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アステラス社、Access Acceleratedへの参画を発表

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1月18日、アステラス製薬が、Access Acceleratedへの参画を発表いたしました。Access Acceleratedは、低所得国や低中所得国における非感染性疾患の予防、診断及び治療へのアクセス向上をグローバルで取り組んでいる団体です。

アステラス製薬は、大手医薬品企業21社と共に、世界銀行グループ及び国際対がん連合(UICC:Union for International Cancer Control)と連携し、2030年までに非感染性疾患による早期死亡件数の3分の1を減少させるという国連の持続可能な開発目標の達成に向けて取り組むことになります。

アステラス製薬の代表取締役社長CEO畑中 好彦氏は、「私たちは、世界中の患者さんの保健医療へのアクセス改善という重要な社会的責任を担っています。本取り組みを通じて、参加企業やパートナーと共に持続的な解決策を生み出していきます。」

がん、心臓血管疾患、慢性呼吸器疾患、糖尿病及び精神疾患を含む非感染性疾患は公衆衛生危機の要因となっています。高齢化や生活習慣の変化によるリスクがこれらの疾患の増加要因になっていることに加え、低所得国や低中所得国では十分な保健システムが整っておらず、診断及び治療等へのアクセスが制限される等、様々な障壁があります。Access Acceleratedの一環として、同社は参加企業やパートナーと協働し、非感染性疾患に関するアクセス課題を解決する方法を見出し、推進していきます。

アステラス製薬はこれまで、住血吸虫症に対する小児用製剤の開発や抗寄生原虫創薬の共同研究等、顧みられない熱帯病を対象とした複数の研究開発プログラムへの取り組み、また、非感染性疾患については、ケニアにおいて産科フィスチュラに苦しむ患者の生活改善を目指すAction on Fistulaの活動を推進し、1,200名以上の患者の完治への取り組みなどを実施しております。

なお、日本を拠点とする製薬企業、団体からは、アステラス製薬をはじめ、エーザイ、MSD、 塩野義製薬、大日本住友製薬、第一三共、武田薬品工業、中外製薬、日本製薬工業協会(JPMA)がAccess Acceleratedに参画しております。

出典:アステラス製薬社プレスリリース

Access Acceleratedとは

Access Accelerated は、非感染性疾患ケアの改善に重点を置いたマルチステイクホルダーによる初めてのイニシアティブです。20 社以上の医薬品企業で構成されるほか、世界銀行や国際対がん連合(UICC)などのパートナーと連携し、低所得国や低中所得国における非感染性疾患の医薬品アクセスを巡る様々な障壁の克服を支援していきます。

AccesAccelerated は、マルチステイクホルダーによる対話を支援し、非感染性疾患の予防、診断、治療を改善するために現地での取り組みを実施してまいります。

加盟企業及び団体は、アステラス製薬、アルミラル、イーライリリー、エーザイ、MSD、欧州製薬団体連合会(EFPIA)、グラクソ・スミスクライン、国際製薬団体連合会(IFPMA)、サノフィ、塩野義製薬、ジョンソン・エンド・ジョンソン、大日本住友製薬、セルジーン、第一三共、武田薬品工業、中外製薬、日本製薬工業協会(JPMA)、ノバルティス、バイエル、ファイザー、ブリストル・マイヤーズ スクイブ、米国研究製薬工業協会(PhRMA)、メナリーニ、メルクセローノ、ロシュ、ユーシービーとなります。本イニシアティブ事務局は国際製薬団体連合会(IFPMA)が担ってまいります。(出典:Access Acceleratedホームページから引用