製薬業界の最新ニュースと解説

アステラス がんT細胞療法をアダプティミューンと共同開発

アステラス製薬は1月14日、米子会社ユニバーサル・セルを通じて、米国と英国に本社を置くアダプティミューン・セラピューティクスと、がんの多能性幹細胞由来他家T細胞医療製品の開発・商業化で提携すると発表した。

英国NICEがKeytrudaとXospataを却下、IbranceとLynparzaを許可

英国NICEがKeytrudaとXospataを却下、IbranceとLynparzaを許可

【BioToday 2020年1月16日】英国イングランド公的医療NHSで使う治療を決めている費用対効果評価機関NICEが、未治療で転移を有するか再発した切除不能の頭頸部扁平上皮癌(HNSCC)患者へのMerck & Coの抗PD-1薬Keytruda(キイトルーダ;pembrolizumab、ペムブロリズマブ)使用は認められないと判断しました。

初治療奏効卵巣癌へのAstra/MerckのLynparza使用承認申請がFDA優先審査枠入り

【BioToday 2020年1月14日】化学療法剤とベバシズマブ(bevacizumab)による初治療の奏効が続いている卵巣癌患者へのPARP阻害剤Lynparza(リムパーザ;olaparib、オラパリブ )引き継ぎ投与の承認申請が米国FDAに受理されて医薬品優先審査(priority review)枠に入り、AstraZeneca/Merck & Coはその審査結果を今年2Q中に手にします。

MorphoSys社のリンパ腫薬の米国共同販売権利と米国外独占権利をIncyte社が取得

【BioToday 2020年1月14日】有望なPh2試験結果を携えて昨年末に米国FDAに承認申請されたMorphoSys社のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)薬Tafasitamab(タファシタマブ)を米国で共同販売し、米国外で独占販売する権利をIncyte社がひとまず9億ドルを納めて手に入れます。

【2020年に発売が見込まれる新薬1】ゾルゲンスマ承認へ…第一三共のADCや国産初の核酸医薬も

【2020年に発売が見込まれる新薬1】ゾルゲンスマ承認へ…第一三共のADCや国産初の核酸医薬も

2020年に発売が予想される新薬を領域別に2回に分けて紹介します。1回目は「がん」「神経・筋疾患」「精神疾患」「リウマチ」です。市場拡大が著しいがん領域では、今年も注目の新薬が相次いで登場する見通しです。第一三共のトラスツズマブ デルクステカンは、抗HER2抗体トラスツズマブに抗がん剤を結合させた抗体薬物複合体。HER2陽性乳がんの適応で昨年9月に申請しており、夏から秋にかけての発売が予想されます。大型化の呼び声が高く...

高リスクのルミナルB型乳がんに、ホルモン療法+CDK4/6阻害薬は化学療法と同等の効果

高リスクのルミナルB型乳がんに、ホルモン療法+CDK4/6阻害薬は化学療法と同等の効果

高リスクのルミナルB型乳がん患者に対して術前に行うサイクリン依存性キナーゼ(CDK)4/6阻害薬リボシクリブ(販売名:キスカリ)およびアロマターゼ阻害薬であるレトロゾール(販売名:フェマーラ)併用治療は、多剤併用化学療法と同等の奏効率を示した。このSOLTI-1402/CORALLEEN試験の結果は、12月10~14日開催のサンアントニオ乳がんシンポジウム(SABCS)で発表された

乳がんHER2阻害薬ツカチニブとT-DXdに関する2試験

乳がんHER2阻害薬ツカチニブとT-DXdに関する2試験

新規分子標的薬が進行HER2陽性乳がん患者を対象とした2つの臨床試験で有望な結果を示し、結果はサンアントニオ乳がんシンポジウムおよびThe New England Journal of Medicine(NEJM)誌で発表された。ダナファーバーがん研究所の医師が主導した試験において、ツカチニブおよびトラスツズマブ デルクステカン(T-DXd)による病勢進行の抑制が認められた。