製薬業界の最新ニュースと解説

Biogenにとって悪夢の一週間。M&Aによる新たな収益機会の検討か?|FirstWord【ヘッドライン】

Shutterstock 338458763 326×210

最新ニュースをアナリストが解説。KOL、専門医、医師へのインタビューとサーベイの独自調査を通じて製薬業界を一網打尽にする『FirstWord Plus』は全世界の製薬業界で活用されてます。
www.firstwordpharma.com

Biogenは、企業戦略を大きく変更しなければならなくなるくらい大きな2つの開発品の後退がここ1週間で起きてしまいました。同社はR&Dに関してハイリスク-ハイリターンの開発戦略を推し進めてきましたが今後はM&Aによる成長戦略を取らざるを得ないプレッシャーにさらされるでしょう。

先週、Biogenとパートナーであるのエーザイが、リスクとベネフィットのプロファイルが好ましくないため、初期のアルツハイマー病患者を対象として承認を目指していた経口BACE阻害剤エレンベセスタットの第III相試験の終了を発表しました。今年の初め、両社は抗アミロイドベータ抗体アデュカヌマブの第III相試験を中止しましたが、BACE阻害剤エレンベセスタットは、アルツハイマー病と軽度のアルツハイマー病の認知症による軽度の認知機能障害を対象として臨床試験が続けられていましたが主要評価項目に達しないとの判断から開発中止となりました。

バイオジェンとエーザイは、この結果は「βアミロイド仮説を否定するものではない」として抗アミロイドβ(Aβ)プロトフィブリル抗体BAN2401の第III相試験は継続する

さらに、Biogenは今週「安全性の懸念」により特発性肺線維症(IPF)の患者を対象とした開発品BG00011の第II相試験を中止したと発表した。Biogenは、2012年にStrromedixを5億6,000万ドル以上で買収した際にBG00011を獲得している。

Biogenの「高リスク、高報酬」のR&D戦略は、脊髄性筋萎縮症(SMA)のSpinrazaで成功を収めましたが、今後はノバルティスの遺伝子療法ZolgensmaとRocheのrisdiplamとの競合にもさらされると見られる

Baird社ののアナリストは、「投資家に満足してもらうためには、10億から20億程度の収益の追加が必要で、買収でこの収益の不足に関する問題を解決するのが最も簡単だ」と示唆しています。

「Firstword Pharma Plus 」無料トライアルをリクエスト!

製薬業界を一網打尽:FirstWord Plus

FirstWord Plusとは?

■ 製薬業界ニュースを一網打尽
■ KOLインタビュー、サーベイなどの独自記事
■ アナリストがニュース解説
■ 年間$2,495/一人あたり