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ノバルティス社 米国の薬価引き下げ圧力でサンド社のQ2売上さらに低迷と予想

ノバルティス社は米国の薬価引き下げ圧力を受け傘下のサンド社のQ2売上はさらに低迷するとの予想を発表しました。またジェネリック版のテバ社の多発性硬化症治療薬「コパキソン」の発売が遅れていることも、さらに悪影響を及ぼすとしています。
しかしながら、ノバルティス社はサンド社の今年通年の売上高はおおむね昨年通年の売上高である101億ドルと同レベルになるものと見込んでいるということです。

独メルク社のQ1決算 ヘルスケア部門の売上高が前年同期比5.4%増

独メルク社のQ1決算は、MS治療薬Rebifと排卵誘発剤Gonal-fの売上はふるわなかったものの、ヘルスケア部門の売上高は前年同期比5.4%増の17億ユーロとなりました。
一方総売上高は前年同期比5.3%増の39億ユーロとなったものの、純利益はアナリスト予想の5億4,000万ユーロを下回る5億2,100万ユーロ(前年同期比11.8%減)となっています。

テバ社のQ1 純利益アップ、売上高は増額もアナリスト予想下回る

テバ社のQ1決算は、純利益が5億8,000万ドルに達し、前年同期の5億7,000万ドルを上回りました。
一方、多発性硬化症治療薬「コパキソン」の売上が前年同期比4%減の9億7,000万ドルに落ち込んだことで、総売上高は前年同期比17%増の56億ドルとなったものの、アナリスト予想の57億ドルにはとどきませんでした。

アラガン社のQ1 売上高5%増の36億ドルも26億ドルの赤字決算

アラガン社のQ1の売上高は、「ボトックス」の売上高が前年同期比12%増の7億1,400万ドルとなったことが後押しし、総売上高が前年同期比5%増の36億ドルに達しました。
一方当期の損失は26億ドルで、前年同期の1億8,610万ドルの黒字決算から大きく落ち込む結果となりました。

サノフィ社のQ1決算 売上高11.1%増、純利益4.2%増

サノフィ社のQ1決算は売上高がアナリスト予想の78億ユーロから84億ユーロのレンジを上回る86億ユーロ(前年同期比11.1%増)、また純利益は前年同期比4.2%増の18億ユーロとなりました。
CEOのBrandicourt氏はこの結果について「専門医療、ワクチン、また新興国市場での業績が大変好調だったため」と説明しています。

アストラゼネカ社Q1決算 後発薬参入で「クレストール」の売上高が45%減

アストラゼネカ社のQ1決算は後発薬参入に対して苦戦中の抗コレステロール血症治療薬「クレストール」の売上高が前年同期比45%減の6億3,100万ドルと急落し、総売上高は前年同期比12%減の54億ドルとなりました。
ソリオCEOは「この結果は特許満了の影響を反映しているが、今年後半にはこの影響はなくなるものと見込んでいる」とコメントしました。

BMS社Q1決算 売上高12%増の49億ドル

ブリストル・マイヤーズスクイブ(BMS)社のQ1決算は、売上高がアナリスト予想の48億ドルを上回る前年同期比12%増の49億ドルとなりました。
製品別では「オプジーボ」の売上高が前年同期比60%増の11億ドル、また抗凝固剤「エリキュース」は前年同期比50%増の11億ドルとなっています。