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バイオジェン社、Neurimmune社とのアルツハイマー病治験薬aducanumabのライセンス契約内容を変更

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バイオジェンは、5月1日開発中のアルツハイマー病治療治験薬aducanumabの潜在的な売上に対するロイヤリティー率について、Neurimmune社と以前設定の割合から引き下げるというオプションを行ったと発表した。 合意された条件の下で、バイオジェン社は、ヒト遺伝子組換えモノクローナル抗体aducanumabの販売金額のロイヤリティ率を以前合意の割合から5%引き下げる一方で、Neurimmune社に一時金5,000万ドルを支払う予定だ。

Aducanumabは、Neurimmune社のリバース・トランスレーショナル・メディシンテクノロジー・プラットフォームを用いて作成されたヒト遺伝子組換えモノクローナル抗体で、認知障害の兆候の無い健康な高齢者、または進行が異常に遅い認知機能障害のある高齢者から採取した非特定化B細胞ライブラリーに由来、可溶性オリゴマーと不溶性線維などの凝集してアミロイド斑を形成しうる形態のベータアミロイドを標的とするとされ、非臨床データおよびこれまでに得られた第Ⅰb相試験データでは、アミロイド斑のレベルを下げることが示されてる。

2016年8月、欧州医薬品庁のPRIMEプログラムに指定、2016年9月には、FDAが迅速審査プログラムの対象に指定、2017年4月に、厚生労働省の先駆け指定制度の対象として受理されてる。

バイオジェンは、2007年にNeurimmune社とaducanumabの共同開発およびライセンス契約締結している。バイオジェンは、2017年10月にロイヤリティ率を15%下げ、1億5000万ドルの一時金をNeurimmune社に支払っている。バイオジェンのCEOであるMichel Vounatsos氏は、「今回のロイヤリティ率の引き下げと一時金の支払いは2017年の変更した契約内容を一部修正するものだ。我々は引き続きaducanumabを含むアルツハイマー治療対象の治験薬の開発を進め、この治療が非常に難しく破壊的な病気の治療薬開発を更に進める計画だ」と述べた。

Biogen to pay $50 million to further reduce potential royalties on Alzheimer’s disease drug aducanumab

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