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一分でわかる製薬「時事英語」・2017年3月2日

今日のおさえたい製薬時事英語

  • cerebral oedema:脳浮腫
  • make sense:道理にかなう、意味をなす、うなずける
  • nonsense mutation:ナンセンス変異型

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ロシュ社はHER2陽性の初期の乳がん患者に対する補助療法として「パージェタ」と「ハーセプチン」を併用で投与する第3相試験において主要目標を達成したと発表しました。
本試験において「パージェタ」と「ハーセプチン」に化学療法を加えて投与したグループの再発リスクが、「ハーセプチン」と化学療法の投与群より大幅に低減したということです。

バイオ製薬のジュノ・セラピューティクス社と開発パートナーのセルジーン社は、再発・難治性の急性リンパ性白血病の成人患者に対するCAR-T療法JCAR015の開発を中止すると発表しました。
同試験において重度の神経毒性の副作用が見られたことと、被験者5人が脳浮腫で死亡したことが理由だということです。

ノバルティス社がフランスのバイオテック企業Genfit社買収の可能性について協議を行なっていると報道されています。
あるアナリストはこのディールは双方にとり道理にかなうものであるため、実現の可能性は高いとコメントしています。

PTCセラピューティクス社はナンセンス変異型嚢胞性線維症治療薬atalurenの第3相試験において、主要評価項目も副次的評価項目も達成しなかったと発表しました。
PTC社はこの結果を受け、atalurenの嚢胞性線維症を適応症とする開発を中止し、欧州で行った承認申請も撤回すると述べました。

出典:FirstWord Plus, FirstWord Pharma Daily Round-Up