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RocheのCD20-CD3二重特異性抗体2つが治療困難なリンパ腫患者に有効|BioToday

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【BioToday 2019年12月9日】Ph1/1b試験GO29781の結果、再発/治療抵抗性(r/r)B細胞非ホジキンリンパ腫(NHL)へのRoche(ロシュ)のCD20-CD3二重特異性抗体mosunetuzumab(モスネツズマブ)の効果は進行が遅いインドレントNHLには特に良くて奏効率62.7%(42/67人)、進行が早いアグレッシブNHLの奏効率は37.1%(46/124人)でした。

完全寛解率はインドレントNHLでは43.3%、アグレッシブNHLでは19.4%(24/124人)でした。

Rocheのもう1つのCD20-CD3二重特異性抗体・CD20-TCBと抗CD20抗体Gazyva(obinutuzumab)併用によるr/r B細胞NHL治療のPhI/Ib試験NP30179結果も報告され、奏効率は54%(15/28人)、完全寛解率は46%(13/28人)でした。被験者28人のうち6人は濾胞性リンパ腫で、それらの患者の奏効(完全寛解)率は66.7%(4/6人)でした。残り22人はアグレッシブNHLで、奏効率は50%(11/22人)、完全寛解率は40.9%(9/22人)でした。

CD20-CD3二重特異性抗体はB細胞表面のCD20分子とT細胞表面のCD3を標的とし、T細胞を活性化してB細胞に紐付けしてB細胞に破壊成分を送り込ませることで目当てのB細胞を除去します。

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