製薬業界の最新ニュースと解説

一分でわかる海外製薬トップニュース・2016年9月9日

Insights4 Pharmaが提携をしているFirstWord社が提供するNews Round-Up Videoを翻訳しております。
Youtubeでは、毎日のニュースをFirstWord社のアナリストが直接配信、毎日の製薬トップニュースの把握と製薬業界の時事英語の学習にご活用下さい。

医学雑誌ランセットに掲載 スタチンのベネフィットとリスクについての論文

コレステロール降下剤スタチンのベネフィットは過小評価されており、逆に副作用のリスクは過大視されているとする論文が医学雑誌に掲載されました。
この論文著者であるRory Collins氏は、スタチンの服用により心臓発作や心筋梗塞を免れる患者の数は、副作用を発症する患者数より多いとし、スタチンの過少投薬や投薬中断は心臓発作や心筋梗塞の発症を招く恐れがあるとしています。

米Express Scripts社 抗炎症剤にもバリューベースの償還方式を採用へ

米国最大の薬剤給付管理会社(PBM)であるExpress Scripts社は来年1月に抗炎症剤にバリューベースの償還方式を採用することを発表しました。
これによりExpress Scripts社は患者が90日以内に抗炎症剤の使用をやめた場合、最大6,000ドルを医療保険会社に返金することになります。

アラガン社CEO 米政府による医薬品価格の適正化に対し持論展開

アラガン社CEOのBrent Saunders氏は、薬価の高騰が問題となっているアメリカで、これを解決するための政府の介入は得策ではないとの見方を示しました。
アラガン社は処方せん薬の値上げについて、年間の値上げ件数や値上げ幅を制限すると先日公言したばかりで、Saunders氏は「業界内の自助努力がより重要である」としています。

Lexicon社 1型糖尿病治療薬の第3相試験で主要評価項目達成

Lexicon社はサノフィ社と共同開発中である1型糖尿病治療薬sotagliflozinの第3相試験において、主要評価項目を達成したと発表しました。
これによると、24週間sotagliflozinを投与した後のA1C値が、プラセボとの比較で大きく減少したということです。