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新型コロナウイルスが及ぼす影響を3つのシナリオ分析:世界経済およびGDP・観光/旅行・治療そして診断

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情報活用コンサルタントである前田静吾がおすすめのレポートやサービス、海外情報の活用方法のノウハウをおしらせします。前田は約20年に渡って製薬業界むけにレポートの販売、海外市場調査のコンサルプロジェクトに携わっており海外コンサルタント、ベンダーと日本のお客様の橋渡しをしております。現在はSDMJコンサルティング社の代表、Insights4 Pharmaの編集責任者、レポート販売の国内最大手グローバルインフォメーション社の取次代理店として日本の製薬企業の海外進出、調査のサポートをしています。 @seigomaeda

まさか2020年をこのような形で3月をむかえると誰が予想したでしょうか?例年にない暖冬による海外からのスキー客の減少も東京オリンピックの開催を7月に控え、オリンピックインバウンドの景気は揺るがないものと誰もが信じて迎えた2020年でしたが、いま誰もが新型コロナウイルスのパンデミックを懸念し、このウイルスが日本のみならず世界に与える影響を議論しています。3月2日OECDが新型コロナウイルスの影響を織り込んだ最新の全世界のGDPの成長を2019年11月に発表した予測からすでに0.5%の下方修正を余儀なくされています。

現時点では多くの方がこのような質問に関する答えを探しているのではないでしょうか?

  • 新型コロナウイルスの収束はいつになるのか?
  • 私の会社、業界にとっての影響は?
  • 世界経済への影響は?
  • インバウンド景気は?
  • 新型コロナウイルスの有効な治療方法は?
  • オリンピックの開催は?

多くの方々が、様々な質問があることでしょう。しかしながら残念ながら必ずしも正しい回答は得られない状況です。

個人的には、今家庭学習で家にいる小四の子供がしっかりと家で学校から与えられた自習教材が続けられるのか?といったとても身近な質問というか、課題をしっかりと対応していかなければいけない時期です。。。。

さて、このような不確定要素が多い中で市場分析をするのが市場調査会社の役割でもありますが、早速、カナダのヘルスケア分野における市場分析とコンサルティング会社であるHowe Sound Research社が新型コロナウイルスが与える影響を世界経済と治療市場において、そして、強く受けるであろう産業分野での影響はどうなるのか分析をしている英文報告書が発行となりましたのでご紹介します。

新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) が経済へ及ぼす影響、およびGDP・観光/旅行・医療市場の予測:2020年~2025年

発行日:2020年3月1日
英文 341 Pages
発行会社:Howe Sound Research
日本での販売代理店:グローバルインフォメーション株式会社

目次およびサンプル請求はこちらから>>>

Title: Covid-19 Economic Impact and Market Forecasts for Gross Domestic Product, Tourism/travel, and Medical by Country using 3 scenarios. Includes customization with Executive and Consultant Guides. 2020-2025

世界的に大きな影響をうける旅行産業と新薬・ワクチン・診断における対策への期待

新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) はパンデミックへと変化しつつあります。リスクと可能性を把握することで、組織は変化に備えることが可能となり、産業および国が受ける影響について推計できます。同社が今回調査及び分析の対象とした産業分野は以下です。

  • 製薬業界
  • 診断薬および診断機器
  • ホテル業
  • 陸上輸送業
  • 航空業
  • クルーズ
  • 観光業

3つのシナリオ

3月に入った時点で、日本においても感染者が1000人(グルーズ船での感染者を含む)を超えた段階であり、安倍首相による2週間の不要不急の外出を防ぎ感染の拡散を防ぐ策が日本においてはなされ、日本以外においても感染拡大を防ぐ政策が実行に映されている段階であり、その効果は現時点では予測が非常に難しい段階です。

同社の今回あたらに発行なったレポートにおいては世界経済に与える影響のアウトカムとしてGDPと治療市場の予測をしております。一方で、不確定要素が多い中での予測であり3つのシナリオを設定するというオプションを用意しております。

市場分析において、ベストシナリオ、そしてワーストシナリオといったシナリオをオプションとして用意することは通常なされているメソッドであり、時間やファクターなどの不確定要素が明らかになる連れていずれかのオプションに近いものになることで意思決定をサポートする手法です。今回も同様に考えられるであろうベスト、普通、そしてワーストのケースを用意しています。

開発及び診断分野での注目企業を幅広く

様々な報道でもワクチン、治療薬の効果を期待されておりますが、本レポートにおいても治療薬と診断薬、診断機器に関するデータと考察に多くのページを割いております。
治療薬、ワクチンにおいては、ギリアド社、モデルナ社、ファイザー社をはじめとした約80のバイーファーマ企業をピックアップし、技術、開発品に関しての情報を提供しています。また診断、診断機器における主要プレーヤーも60社以上ピックアップしておりますので、新型コロナウイルスに関する治療薬と診断における全世界でのプレーヤーと彼らの技術を把握することも可能です。

過去のパンデミック

短いセクションではありますが、過去のパンデミックに関しても記載があります。
1900年代に何度か発生したインフルエンザのパンデミックでは、それぞれ膨大な数の方がなくなっております。また、1346-1353に発生した黒死病のパンデミックに関する記載もあります。
まさに、人類は病気との戦いの歴史であると言っても言い過ぎではなく、まさにその戦いの最中にある2020年であるとも言えます。

今まさに中国だけの感染症ではなく、世界中で感染者が発生し、世界経済や日常の活動に大きく影響をすでに及ぼしている新型コロナウイルス(COVID -19)ですが、最新の世界経済、そして産業にどのような影響を及ぼすであろうか、分析をした報告書が発行となりましたのでご案内申し上げます。

【英文報告書】新型コロナウイルスが経済へ及ぼす影響は?

新型コロナウイルスが経済、GDP、 観光/旅行市場、およびヘルスケア市場へ及ぼす影響について調査、ウイルスの概要、コロナウイルスの概要、診断と治療、3つのシナリオを用いた予測、最新の開発動向、主要企業のプロファイルなどを提供