製薬業界の最新ニュースと解説

一分でわかる海外製薬トップニュース・2016年8月31日

Insights4 Pharmaが提携をしているFirstWord社が提供するNews Round-Up Videoを翻訳しております。
Youtubeでは、毎日のニュースをFirstWord社のアナリストが直接配信、毎日の製薬トップニュースの把握と製薬業界の時事英語の学習にご活用下さい。

ノバルティス社 サンド社開発のバイオシミラー版「エンブレル」のFDA承認取得を発表

ノバルティス社は後発医薬品子会社サンド社が開発した炎症疾患治療用のバイオシミラー「Erelzi」について、対象薬であるアムジェン社「エンブレル」の全ての適応症でFDAより承認を取得したと発表しました。
しかしながらアムジェン社とサンド社は8月11日に行われた特許裁判において「Erelzi」の発売延期に合意しており、また次の公判も2018年4月まで行われないため、同薬剤の近い将来の上市はないものとみられています。

ノバルティス社 細胞・遺伝子療法開発部門を解散へ

ノバルティス社は細胞・遺伝子療法開発部門を解散し、これに伴い約120名を解雇する予定であることを明らかにしました。
同部門はペンシルバニア大学と共同でCTL019などのCAR-T細胞療法の研究開発をしていました。なおCTL019については、再発・治療耐性のある急性リンパ性白血病(ALL)に対する治療薬としてのFDA承認申請は予定通り2017年に行う見込みということです。

ファイザー社 抗悪性腫瘍治療薬がEMAより適応拡大承認

ファイザー社は抗悪性腫瘍治療薬「ザーコリ」について欧州医薬品庁(EMA)よりROS1陽性転移性非小細胞肺がん(NSCLC)への適応拡大の承認を取得したと発表しました。
「ザーコリ」は ALK陽性進行NSCLCの成人患者に対する治療薬としてすでにEMAより承認されています。