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大細胞型B細胞性リンパ腫での効果と毒性に関連する注入CAR-T細胞の特性

JMAT202010

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【海外がん医療情報リファレンス 2020/10/16】 大細胞型B細胞性リンパ腫(LBCL)患者の治療への反応や副作用の発現に関連する抗CD19 CAR-T細胞輸液製剤の分子的、細胞的特性を、テキサス大学MDアンダーソンがんセンターの研究者らが明らかにした。

研究チームはまた、CAR-T細胞治療1週間後の血中循環腫瘍DNAの早期変化から、特定の患者の治療反応を予測できる可能性があることを発見した。論文は本日、Nature Medicine誌の電子版に掲載された。


「CAR-T細胞療法は大細胞型B細胞性リンパ腫に対して非常に効果的です」と、責任著者のMichael Green博士(リンパ腫・骨髄腫准教授)は述べている。「しかし、われわれは長期寛解の達成、ならびに治療関連有害事象の管理という2つの主要な臨床的課題に直面しています」。



本研究から、治療から最初の1週間以内に、予後不良や有害事象が発生しやすいタイプの患者を臨床医が特定できる可能性があると言えるとGreen氏は述べている。これにより、医療チームは治療法を調整して有効性を改善したり、毒性を軽減するように作用させることができるようになる。

出典: 大細胞型B細胞性リンパ腫での効果と毒性に関連する注入CAR-T細胞の特性
発行元:海外がん医療情報リファレンス (一社)日本癌医療翻訳アソシエイツ(JAMT・ジャムティ)
発行日: 2020/10/16

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