、アトピーには外用JAK阻害薬…HIF-PH阻害薬は3品目発売へ

【2020年に発売が見込まれる新薬2】GLP-1受容体作動薬に経口薬、アトピーには外用JAK阻害薬…HIF-PH阻害薬は3品目発売へ

2020年に発売が予想される新薬を領域別に2回に分けて紹介します。2回目は「腎」「糖尿病」「呼吸器」「皮膚」「眼科」とその他の領域です。腎・糖尿病においてはHIF-PH阻害薬3品目が発売、経口GLP-1が、皮膚科においてはアトピーに初のJAK阻害薬が、眼科において加齢黄斑変性には新規抗VEGF抗体が予定されている。心不全へのネプリライシン阻害薬/ARB、先駆け指定のHAE治療薬も期待される。

抗HIV薬「ドウベイト」「ビフェルトロ」22日に薬価収載

中央社会保険医療協議会(中医協)総会は1月15日、14日付で承認されたヴィーブヘルスケアの抗HIV薬「ドウベイト」(一般名・ドルテグラビルナトリウム/ラミブジン)とMSDの同「ビフェルトロ」(ドラビリン)の薬価収載を了承した。22日に収載する。

あすか製薬、京大発ベンチャーと子宮頸部異形成治療薬でオプション契約

あすか製薬は1月14日、京都大発ベンチャーのキノファーマが開発中の子宮頸部異形成治療薬について、日本での開発・販売権に関する独占的オプション権を獲得する契約を結んだと発表した。契約に基づき、あすか製薬は契約一時金とマイルストンをキノファーマに支払う。

協和キリン「Crysvita」米国で腫瘍性骨軟化症への適応拡大を申請

協和キリンは1月14日、自社創製の抗FGF23抗体「Crysvita」(ブロスマブ)について、米国で腫瘍切除不能または腫瘍の同定が困難な腫瘍性骨軟化症(FGF23関連低リン血症)への適応拡大を申請したと発表した。

科研、原発性腋窩多汗症治療薬を申請

科研製薬は1月10日、原発性腋窩多汗症治療薬「BBI-4000」(一般名・ソフピロニウム臭化物)を日本で申請したと発表した。同薬は抗コリン薬。ムスカリン受容体に結合することでアセチルコリンとの結合を阻害し、発汗を抑制する。科研は2015年に米ブリッケル・バイオテックから同薬を導入し、外用剤として開発を進めてきた。

CSLベーリング、安全・簡単な溶解器具の提供を開始

CSLベーリングは1月9日、凝固因子製剤の溶解操作を安全かつ簡単に行える溶解器具「スリートック通気孔タイプ」の提供を始めたと発表した。血友病A治療薬「エイフスチラ」や血友病B治療薬「イデルビオン」を患者や家族が在宅で自己注射する際に使用。溶解液と薬剤のバイアルに刺しやすく、薬液を簡単に注射器に移すことができるという。