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Amarinの魚油起源ω3脂肪酸薬Vascepaの心血管疾患予防用途を米国FDAが承認|BioToday

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【BioToday 2019年12月14日】魚油のω3脂肪酸・エイコサペンタエン酸(EPA)のエチルエステル・イコサペント酸エチルを成分とするAmarin Corporationの2012年米国FDA承認トリグリセリド(TG)降下薬Vascepa (バスセパ;icosapent ethyl) を心血管疾患(CVD)を生じる恐れが大きい成人がそのリスクを下げるのに使うこともFDAが承認し、同剤は米国人1500万人もが属する巨大市場に進出します。

CVDか糖尿病を患っていることに加えてCVDを生じやすくする素因を2つ以上抱える血中トリグリセリド濃度150 mg/dL以上の成人が心筋梗塞、冠動脈血行再建、入院を要する不安定狭心症を生じにくくするのに最大許容量のスタチンと共に同剤を使うことをFDAは今回認めました。

そのような成人患者のVascepa錠剤経口服用で心血管一大事(心血管死、心筋梗塞、脳卒中、冠動脈再血行再建、入院を要する不安定狭心症)の発現率が25%低下することがプラセボ対照第3相試験REDUCE-ITで確認されています。

同社は同剤の今年の売り上げ予想を最大4億2500万ドル(約465億円)、来年は最大7億ドル(約765億円)と上方修正し、やがては数十億ドルの年間売り上げに達すると予想しています。

Vascepaは今後10年で米国の心血管疾患予防市場の12%を捉え、2030年までに最大年間売り上げ32億ドルに至るとのRoth Capital Partnersのアナリスト予想がReutersのニュースで紹介されています。

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