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一分でわかる製薬「時事英語」・2017年3月16日

今日のおさえたい製薬時事英語

  • constrained budget environment:厳しい財政状況
  • NICE:イギリス国立医療技術評価機構
  • active rheumatoid arthritis:活動性関節リウマチ

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トランプ米大統領は16日に発表した2018年度予算案で、医薬品や医療機器などの承認審査料を前年から2倍以上の水準に引き上げる方針を明らかにしました。これにより見込まれる徴収額は20億ドル超ということです。
トランプ大統領は、厳しい財政状況を踏まえ、FDAの承認で恩恵を受けている業界は「相応の負担」をすべきだと主張しました。

PTCセラピューティクス社はマラソン・ファーマシューティカルズ社のデュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)治療薬Emflazaを一時金1億4,000万ドルで取得することで合意したと発表しました。
コルヒチコステロイドであるEmflazaは今年2月にDMD治療薬として米国で初めて承認されたものの、年間価格が89,000ドルと高額なため発売が遅れていました。

イギリス国立医療技術評価機構(NICE)の新しい医療技術評価制度が4月1日より施行されます。新しい制度には、発売から3年間で国民保健サービス(NHS)の支払額が2,000万ポンドを超えると予想される新薬は、迅速承認の対象にならないことが盛り込まれており、これに対し製薬業界や慈善団体からは反発の声が上がっています。

中国国家食品薬品監督管理総局(CFDA)がファイザー社のJAK阻害剤「ゼルヤンツ」を成人の中程度から重度の活動性関節リウマチ治療薬として承認しました。
ファイザー社によると中国で関節リウマチ治療薬としてJAK阻害剤が承認されるのは今回が初めてだということです。

出典:FirstWord Plus, FirstWord Pharma Daily Round-Up