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実験医学 2019年2月 Vol.37 No.3 時間生物学からサーカディアン・メディシンへ〜24-hour societyに挑む概日リズム研究のステージチェンジ

タイトル:実験医学 2019年2月 Vol.37 No.3 時間生物学からサーカディアン・メディシンへ〜24-hour societyに挑む概日リズム研究のステージチェンジ
著者:八木田 和弘 (その他)
出版社:羊土社

深夜勤務をはじめとする都市機能の24時間化は,どのような健康問題を生じさせ,どう対処すれば軽減することができるのか?「体内時計の分子メカニズム」に「疫学」の視点を加え,実現可能な解決策を模索する研究をご紹介!

【目次】
<特集>時間生物学からサーカディアン・メディシンへ〜24-hour societyに挑む概日リズム研究のステージチェンジ
企画/八木田和弘

概論―リアル・ワールドと向き合う体内時計・概日リズム研究の未来

24時間社会の課題
交替制勤務の健康影響
リアルワールドの光曝露とその健康影響:疫学研究からの知見
社会的ジェットラグ

概日リズム撹乱と健康問題の因果性に挑む
リバース・トランスレーショナル研究としてのマウスコホート
哺乳類概日時計の周期長決定要因を探る
環境時刻と概日リズムとの調和による不妊解消戦略
概日リズムが制御する免疫応答の日内変動と炎症疾患

【フォーラム】概日リズム研究と社会
脳小血管病と概日リズム障害
体内時計を標的とした創薬
光あれ―概日リズム治療でひきこもりから脱出できるか
24時間社会に潜む睡眠関連健康問題

<連載>
News & Hot Paper Digest
がんは,バトンタッチで再発するー基底細胞がん研究から得られた新知見
乳幼児期の腸内細菌叢が,免疫疾患である1型糖尿病の発症に関与する
ゲノム編集における非相同末端結合の利用
新規がん治療薬開発に力を入れるGSK社,低分子STINGアゴニストの研究結果を報告

カレントトピックス
ロイコトリエンB4第一受容体は滲出型加齢黄斑変性症の新規治療標的となる
自然免疫を担うインターフェロン経路における「転写記憶」の発見とその制御機構解明
メトフォルミンの血糖降下作用は肝エネルギー低下に起因した糖新生の抑制による
潰瘍面から直接的に上皮化を誘導する新規皮膚潰瘍治療法の開発
マウス多能性幹細胞から機能的唾液腺オルガノイドを作製

クローズアップ実験法
光でヒト内在性タンパク質の局在を自在に操作する技術とその応用例

ブレークスルーを狙うバイオテクノロジー
DNAイベントレコーダーによって細胞の過去の状態を知る

Update Review
ゲノム合成の潮流

研究アイデアのビジュアル表現術
気をつけるとぐっとよくなるポイント

研究室のナレッジマネジメント
知識創造の理論と実践(その2)

ラボレポート留学編
よいチームでよいサイエンスーPerelman School of Medicine, University of Pennsylvania ほか