米国最初のレミケードのバイオシミラーの販売が迫る
FDAが2016年4月にレミケード(インフリキシマブ)の最初のバイオシミラーであるInflectraの承認をし、来月にも米国においてこのバイオシミラーが上市されるファイザー社による販売開始可能性があります。
また、今月には、ジョンソン・エンド・ジョンソンの関節リウマチ薬「レミケード」の主要特許1件を無効とする判断を米国連邦地裁が下しました。このことで、米国でのレミケードのバイオシミラーの発売の現実性が高まっております。(ニュースの内容を詳しく知りたい方は US court invalidates patent on Johnson & Johnson’s Remicadeをご参照ください。)
この報道を受け、FirstWordでは、このバイオシミラーの上市に関して医師パネルへのサーベイ調査を実施しました。以下の質問に対して77名の消化器、リウマチの専門家からの回答を得ました。
米国医師に対する5つの質問
- Q1. Inflectraのことをどの程度ご存知ですか?
- Q2. Inflectraの販売がファイザー社によって行われる事で、バイオシミラーの利用に安心感を与えますか?
- Q3. 今までは、レミケードを投与するであろう患者にこのバイオシミラーInfectraを処方すると思いますか?
- Q4. もしExpress、Scripts、CVS Healthがレミケードを標準的なフォーミュラリーから除外したり、Inflectraの方を処方推薦のステータスにしたりした場合のあなたや、患者へ与えるインパクトはどのくらいあると思いますか?
- Q5. バイオシミラーの使用云々に関してあなたではなく、保険会社によってコントロールされるとした場合、どのように感じますか?
このサーベイの結果は、FirstWord PLusの有料会員向けに配信されます。
[vcex_button url=”https://www.firstwordpharma.com/node/1410642″ layout=”block” align=”center” size=”large” color=”blue”]FirstWord Plus会員限定記事:会員の方はこちらから>>[/vcex_button]