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非小細胞肺がんの術後放射線治療に効果なし

JMAT202010

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【海外がん医療情報リファレンス 2020/10/13】 非小細胞肺がん(NSCLC)の完全切除および(術前)術後化学療法の後に実施する術後放射線療法(PORT)は、3年無病生存率(DFS)において統計学的有意差を示さないことが2020年欧州臨床腫瘍学会(ESMO)年次総会で発表されたデータにより明らかになった。この結果は、腫瘍学会が長年待ちわびた答えをもたらした。

縦隔リンパ節転移(pN2)を伴う非小細胞肺がんの完全切除を受けた患者に対する術後放射線療法は、長年にわたり論争のタネであった。1998年のメタアナリシスによりこの療法の有益性に疑問が投げかけられたからである。

しかし、近年は患者の選択や切除を受けたステージIIIの患者に対する(術前)術後化学療法、放射線療法の改善がみられ、さらに最近の非前向き研究では最新の術後放射線療法が転帰を改善する可能性が示唆された。

出典: 非小細胞肺がんの術後放射線治療に効果なし
発行元:海外がん医療情報リファレンス (一社)日本癌医療翻訳アソシエイツ(JAMT・ジャムティ)
発行日: 2020/10/13

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