【FirstWord Plus】緑内障治療薬Rhopressa、20年ぶりの新作用機序で来年にも登場。専門医師サーベイでの認知度は今ひとつも、市場は大きな期待

Aerie Pharmaceuticals社が緑内障治療薬として最近FDAへ承認申請をしたRhopressaに関してのサーベイをFirstWordが実施し、欧米の専門医師106名から回答を得ました。
このRhopressaは、Rhoキナーゼ(ROCK)とノルアドレナリントランスポーター(NET)を抑制する作用で20年ぶりの緑内障治療薬としての2017年の承認を目指しています。

FirstWord社の調査実施の案内と質問内容(英語)はこちらから無料でご覧いただけます。

Physician Views: FirstWord is polling ophthalmologists about Aerie Pharmaceuticals’ potential breakthrough therapies for glaucoma

日本語での質問状公開中。

  • Aerie社が先ごろFDAに承認申請した1日1回使用の点眼剤Rhopressa(netarsudil点眼剤)は、20年ぶりに登場した新しい緑内障治療薬として期待されています。この薬剤とその第3相試験の結果を知っていましたか?
  • 第3相ROCKET 2試験で、90日間にわたり、眼圧が20mm Hgから25mm Hgの緑内障患者に対して、 timolol(1日2回点眼)群とRhopressa(1日1回点眼)群を比較したところ、Rhopressa群が非劣勢を示しました。また12ヶ月間におよぶ安全試験では、Rhopressa群は、使用90日目以降365日までの間の眼圧上昇は0.1 mm Hgだったのに対し、timolol群の眼圧は平均で0.5mm Hg上昇しています。Rhopressa群に最も発現率の高かった副作用は結膜充血で、90日間使用後の発現率は47%でしたが、12ヶ月後は29%に下落しています。この結果を見て、Rhopressaの臨床プロフィールをどのように評価しますかア?
  • Rhopressaが今後承認されると仮定し、発売から2年後に何パーセントの緑内障患者に同薬剤が処方されていると予想しますか?
  • 先日Aerie社は、第3相(MERCURY 1)試験において、Rhopressaとlatanoprostの配合剤である1日1回夜に投与するRoclatanが、Rhopressaとlatanoprostそれぞれ単剤使用(それぞれ1日1回夜投与)に対して、統計的優位性を示すという主要有効性評価項目を達成したと発表しました。
  • 対象となった患者は眼圧のベースラインが20 mm Hg以上36 mm Hg以内の患者。Roclatanによる眼圧低減値は、Rhopressaやlatanoprostの単剤使用より1 mm Hgから3 mm Hg大きかったということです。この結果をどのように評価しますか?
  • Roclatanの第3相(MERCURY 2)試験で有効性データが示されると仮定し、また安全性プロファイルも許容範囲内であるとしたら、Roclatanが承認されるまでにかかる時間はどれくらいだと思いますか?

調査結果はFirstWord Plus(英語)で公開中。

この調査結果記事をご覧になるにはFirstWord Plusサービスの購入が必要です。

firstwordplusFirstWord Plusをすでにご購入の方は以下のリンクからサーベイ結果の記事(英語)をご覧いただけます。

関連記事

  1. 新型コロナ感染予防、顔を触る癖に注意を 専門家指摘、ウイルスが粘膜から侵入恐れ

  2. FDA シャイアー社の1日1回投与のADHD治療薬Mydayisを承認

  3. ICUの極めて重症のCOVID-19患者の81%が血管作用腸ペプチド薬で60日超生存

メルマガ無料配信中




エバサナ関連

  1. アルツハイマー病に無効のvTv社の抗RAGE薬がCantex社で第二の人生を…

    2021.06.24

  2. SanofiとTranslate BioのインフルエンザmRNAワクチンの第1相試験開始

    2021.06.24

  3. COVID-19入院患者へのTheravance社の吸入JAK阻害剤のPh2失敗

    2021.06.24

  4. スタチン使用と認知症や軽度認知機能障害の発現は関連せず~ASPREE…

    2021.06.24

  5. GSKのより長く効く皮下注射HIV薬の開発にHalozymeの技術が使われる

    2021.06.24

  6. uniQureが側頭葉てんかん遺伝子治療を開発するフランスのCorlieve社…

    2021.06.24

  7. COVID-19の末梢炎症は脈絡叢細胞を伝って脳に及びうる

    2021.06.24

  8. キューバの3回投与ワクチンAbdalaが大詰めの臨床試験でCOVID-19の92…

    2021.06.24

  9. 神経損傷マーカーNFLの血清濃度が高いCOVID-19患者の予後は不良

    2021.06.24

  10. 去年末の英国の新型コロナウイルス感染率は集団免疫には程遠いせい…

    2021.06.24

  1. Avenue Therapeutics社のIV型トラマドール静注、FDAからまたもや否…

    2021.06.15

  2. バーテックス社、α1アンチトリプシン欠損症におけるVX-864の開発を…

    2021.06.11

  3. 抗アミロイドβ抗体ADUHELM承認の余波。門戸が大きく広がるのか?

    2021.06.10

  4. FDA、アルツハイマー治療薬 としてAduhelm(アデュカヌマブ)を迅速…

    2021.06.08

  5. ASCO2021;バーチャル年次総会開幕。注目のプレゼンテーション5つを…

    2021.06.08