製薬業界の最新ニュースと解説

RocheがInflazome社を買ってNLRP3インフラマソーム阻害剤の備えを更に増やす

肝臓標的NLRP3インフラマソーム阻害剤のJecure Therapeutics社を2年前に1億ドルで買ったスイスのRoche(ロシュ)がアイルランドのダブリン拠点のInflazome社をまず3億8000万ユーロ払って手に入れ、NLRP3インフラマソーム阻害剤の備えを更に増やします。 4段落, 364文字

ジカウイルス感染小頭症に神経細胞死機構が寄与~カスパーゼ1阻害剤が有望

妊婦のジカウイルス(ZIKV)感染でその子に小頭症が生じる仕組みはあまり分かっていませんでしたが、中国Southern Medical UniversityとSun Yat-Sen Universityのチームの研究でカスパーゼ1やガスダーミンD活性化を介したピロトーシスによる神経前駆細胞(NPC)死滅の寄与が判明し、Vertex社のカスパーゼ1阻害剤VX-765(belnacasan、ベルナカサン)の治療効果がマウス実験で確認されました。 3段落, 303文字

新型コロナウイルスワクチンAZD1222の第3相試験計画書をAstraZenecaが公表

英国被験者2人が被った深刻な神経疾患の詳細公表を拒んでいて専門家がとりわけ懸念している新型コロナウイルス感染(COVID-19)予防ワクチンAZD1222(ChAdOx1 nCoV-19)第3相試験の計画書(プロトコール)をAstraZeneca(アストラゼネカ)社が公開しました。 2段落, 200文字

ESMO20 Sanofi/RegeneronのLibtayoがNSCLC初治療Ph3できっちり生存改善達成

抗PD-1/L1薬の未開拓用途・基底細胞癌(BCC)のPh2試験での有望な効果に続き、王者Keytruda(キイトルーダ)やOpdivo(オプジーボ)が君臨する用途・非小細胞肺癌(NSCLC)初治療の第3相試験(EMPOWER-Lung 1)生存改善をSanofi/Regeneron社の新参抗PD-1/L1薬Libtayo (リブタヨ;cemiplimab、セミプリマブ) がゆうゆうと達成しました。 3段落, 409文字

ESMO20 MerckとKeytrudaとBMSのOpdivoの消化器癌治療を刷新しうる試験報告

食道癌をMerck & Coの抗PD-1薬Keytruda(キイトルーダ;pembrolizumab、ペムブロリズマブ)+化学療法で初治療した第3相試験(KEYNOTE-590)の全生存(OS)中央値は化学療法の10か月を2か月ほど上回る12か月、Bristol-Myers Squibb(BMS)のOpdivo(オプジーボ;nivolumab、ニボルマブ)+化学療法で食道癌か胃癌患者を初治療した第3相試験(CheckMate -649)も化学療法の12か月をやはり2か月ほど上回る14か月でした。 2段落, 371文字

セミナーレポート/コロナで加速 脱MR デジタルトランスフォーメーションの未来【第2部】

セミナーレポート/コロナで加速 脱MR デジタルトランスフォーメーションの未来【第2部】

製薬業界のマーケティングはシングルチャネルからマルチチャネル、オムニチャネルへと遷移、各チャネルがデータ連携、最適な情報を最適なタイミングで提供できるオムニチャネルの活用が今後さらに広まりそうです。9月2日のファーマIT&デジタルヘルス ウェビナーから、第2部の株式会社メディクト代表取締役の下山直紀氏による「コロナ禍での医師のオウンドメディア訪問の変化」について紹介します。