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一分でわかる製薬「時事英語」・2017年3月29日

今日のおさえたい製薬時事英語

  • annual wholesale acquisition cost:年間卸購入価格
  • cystic fibrosis:嚢胞性線維症

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サノフィ社とリジェネロン社は中等度から重度のアトピー性皮膚炎成人患者に対する治療薬Dupixent(一般名:デュピルマブ)がFDAより承認されたと発表しました。
DupixentはIL-4とIL-13という2つのタンパク質のシグナル伝達を特異的に阻害するよう設計されたヒトモノクローナル抗体で、アトピー性皮膚炎の適応での承認は今回が初だということです。なお年間卸購入価格はアナリスト予想を上回る37,000 ドルに設定されるものと見られています。

Vertex社は嚢胞性線維症に対する併用療法Kalydeco/tezacaftorの2つの第3相試験で主要評価項目を達成したと発表しました。
いずれの試験においても同併用療法が肺機能の大幅な改善を示したということで、同社は今年Q3にも欧米での承認取得を目指すとしています。

FDAはロシュ社のOcrevusを初めての再発性と一次進行性の多発性硬化症(MS)治療薬として承認しました。
ロシュ社はOcrevusの価格を年間65,000ドルに設定する予定で、これは独Merck社Rebifより25%低くなります。

Depomed社は物言う投資家Starboard Value社の要求に応じ、CEOと取締役を交代させたことを明らかにしました。
後任のCEOにはバイエル社のヘルスケア部門の元CEOであるHiggins氏が任命され、またStarboard Value社の共同出資者であるMolinelli氏が取締役に就任しました。

出典:FirstWord Plus, FirstWord Pharma Daily Round-Up