製薬業界の最新ニュースと解説

新型コロナウイルスはキナーゼCK2を誘って感染細胞に触手様の突起を生やす

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に感染した培養細胞は触手のような無数の突起・糸状仮足を生やし、それらの突起がおそらく近くの細胞に穴を開けてウイルス粒子をばらまくようです。 5段落, 589文字

流行初期の新型コロナウイルス1群と2群のうち1群のみ武漢市海産物市場と関連

今年2020年2月に医療機関を受診した中国上海の患者から採取した検体中の94の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)ゲノムを解析し、他のデータベースGISAIDの情報も含めて検討したところ、これまでの報告でも示されているように中国での流行初期に出回っていたSARS-CoV-2は2つの遺伝子・ORF8とORF1abのヌクレオチド2つの違いにより1群(clade I)と2群(clade II)の2つに大別され、1群のみSARS-CoV-2感染(COVID-19)流行の発祥地と考えられている武漢市海産物市場起源の感染例と関連し、2群とその市場との関連は認められませんでした。 5段落, 602文字

ハンチントン病の進展にDNA損傷センサーの活性化が寄与しているらしい

体を不自由にするだけでなく情緒や思考も蝕むハンチントン病に見舞われた家族は数々の困難に直面します。たいてい30歳を超えてから発症するので本人が知らぬ間にその原因遺伝子変異が子供に受け継がれていることが往々にしてあります。 5段落, 602文字

INOVIO社の新型コロナウイルス感染予防DNAワクチンの良好なPh1結果報告

INOVIO社の新型コロナウイルス感染(COVID-19)予防DNAワクチンINO-4800の第1相試験で健常人40人の殆ど(94%)に免疫反応(ウイルス結合抗体、中和抗体、T細胞反応)が認められました。 3段落, 242文字

Merck & CoのKeytrudaによるMSI-H/dMMRの大腸癌初治療を米国FDAが承認

マイクロサテライト不安定性(MSI)高度(MSI-H)かMSIを誘発しうるミスマッチ修復欠損(dMMR)の大腸癌患者をMerck & Coの抗PD-1薬Keytruda(キイトルーダ;pembrolizumab、ペムブロリズマブ)単独で初治療することを米国FDAが承認しました。 2段落, 180文字