医療従事者から接種開始
政府は2月中旬から新型コロナウイルスワクチンの接種を始めたい考えです。菅義偉首相は2月2日の記者会見で「有効性・安全性を確認した上で、2月中旬に接種をスタートしたい」と述べ、それまで「2月下旬」としてきた接種開始を前倒しする考えを示しました。
国内では昨年12月、米ファイザーが独ビオンテックと共同開発したmRNAワクチンを申請しました。国は、海外で行われた数万人規模の臨床第3相(P3)試験と、国内で200人を対象に行ったP1/2試験の結果をもとに、安全性と有効性を審査し、2月中旬に承認の可否を判断する見込みです。