2020年 国内承認取得数ランキング…トップは11承認の小野薬品、新規成分はノバルティスが6つで最多

【   2021/02/15】 2020年に国内で承認された新薬(新医薬品)をAnswersNewsが企業別に集計したところ、承認数が最も多かったのは11の承認を取得した小野薬品工業でした。2位は承認数9のノバルティスファーマで、新規有効成分で最多となる6成分の承認を取得しました。

中外や武田など、上位はグローバル大手が中心

医薬品医療機器総合機構(PMDA)が年度別にまとめている「新医薬品の承認品目一覧」をもとに、2020年1月~12月に承認された新薬を「新規有効成分」と「その他(適応拡大や新投与経路など)」に分けて集計。新医療用配合剤は新規有効成分としてカウントし、再生医療等製品は除外しています。

【2020年 国内新薬承認取得数ランキング(~16位)】(再生医療等製品は除く。新配合剤は新規有効成分としてカウント)(主な承認製品の*は適応拡大など)(順位/社名/(承認数)合計/(承認数)新規有効成分/(承認数)その他/主な承認製品): 1/小野薬品工業/11/2/9/オンジェンティス |2/ノバルティスファーマ/9/6/3/ベオビュ |3/中外製薬/8/1/7/エンスプリング |4/武田薬品工業/7/4/3/ゼジューラ |5/アストラゼネカ/6/1/5/ロケルマ |6/MSD/5/3/2/ノクサフィル |6/日本イーライリリー/5/0/5/ルムジェブ* |6/ヤンセンファーマ/5/0/5/ステラーラ* |9/サノフィ/4/2/2/サークリサ |9/エーザイ/4/1/3/デエビゴ |9/グラクソ・スミスクライン/4/1/3/ダーブロック |9/ブリストル・マイヤーズスクイブ/4/0/4/ヤーボイ* |13/アッヴィ/3/1/2/リンヴォック |13/大塚製薬/3/0/3/サムスカ* |13/ファイザー/3/0/3/イブランス* |16/ギリアド・サイエンシズ/2/2/0/ベクルリー |16/日本たばこ産業/2/2/0/コレクチム |16/第一三共/2/1/1/エンハーツ |16/大日本住友製薬/2/1/1/ラツーダ |16/帝人ファーマ/2/1/1/ゼオマイン |16/日本新薬/2/1/1/ビルテプソ |16/バイエル薬品/2/1/1/ニュベクオ |16/アステラス製薬/2/0/2/イクスタンジ* |16/杏林製薬/2/0/2/ラスビック* |16/CSLベーリング/2/0/2/ピリヴィジェン* |16/全薬工業/2/0/2/リツキサン*

【2020年 国内新薬承認取得数ランキング(27位)】(再生医療等製品は除く。新配合剤は新規有効成分としてカウント)(主な承認製品の*は適応拡大など)(順位/社名/(承認数)合計/(承認数)新規有効成分/(承認数)その他/主な承認製品): |27/ヴィーブヘルスケア/1/1/0/ドウベイト |27/科研製薬/1/1/0/エクロック |27/サンファーマ/1/1/0/イルミア |27/ステラファーマ/1/1/0/ステボロニン |27/千寿製薬/1/1/0/アイラミド |27/田辺三菱製薬/1/1/0/バフセオ |27/ノーベルファーマ/1/1/0/メラトベル |27/富士薬品/1/1/0/ユリス |27/ムンディファーマ/1/1/0/アネレム |27/メルクバイオファーマ/1/1/0/テプミトコ |27/楽天メディカルジャパン/1/1/0/アキャルックス|27/あすか製薬/1/0/1/チラーヂン* |27/アルフレッサファーマ/1/0/1/モディオダール* |27/アレクシオンファーマ/1/0/1/ユルトミリス* |27/協和キリン/1/0/1/ルミセフ* |27/塩野義製薬/1/0/1/ゾフルーザ* |27/シオノギファーマ/1/0/1/オキシコンチン* |27/ノボ ノルディスクファーマ/1/0/1/リベルサス* |27/日本セルヴィエ/1/0/1/オニバイド* |27/日本臓器製薬/1/0/1/ツートラム* |27/日本ベーリンガーインゲルハイム/1/0/1/オフェブ* |27/久光製薬/1/0/1/フェントステープ* |27/フェリング・ファーマ/1/0/1/プロウペス* |27/持田製薬/1/0/1/ディナゲスト* |27/ユーシービージャパン/1/0/1/ビムパット* |※PMDAの「新医薬品の承認品目一覧」をもとに集計 |※後発医薬品とバイオシミラーは除く |※その他は、新効能、新剤形、新用量、新投与経路など

20年に新医薬品の承認を取得した51社のうち、承認数が最も多かったのは小野薬品工業でした。パーキンソン病治療薬「オンジェンティス」と抗がん剤「ベレキシブル」が新規有効成分として承認。免疫チェックポイント阻害薬「オプジーボ」は、食道がんと高頻度マイクロサテライト不安定性(MSI-High)の結腸・直腸がんに適応拡大しました。

2位は、承認数9となったノバルティスファーマ。新規有効成分としては、20年3月に加齢性黄斑変性症治療薬「ベオビュ」が、20年6月に▽気管支喘息治療薬「アテキュラ」▽同「エナジア」▽慢性心不全治療薬「エンレスト」▽MET遺伝子変異陽性の非小細胞肺がん治療薬「タブレクタ」▽多発性硬化症治療薬「メーゼント」――の5つが承認されました。今回の集計には含めていませんが、再生医療等製品として脊髄性筋萎縮症向けの遺伝子治療薬「ゾルゲンスマ」の承認も取得しています。

3位は中外製薬で、新規有効成分の視神経脊髄炎スペクトラム障害治療薬「エンスプリング」が承認されたほか、適応拡大なども合わせて計8つの承認を取得。武田薬品工業が承認数7で続き、新規有効成分ではノバルティスに次ぐ4つの承認を取得しました。5位は承認数6のアストラゼネカ。9位までに入った上位12社のうち、小野と武田、エーザイ以外の9社はすべて外資系企業でした。

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