製薬業界の最新ニュースと解説
エーザイ「25年度まで年平均20%成長」の現実味

エーザイ「25年度まで年平均20%成長」の現実味

エーザイが、進行中の中期経営計画「EWAY2025」の後半(2020~25年度)に年平均20%の売り上げ成長を目指すと宣言しました。高成長の牽引役となるのは、米メルクとの提携で販売が拡大する抗がん剤「レンビマ」と、申請準備中のアルツハイマー病治療薬アデュカヌマブ。実現すれば、「アリセプト」で世界市場を席巻した2000年代後半の業績を大きく上回ることになりますが、果たして。

糖尿病 迫る市場の縮小…相次ぐ事業見直しの一方、大日本住友は国内事業の柱に

糖尿病 迫る市場の縮小…相次ぐ事業見直しの一方、大日本住友は国内事業の柱に

患者数の増加と新薬の普及を背景に、抗がん剤に次ぐ一大市場に成長した糖尿病治療薬。足元は堅調ですが、新薬開発は下火になっており、近い将来、市場は縮小に転じる見通しです。海外の大手を中心に糖尿病領域の事業を見直す動きが起こる中、大日本住友製薬は国内事業の柱としてラインアップを強化させています。

開発は最終段階に―経口GLP-1受容体作動薬は糖尿病治療の新たな道を開くのか|DRG海外レポート

開発は最終段階に―経口GLP-1受容体作動薬は糖尿病治療の新たな道を開くのか|DRG海外レポート

「DRG海外レポート」ノボノルディスクは、2型糖尿病治療薬セマグルチドの経口剤を開発している。同薬はグルカゴン様ペプチド1(GLP-1)受容体作動薬で、注射剤としてはすでに販売中。消化管経由でもバイオアベイラビリティを確保するため、経口剤にはEmisphere TechnologiesのEligenテクノロジーが使われている。2015年8月、ノボは臨床第2相(P2)試験の良好な結果を受け、経口セマグルチドをP3試験に進めると発表した。

米メルク社 LantusのバイオシミラーをFDAが仮承認

米メルク社は20日、サノフィ社の糖尿病治療薬Lantus(insulin glargine)のバイオシミラーLusduna Nexvueが、FDAより仮承認(tentative approval)を得たと発表しました。同バイオシミラーは韓Samsung Bioepis社が資金提供し、メルク社が開発した薬剤です。メルク社の糖尿病・内分泌・女性の健康分野の臨床研究責任者の1人であるSam Engel氏は、「今回のFDAの仮承認はLusduna Nexvueが患者の手元に届く日がさらに近まったことを意味する、当社にとって大きな一里塚である」とコメントしました。