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COVID-19への抗マラリア薬ヒドロキシクロロキンの少人数試験結果は良くない

【BioToday 2020/03/25】 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)肺炎への抗マラリア薬ヒドロキシクロロキンの中国での少人数試験(HC-nCoV)は良い出来栄え(positive)とは程遠いとEvercore ISIアナリストUmer Raffat氏が言っています。

先週木曜日(19日)のLancet Global Health報告でスペインの著者2人はその試験結果を”ひとまず良さそう(positive preliminary outcomes)”と評しましたが、Raffat氏の資料によると主要転帰・7日時点でのウイルス除去率はヒドロキシクロロキン400mg/日投与群では87%、プラセボ群では93%であり、プラセボ群の方がむしろ良好でした。入院後の体温正常化までの期間はどちらも1日でした。

WSJによると、COVID-19にヒドロキシクロロキンやクロロキンが良さそうというトランプ大統領の会見を受けて米国ではそれら抗マラリア薬の衝動買い、買い占め、過量投与、承認外処方などが生じています。

ウガンダの医師Chris Kaganda氏は、Covid-19に対する用量は不明だし、そもそも効くかどうかもわからないし、クロロキンは避けたほうが無難だとWSJに言っています。

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