NovartisのCosentyxのPh3b試験で乾癬性関節炎患者の滑膜炎が有意に緩和
Novartis(ノバルティス)のIL-17A阻害剤Cosentyx(コセンティクス;Secukinumab、セクキヌマブ)の第3b相試験ULTIMATEで乾癬性関節炎(PsA)患者の滑膜炎緩和がプラセボを有意に上回り、その効果は治療1週間時点で早くも認められました。 3段落, 285文字
Novartis(ノバルティス)のIL-17A阻害剤Cosentyx(コセンティクス;Secukinumab、セクキヌマブ)の第3b相試験ULTIMATEで乾癬性関節炎(PsA)患者の滑膜炎緩和がプラセボを有意に上回り、その効果は治療1週間時点で早くも認められました。 3段落, 285文字
中等~重度尋常性乾癬をUCBの抗IL-17A/17F抗体bimekizumab(ビメキズマブ)で治療した第3相試験BE SUREの16週時点ほぼ寛解以上(PASI 90)達成率は86%であり、抗TNF-α抗体Humira(ヒュミラ;adalimumab、アダリムマブ)の47%を2倍近く上回りました(p < 0.001)。 4段落, 348文字
Gilead Sciences社の経口JAK1優先阻害剤Jyseleca(filgotinib、フィルゴチニブ)の新たな用途・潰瘍性大腸炎(UC)治療の承認申請を欧州医薬品庁(EMA)が了承し、審査が進行中です。 2段落, 154文字
カスパーゼ8(Casp8)によって分解されて不活性化されるN4BP1(NEDD4-binding protein 1)は炎症を促す自然免疫分子・サイトカインを抑制する働きがあり、トール様受容体(TLR)3/4やTNF受容体(TNFR)の活性化を伝えるそれらの腰元蛋白質・TRIFやFADDに促されたCasp8でN4BP1が分解されることでサイトカイン生成が増えると分かりました。 3段落, 277文字
中等~重度アトピー性皮膚炎患者へのEli Lilly/IncyteのJAK1/2阻害剤Olumiant(オルミエント;Baricitinib、バリシチニブ)の長期効果を調べている第3相試験(BREEZE-AD3)の結果、16週治療時点での寛解(病変が解消またはほぼ解消/IGAが0か1)がそれから1年(52週間)後の68週間時点でもどうやら維持されていました。 4段落, 376文字
昨年のCelgene(セルジーン)買収のためにBristol-Myers Squibb(BMS)がAmgen(アムジェン)に売った経口PDE4阻害剤OTEZLA(オテズラ;Apremilast、アプレミラスト)にBMS社手持ちの経口TYK2阻害剤deucravacitinib(デュクラバシチニブ;BMS-986165)が乾癬治療の第3相試験(POETYK PSO-1)で勝利しました。 3段落, 256文字
香料はアレルギー性接触皮膚炎の主な原因の一つですが、アレルギー誘発成分を含まず乾燥肌の人も安心して使える香料が開発され、さらに好都合なことにその抗炎症作用が細胞実験や人への塗布試験で示されました。 4段落, 269文字
半月板に豊富な転写因子Mohawk(MKX)は組織修復を促し、軟骨の損傷を防いで変形性関節症(OA)を食い止める役割を担うことがマウス実験で示されました。 3段落, 151文字
砂糖が多い食事は粘液分解細菌を増やして大腸炎を生じ易くすることがマウス実験で示されました。 2段落, 121文字
肺の筋線維芽細胞でもっぱら発現する蛋白質FAPに結合するリガンド(FAPL)とキナーゼ・PI3Kの阻害剤(PI3Ki1)の連結薬で特発性肺線維症(IPF)マウスの生存を長らえることができました。 2段落, 131文字