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クラリベイト社、ディシジョン・リソーシズ・グループ(DRG)を9億5000万ドルで買収

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2019年1月17日、ディシジョン・リソーシズ・グループ(DRG)の親会社のピラマル・エンタープライズ(Piramal Enterprises) が、DRG社のクラリベートアナリティクスへ9億5000万ドル(約1,050億円)での売却が合意に至ったと発表した。

ディシジョン・リソーシズ・グループは、ヘルスケア業界においてグローバルで多くの製薬企業に信頼できる洞察と分析を提供、両社の統合において提供サービスのポートフォリオの強化が見込まれシナジー効果が期待される。両社はともに、現在2桁の成長を遂げておりライフサイエンス分析市場での地位を確立し、研究から結果までの医薬品、デバイス、医療技術のライフサイクル全体にわたって顧客をサポートしている。今回の買収によって、更にライフサイエンス業界におけるワンストップショップとしてサービスを提供できることが期待される。

今回の買収に関して、それぞれの代表者は以下のように述べている。

Clarivate Analyticsの会長兼CEO、Jerre Stead氏

「これは、ライフサイエンスビジネスの規模を2倍にし、2020年の収益に貢献し、不可欠なエンドツーエンドの業界​​になるためのマイルストーンだ。 非常に魅力的なライフサイエンスエコシステムへの主要なデータおよび分析プロバイダーであるDRGの買収により、クラリベート社の総収益が20%増加する。両方の企業には、業界の深い主題と技術的専門知識を持つ才能のある人々の上に築かれた素晴らしい財産がある。私たちは一緒になって統合されたチームの途方もない可能性を解き放つことを楽しみにしている。」

ピラマルグループ会長、アジャイピラマル氏

「ここ数年でDRGの市場でのリーダーシップを高めたことを嬉しく思います。この組み合わせにより、クラリベイトはその規模とともに、DRGの成長の可能性をさらに加速させると考えている。この取引は、すべての利害関係者に持続的な長期的価値をもたらすという継続的なコミットメントを示している。」

クラリベイトアナリティクス、サイエンスグループプレジデント、Mukhtar Ahmed氏

「ポートフォリオにDRGの高度に専門化された分析と専門家の洞察、サービスとソリューションを追加することで、新薬、医療機器、技術の発見、開発、商品化における顧客の最も困難な課題に対応ができる。クラリベイトは、顧客に幅広いツールとサービスのポートフォリオを提供することにより、新製品の開発と市場への浸透を深め、大きな成長機会を追求できる。」

ディシジョン・リソーシズ・グループ(DRG)のCEOであるVivek Sharma氏

「今回の買収により、患者の健康状態の改善を求めるお客様をサポ​​ートするために、DRGのAIおよび分析対応ソリューションのさらに強力なプラットフォームが作成されたことに興奮している。この新しく拡張されるサービス提供プラットフォームにより、さらにクライアントファーストに集中し、新たなイノベーションを導くことができる。」

DRGの現在のCEOであるVivek Sharma氏は、本買収の取引が完了の後、クラリベートアナリティクス社のScience Groupを退社する。