製薬業界の最新ニュースと解説

ESMO20 Sanofi/RegeneronのLibtayoがNSCLC初治療Ph3できっちり生存改善達成

抗PD-1/L1薬の未開拓用途・基底細胞癌(BCC)のPh2試験での有望な効果に続き、王者Keytruda(キイトルーダ)やOpdivo(オプジーボ)が君臨する用途・非小細胞肺癌(NSCLC)初治療の第3相試験(EMPOWER-Lung 1)生存改善をSanofi/Regeneron社の新参抗PD-1/L1薬Libtayo (リブタヨ;cemiplimab、セミプリマブ) がゆうゆうと達成しました。 3段落, 409文字

ESMO20 MerckとKeytrudaとBMSのOpdivoの消化器癌治療を刷新しうる試験報告

食道癌をMerck & Coの抗PD-1薬Keytruda(キイトルーダ;pembrolizumab、ペムブロリズマブ)+化学療法で初治療した第3相試験(KEYNOTE-590)の全生存(OS)中央値は化学療法の10か月を2か月ほど上回る12か月、Bristol-Myers Squibb(BMS)のOpdivo(オプジーボ;nivolumab、ニボルマブ)+化学療法で食道癌か胃癌患者を初治療した第3相試験(CheckMate -649)も化学療法の12か月をやはり2か月ほど上回る14か月でした。 2段落, 371文字

ESMO20 初期乳癌術後再発率がLillyのCDK4/6阻害剤Verzenioで25%低下

PfizerのCDK4/6阻害剤Ibrance(イブランス;palbociclib)が達成できなかった初期乳癌術後(アジュバント)再発予防効果を証明したEli LillyのCDK4/6阻害剤・Verzenio(ベージニオ;abemaciclib)の第3相試験(monarchE)結果詳細が報告されました。 2段落, 276文字

ESMO20 MerckのKeytrudaとEisaiのLenvimaの併用が卵巣癌や大腸癌に良さそう

子宮内膜癌への使用が承認されているMerck & Coの抗PD-1薬Keytruda(キイトルーダ;pembrolizumab)とEisai(エーザイ)のチロシンキナーゼ阻害剤Lenvima(レンビマ;lenvatinib、レンバチニブ)の併用を幾つかの癌に試している第2相試験(LEAP-005)でMerck & Coの臨床研究リーダーScot Ebbinghaus氏曰く卵巣癌と大腸癌が特に目を引くと言っています。 3段落, 384文字

ESMO20 J&JのEGFR-MET標的2剤併用がTAGRISSO無効患者3人に1人超に奏効

Johnson & Johnson(J&J)の二手・EGFRとMET標的抗体amivantamab(アミバンタマブ;JNJ-61186372)と第3世代EGFRチロシンキナーゼ阻害剤(EGFR TKI)lazertinib(ラゼルチニブ)併用による初治療がPh1試験(CHRYSALIS)のEGFRエクソン19欠損/L858R変異非小細胞肺癌(NSCLC)患者20人全員に奏効しました(奏効率100%)。 4段落, 585文字

B細胞急性リンパ性白血病による骨破壊をRANKL遮断薬で封じうる

最も多い小児癌の一つB細胞急性リンパ性白血病(B-ALL)が引き起こす骨破壊に白血病細胞表面RANKLと破骨細胞表面受容体RANKの相互作用が寄与しており、その相互作用を阻害するAmgen(アムジェン)のRANKL遮断薬・人工オステオプロテゲリン-Fc融合蛋白質(rOPG-Fc)でその骨破壊を防げる事がマウス実験で示されました。 2段落, 207文字