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院内グラム陰性桿菌 | ランドスケープ&フォーキャスト|主要7カ国

カルバペネムなどの抗生剤は、従来「最後の切り札」として温存されていましたが、早い段階で使用されるようになっています。多剤耐性菌の増加に伴い、薬剤耐性グラム陰性桿菌に活性のある抗生剤開発が急務です。

概要

多剤耐性菌の増加に伴い、薬剤耐性グラム陰性桿菌に活性のある抗生剤開発が急務となっています。カルバペネムなどの抗生剤は、従来「最後の切り札」として温存されていましたが、早い段階で使用されるようになり、すでに限られているグラム陰性桿菌に対する治療選択肢がさらに狭まりつつあります。Avycaz/Zavicefta、Zerbaxa、Vabomereといった抗生剤の発売にもかかわらず、さらに効果的な治療選択肢が求められているため、薬剤耐性感染症、特に死亡率の高い感染症を罹患した患者に対する効果的な治療には商業的機会があります。しかしながら市場はジェネリック化がかなり進んでいるうえ、コスト抑制策等によって商業的成功には限度がありそうです。

キーポイント

  • グラム陰性桿菌市場における原動力と抑制要因とは?
  • 予測期間中、市場にはどのような変化が予想されるか?
  • 抗生剤耐性増加の問題と新たなジェネリック薬の参入のインパクトは?
  • 各グラム陰性感染症の規模、各抗生剤クラスにおける病原菌種の耐性発現率はそれぞれどの程度か?
  • メルクのimipenem/cilastatin/relebactam、Achaogenのplazomicin、Tetraphaseのeravacycline、塩野義のセフィデロコル等、開発段階の薬剤は、現在のニーズにどう対応できるか?
  • 感染症専門医が最も有望と考えるのはどの薬剤か?
  • 既存薬と競合するために、新たな薬剤にはどの特性における改善が求められるか?