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実験医学増刊 Vol.37 No.2 腸内細菌叢 健康と疾患を制御するエコシステム

タイトル:実験医学増刊 Vol.37 No.2 腸内細菌叢 健康と疾患を制御するエコシステム
著者:大野博司(編集)
出版社:羊土社

がん・老化・情動まで、ヒトの生理と病理は全て細菌叢が知っている!細菌叢の乱れが関連するメカニズムから、食品・便移植など介入による制御、メタゲノム解析の新手法まで。

【目次】

概論-拡大・深化する常在細菌叢研究
第1章 常在細菌叢の基礎と解析技術
1.ロングリードシークエンサーを用いたヒトマイクロバイオーム解析の新展開
2.メタゲノムデータの情報解析とデータベース
3.de novoアセンブリの新技術とメタゲノムへの応用
4.マイクロバイオームの数理モデル
5.マイクロバイオームの1細胞解析技術の現状
第2章 常在細菌叢と生理・病理
Ⅰ 免疫・腫瘍免疫の制御
1.腸管上皮細胞の粘膜バリアによる腸内細菌制御
2.腸管IgAによる腸内細菌制御
3.共生細菌が制御する自然リンパ球と疾患誘導
4.T細胞を誘導する腸内常在菌とがん免疫への関与
5.腸内細菌叢とがん免疫応答
Ⅱ 炎症・免疫関連疾患
6.炎症性腸疾患(IBD)と腸内細菌叢
7.糞便微生物移植は腸内環境改善の最適解か?
8.腸内細菌と自己免疫疾患
9.アレルギー疾患と腸内細菌叢
10.菌叢,病原微生物のクオラムセンシングと皮膚炎惹起
11.口-腸-全身軸に基づく歯周病と全身疾患の関係
Ⅲ 全身恒常性の制御
12.宿主代謝制御と腸内細菌叢
13.自己免疫疾患としての1型糖尿病と腸内細菌との関連
14.老化と腸内細菌
Ⅳ 精神・神経系の制御,救急医療
15.腸内細菌叢や免疫系が情動に及ぼす影響
16.幼少期環境による中枢発達にかかわる腸内細菌叢の役割
17.パーキンソン病と腸内細菌叢
18.多発性硬化症における腸内細菌の影響
19. 救急・集中治療領域の腸内細菌叢と腸管内治療
第3章 世界と日本の研究動向
1.ヒトマイクロバイオーム研究の産業への応用
2.IHMC(国際ヒト細菌叢コンソーシアム)と世界細菌叢デー
3.NIH(米国国立衛生研究所)でのヒト細菌叢研究の概要
4.EU(欧州連合)におけるヒト細菌叢研究の資金調達と動向
5.中国におけるヒト細菌叢研究の動向